西黒尾根を振り返る
巌剛新道に降りて来ても紅葉はもう一つです。
谷川山頂は、ガスが掛かり始めどんどん下って来るようです。
西黒尾根の岩場に目を移すと下山者が続々とやって来る。
見ているとやはりおぼつかない人もいる。
正面に目を向けると笠ヶ岳から白毛門が見て取れる。
白毛門には、まだ人が残っていた。
一ノ倉沢まで車が入らなくなったため、巌剛新道を利用する方は少なくなったようだ。
西黒尾根へ
下りは、最短距離の西黒尾根から巌剛新道を降る事にする。
天神尾根を降ると、沢山の下山者で大渋滞とロープウェイ待ちが出来るだろう。
そのせいか西黒尾根を降る人も大変多い。
「初心者下山不向き」と看板に書かれていても、慣れていない人達も多数下山しているようだ。
事故が無ければ良いが・・・。それにゆっくりなので暗くなるまでに降りられるかな?
第一見晴 15:15
ブナの実が沢山散らばっている。
今年は何処も豊作のようです。
第一見晴の標柱は、昨年から無くなっている。
マチガ沢からひょっこりヘルメットを被った方が現れてびっくり。
上からマチガ沢を降りて来たのか?
ザンゲ岩
ライオンのたてがみのようなザンゲ岩が見える。
この時間、まだまだ西黒尾根を登って来る登山者は、なんと半袖です。
気温は7℃を下回っているのに強い!
梯子と鎖場
女性の下山者が戸惑っていた。
鎖と梯子が連続する一番の難所なのです。
私達は、先に失礼させて戴き先を進む。
その先も沢が崩れた所も有り気が抜けない。
巌剛新道分岐 14:19
どう見ても初心者の方が沢山降りて行く。
この先には、鎖場も有るのにね。
私達は人の少ない巌剛新道を使います。
こちらの方が距離が短いのです。
ああー今年はとうとう西黒尾根を下から登らずじまいで有りました。
岩場を降る
山ガールの方は、尻もちをつきながら降りて行く。この先もっと大変なのに大丈夫でしょうか?
赤城さんも氷河の跡を慎重に降ります。
あれ!違う方向に女性達が降りて行きます。綺麗な景色に見惚れてマチガ沢方向へ。正規ルートは、もっと右ですよ。