爺ヶ岳-針ノ木岳 1
爺ヶ岳-針ノ木岳山歩き 4  H.27 07-26(日)
雷鳥と遭遇

 振り返ると一日歩いた縦走路がぐるりと見える。下にはミヤマキンポウゲの大群落が広がる。
声を頼りに残雪の方を向くと、ライチョウのヒナが出たり入ったりしている。
その先の谷側にも別の親子がチングルマを啄んでいる。
爺ヶ岳-針ノ木岳 2
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爺ヶ岳-針ノ木岳 3
爺ヶ岳  標高2,669.9m
(赤城さん同行)
天気:晴れ
山頂気温:13.1℃
針ノ木岳  標高2,820.7m
(赤城さん同行)
天気:晴れ
山頂気温:18.5℃
大沢小屋  18:08

 夕暮れが近いのでショートカット予定は、痛恨のルートミスで雪渓下部まで戻り左岸に渡り夏道と合流。
山の中を歩き大沢小屋に到着。
草むらに隠れた地図に載っていない作業道ルートを探す。


針ノ木峠より下山
針ノ木峠
スバリ岳より針ノ木岳へ H.27 7月26日
タカネシオガマ
立山

剱岳

 
タカネヤズハハコ
イワキョウ
岩小屋沢岳
針ノ木岳より針ノ木峠へ

クモマスミレ
冷池山荘
イワベンケイ
コマクサ
針ノ木岳を降る

 まずは、ガレ場のスバリ岳を急降下。
今回のコースは、針ノ木岳に近付くにつれどんどんガレ場に変化して行きます。
爺ヶ岳方向を見るとかなり離れているはずの冷池山荘・種池山荘が並んで見えるから不思議です。
右岸へ渡る

 大沢小屋から微かな踏み跡や不明瞭なリボンを辿り進んで行くが、どうしても右岸に渡る場所が無い。
再び戻って行くと堰堤下部に橋を発見。
梯子とロープの仮設だが何とか渡れて一安心。
雪渓から此処へ直接到達する予定でしたが上手く行きませんでした。
丸太を束ねた橋は、下流に流されていました。
その後、この橋が架かったようでした。
 堰堤を越える階段は、安全に出来ていてここからは、苦労しなくて良さそうです。
針ノ木雪渓下部  17:16

 雪渓が終わる手前で夏道で左の夏道に入る訳なのだが、そのまま右岸を歩き堰堤作業道に合流しようと作戦を実行。
アイゼンを外し歩いて行くと堰堤に出ました。堰堤を越えたとしてもかなり藪で立木も生い茂る。水量が多く左岸にも渡れないので引き返す。
大沢小屋  18:08

 夕暮れが近いのでショートカット予定は、痛恨のルートミスで雪渓下部まで戻り左岸に渡り夏道と合流。
山の中を歩き大沢小屋に到着。
草むらに隠れた地図に載っていない作業道ルートを探す。
針ノ木岳
針ノ木岳
針ノ木岳  15:25

 針ノ木岳は、小屋泊りのグループが休んで写真を撮っていただけ。
私達の後からも数人やって来るはずなのにまだまだ見えません。
眼下に黒部湖が横たわり、感動の写真ですが、もうバテバテ。
早く降らないと暗くなってしまいます。

別山

獅子岳
鬼岳
龍王岳

越中沢岳

鳶山

鷲岳

黒部湖
針ノ木岳より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
シコタンソウ
針ノ木岳へ

 こちら側から見ると針ノ木岳は、まるで摩天楼の様である。
ジグザグのガレ場を登って行くと、小さなお花畑がありました。
タカネシオガマ・イワオオギ・ミヤマダイコンソウ・シコタンソウが固まって生えています。アップにするとシコタンソウが綺麗。
ミヤマダイコンソウ
イワオオギ
扇沢駐車場   18:56

 けっこう長く歩き砂利道の林道から舗装道路に出ました。
扇沢駐車場へ無事到着。
暗くなる前に着いたけれど予想より時間が掛かってしまいました。
ライチョウを撮影したり道に迷わなかった1時間早く着いたであろう。
この後も北アルプスに嵌りそうな予感もする。
鳴沢岳
赤沢岳
スバリ岳
爺ヶ岳
鹿島槍ヶ岳
タカネミミナグサ
種池山荘
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針ノ木岳の地図

爺ヶ岳-針ノ木岳 1
爺ヶ岳-針ノ木岳 2
爺ヶ岳-針ノ木岳 3
ミヤマキンポウゲ
ミヤマオダマキ
針ノ木雪渓を降る

 急な夏道をジグザグに降って行く。
脇に雪渓もあるが、アイゼンだけでは歩けないほど急である。
ベンガラでマークして有る雪渓を横断して岩場の右岸を降り、針ノ木雪渓上部が見えた。
ここでアイゼンを装着、滑らず快調に降りスピードも上がる。
マーキングの代わりに鯉のぼりが立っていてコース取りの目安となる。
先行く3人は、アイゼンが無いようで恐る恐る歩いている。
雪の上なので涼しくたちまち下山し、暗くなる前に雪渓を通過出来ました。

針ノ木峠  16:18

 心残りの蓮華岳を正面に見ながら針ノ木峠に降って行く。
まだ日が長いとは言え、谷間は暗くなるのが早いのだ。
明るいうちに雪渓を過ぎねばなるまい。

鞍部へ

 まずは、ガレ場のスバリ岳を急降下。
今回のコースは、針ノ木岳に近付くにつれどんどんガレ場に変化して行きます。
爺ヶ岳方向を見るとかなり離れているはずの冷池山荘・種池山荘が並んで見えるから不思議です。
鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳
蓮華岳
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