難所を登る
今までこのコースは、鎖もロープ無かったのだが、一番危ないと思われる所にロープと鎖が付けられたので少し安心して登る事が出来るようになりました。
それでも一般コースに比べればだいぶ危険が伴います。
残雪期に此処を登った事が、三度有りますが危ない思いをしました。
堅炭尾根へ
案内がてら若い人を追い越し、堅炭尾根へと取付いた。
急登が苦手なまきまきさんも付いて来る。
これから堅炭尾根へ登るまでが、一番大変な所です。
堅炭尾根取付 8:11
沢を左に回り込み登って行く。
一番迷いやすい場所には、黄色いペンキが有ります。
此処からが、芝倉沢から堅炭尾根取付となります。
芝倉沢を登る
最初は沢の左を登りすぐに右側に渡る。
草刈された踏跡は、沢を高巻いて行く。
残雪期は、雪渓の上を真っ直ぐ歩けるので夏道の方が大変である。
シシウドの白い花が季節を夏に逆戻りさせ、これから紅葉を見に登るとは思えない光景だ。
もたもたしていると後続の若者2人に抜かされてしまった。
先に行く1人はコース取りを間違え下に降りてしまい動けなくなって戻って来ました。
その後若者は、左に行くが私達はこのまま右を登る。
どうやら今年は、草刈が左に誘導している。
幽ノ沢 6:41
一ノ倉沢からからは、殆ど登山者も歩かない道で、旧道は一ノ倉尾根をぐるりと巻く。美しいブナ林を眺めながら古い道を歩く。
苔むした石垣が、米を運搬する荷車がが行き交う頃を偲ばせる。
幽ノ沢が、朝日に輝く。一ノ倉沢からは一段落ちるが、こちらも絶壁だ。
一ノ倉沢 6:07
マチガ沢駐車場には、ベンチが並べられていた。
一ノ倉沢へ歩いているとクライマー達が足早に追い越して行った。
一ノ倉沢では、カメラマンが朝日を待ち構える。クライマー達は、岩登りの準備を終え沢を遡る。
西黒尾根登山口 5:29
この季節まだまだ暗いので熊が怖くて鈴を鳴らしながら歩いて行く。
ロープウェイは、7時からなので西黒尾根から谷川岳を登る人が多いのでしょう。
道路脇にはベンチが設置されています。
谷川慰霊碑 5:05
一ノ倉沢駐車場まで車が入れないので谷川慰霊碑横に止める。
早くからヘッドランプを点け歩いている人も多い。
私達も同じように舗装路を歩き出し、指導センターに寄り登山届を投函する。
芝倉沢 7:23
一ノ倉沢からからは、殆ど登山者も歩かない道で、旧道は一ノ倉尾根をぐるりと巻く。美しいブナ林を眺めながら古い道を歩く。
苔むした石垣が、米を運搬する荷車がが行き交う頃を偲ばせる。
幽ノ沢が、朝日に輝く。一ノ倉沢からは一段落ちるが、こちらも絶壁だ。
堅炭尾根へ登り上げると素晴らしい景色が待っていました。
左に堅炭岩が聳え立ち、下には湯檜曽川がキラキラ光りながら流れる。これから登る尾根の向こうに谷川岳が、チョンと覘き、振り返ると朝日岳から白毛門が対岸に連なる。此処から見る武能岳も尖ってカッコいいな。