棒立山への急登
棒立山に近付くと、霧氷を楽しむ余裕が全くなくなるほどの急登となる。
アイゼン・カンジキ・スノーシューと人それぞれで50度近い勾配を登って行く。
それぞれ苦労するので、後ろからも登山者が追いつき競争のようである。
赤城さんそっちは急で危ないよ!
霧氷の林を行く
棒立山までは、霧氷の林の中を登って行くので足が止まり、カメラから手が離れません。いやー綺麗!きれい!
もう言葉は要りません。
足元にも霧氷が散らばりこちらも見事。
この景色にも足を止めず淡々と登る人もいる。
棒立山
鉄塔 6:37
急坂を登ると杉林になり斜面も緩くなった。
送電線の鉄塔で一休みする人達は、カンジキ・スノーシューの面々で履きかえる事が無かったので早く登れたようである。
先行者が、アイゼンに交換している脇をスルーしていく。
朝日が登ると、白く霧氷が付いた棒立山が引き立って見えてきた。
綺麗なので赤城さんすかさずシャッターを切る。
だんだん雪面が緩くなり、体重を支えきれない私はカンジキに変えてみた。
雪道に入る
毛渡橋を戻り西方向の雪道に入り込む。
此処は、谷川縦走後に平標新道を降り土樽まで歩いたコースである。
舗装道路のはずだが、2m以上積もった雪で全く様子が変わっていた。
関越道と上越線の下を抜け、平標新道入り口を左に見て右の杉林を進む。
スノーシューやカンジキを付けたタカマタギ登山者を続々と追い越し進んで行く。
残雪期には、人気の山なのだろう。一体何人今日は登っているのだろう。
これならトレースもバッチリで道に迷う事はないであろう。
P 1040 7:51
P 1040という小ピークで先行者が休んでいる。
後ろからやって来たワカンを付けた単独の方は、後から調べると「Mountain Walk」のmasaさんでありました。
土樽駅に車を止め、日白山、東谷山を経由し二居集落まで縦走し戻ったそうだ。
尾根取付点 6:20
多くの人が立ち止まり身支度をしている。
どうやら此処から尾根に取り付きタカマタギを目指すようだ。
上を見るとかなりの急坂である。
つぼ足だった私達もアイゼンを付け急坂にへばりつき登り始める。
毛渡橋 5:56
関越道湯沢ICから土樽方向へ向かう。
主要道の除雪は行き届いていても枝道は、2mもの雪で埋もれたままだ。
6時前なので登山者は居ないと思いきや、毛渡橋前後の路肩には、何台もの車が止まっていました。