越路避難小屋 9:27
縦走者が泊ったと言う越路避難小屋。
ここが一番綺麗です。
ただし水場は、近くに有りません。
だらだらと長い登りが、万太郎山まで続きます。
東俣ノ頭は、北側に巻きます。
吾策新道分岐 10:46
吾策新道方向もガスの真っただ中、これでは綺麗な紅葉も見えません。
私は一人、谷川岳へ縦走です。
少し降るとガスが切れ視界が開けて来ました。
悪天候に悩まされましたが、こちらに来て正解でした。
万太郎山 10:30
山頂直下の草原を登り山頂へ出ると先客が3人。
1人は、西黒尾根から縦走して来たと言い。残りの2人は、吾策新道から。
周りは、ガスで全く視界ゼロ、そして強風。この天気で先を諦め皆さん吾策新道を降りて行きました。
食事をして私も心が折れそうですした。
万太郎山へ
新潟、群馬どちら側も草原の絨毯である。この辺り、初夏にハクサンイチゲの大群落が出現する場所で有る。
道は痩せ尾根に変わり、例年なら紅葉がとても鮮やかな場所ですが、やはり台風で殆どの葉が飛んでいました。
毛渡乗越 9:27
毛渡乗越の標識は、ずっと倒れたままだ。
右の川古温泉方向の道は、くねくねと谷へ続いている。
点線コースのこの道は、沢登りの方達の下山ルートなのだ。
赤谷川の山ヒルもそろそろいなくなるかな。
毛渡乗越へ
どんどん下り鞍部に辿り着く。
右下の赤谷本谷に大きな滝壺が見えた。
毛渡乗越には、まだ小ピークを越えて行く。
谷川縦走コースの最深部で人が最も少ないところである。
V字谷の向こうに大源太山も見えました。
エビス大黒を降る
エビス大黒から毛渡乗越へ320m降下。
南から湧きあがるガスは、しだいに濃くなって行く。
紅葉は、9月16日の18号台風で葉が殆ど吹き飛んでしまった。
そのためナナカマドは、赤い実だけが残っていた。
エビス大黒ノ頭 8:38
再びエビス大黒に向け登り返す。
大きな岩を越えて行くと金山沢に続くV字型の深い谷間が覗く。
エビス大黒ノ頭は、山と呼ばれても良いと思うほどに堂々たるものだ。
だだ奥山で人の住む場所から見えないため山と呼ばれなかったのか。
不遇である。
エビス大黒避難小屋 8:13
エビス大黒避難小屋に向かいどんどん高度を下げて行く。
吹き付ける風が枯れ草をはためかせる。
ここは狭い小屋ですね。
景色は最高でも体感温度は、どんどん低下して行く。
風さえ止めば最高なのだが・・・
万太郎山
笠ヶ岳