毛渡橋 15:44
道路に出ると早くに停まっていた車がそのままです。
アイゼンを脱ぎ楽になりました。
あんなに賑わっていたのに車は、他に二台だけ。明るいうちに降りられ一安心。
赤城さん、お誘いありがとうございました。
長い山行記録を此処まで読んでくれた方にも感謝です。
棒立山を降る
棒立山の下は急坂でもこれだけトレースが有れば危険は無いでしょう。
赤城さん、快調に降りて行きます。
右の急斜面は、登山時赤城さんのトレースが付いています。
あんなに綺麗に輝いた霧氷はすっかり落ちてしまい、冬枯れの木立から差し込む落日が眩しい。
下山途中、タカマタギから見たグループに追いつき話を聞くと前橋ハイキングクラブの椛澤さん達でした。「群馬の県境を歩く」という本を出版されました。
棒立山 13:51
棒立山に着きました。もちろん誰もいません。
赤城さんがスポッとはまり込んだ足跡は、きれいに埋まっていました。
残雪期、登山道も無い山にこれほどまでに人が集中するとは思いませんでした。インターネットの効果でしょうか、年ごとに人が多くなるかも知れません。
本日見たのは、50人以上。なんで?
この美しさだもの、わかりますよね。
P 1058 14:33
P 1058まで降りてきたら一安心と思いきや、ここからが大変。
気温の上昇で緩くなった雪ですっぽり膝上まで埋まります。
これが片っ端から続くので嫌になって来ちゃう。
おまけに、アイゼンで左足のスパッツを破り雪で靴の中がびっしょりぐちょぐちょ。
赤城さんは、もろともせずどんどん降りて行きます。
私はもうくたくた、ただ惰性で進むだけ。
だんだんトレースが少なくなって来ました。
本当に道は合っているのか?
登った所と同じはずだが、記憶もあいまい。
しかしナビによると間違ってはいません。
取付点 15:44
取付点の急斜面は、尻セードの跡もある。
私はそんな余裕はありません。
気温が上がった林道も穴だらけで歩き難い平標新道からの合流を過ぎるとスキーのトレースも有りました。
しかし、同じ所を歩いても踏み込んでしまいます。
鉄道と高速を上に見て、此処までも遠かったな。
後ろのグループも手こずっているのに違いない。
でも後で調べると30分遅れで下山したと言う。
鉄塔 15:23
鉄塔までがほんと遠かった。
今日は、久しぶりに歩きすぎました。
お天気に釣られ調子が良かったが、やはり自分の実力を身につまされました。
あれ、朝は咲いていなかったマンサクは黄色い花を付けている。
やっと春が来ました。