阿能川岳を後に  12:36

 阿能川岳には、こんなに沢山の足跡が残っていました。
山頂には名残惜しいが、あとはまた来年来ようね。
赤城さんが、あちこち写真を撮りながら歩いている。
前方には、だいぶ張り出しが少なくなった雪庇が光り輝いていた。
 歩きながら左下を見ると、谷川PAが真下にある。
転がり落ちれば、あそこまで行きそうな気配だ。
右を見ると、阿能川岳へ登り上げる手前の雪庇をバックに俎ーが大きく広がっている。
あそこの上を登って来たのだな。
三岩岳までは、楽な下りです。
 仏岩ポケットパークの駐車場まで、3時間と読んだが、問題はこれからの雪質だ。
既に踏み込みが、だいぶ大ききくなってきた。

川古温泉駐車場 16:22

 あおちゅうさんの車に戻り予定終了。
楽しかったが、長い歩きでした。
山はこれから春本番、雪解けをゆっくり待ちましょう。
仏岩駐車場 16:07

 無事到着。
赤城さんの車に乗り、川古温泉を目指す。
下山

 藪を降り、幾らか迷ってトンネル上を通過を恐れていたが、ヨシガ沢に合流して自動車の姿が見えた。
最後に私の大失敗、雪が無くなり安心したのが間違いの元でした。
登山路の無い山の降りは、慎重に行動しましょう。
下山

 雪もほとんど消え、トレースが無くなった。
私が先頭で、送電線の巡視路を進み、ヨシガ山頂を巻くつもりだったが、進路が厳しいので尾根に登り上げる。
鉄塔   14:56

 鍋クウシ山から少し降ると、たちまち鉄塔が見えてきた。。
地肌が見えてきたのでアイゼンを脱ぎました。
鍋クウシ山 14:40

 雪庇の先が、鍋クウシ山だ。
ここまで、2時間ほど、後1時間で帰れるかな。
天子山  14:11

 岩峰を過ぎ、東へ尾根が張っているのが天子山だろう。
今日歩いた山々は、全て山名板が付いていないのだ。
今度は、作ってくるかな。
岩峰  13:59

 最後の難所黒桧の生えた岩峰だ。
さて今回は雪の量が違う、どうしようかな?
今までは、ピークを越えずに西を巻いたが、雪が解け落ちていてこの上を越えて行くしかない。
困難と思われた上の進路も、雪が少なくなればそれほど危険を感じなかった。
さすが、あおちゅうさんのコース取りは、的確である。
赤城山も通過して、難所はこれでおしまいです。
 後は雪庇と踏み込みに注意しながら下山するだけでした。
三岩山から天子山へ

 難所は、まだまだ続きます。
雪庇が危険な場所は、藪の中へ迂回します。
凍った溝   13:31

 凍った溝通過する時、赤城さんの足がつった。
赤城さんは、用心のためロープを持っていたので、私が木に固定し無事登ってこられました
たった2・3mなのに、ツルツルの岩場で手がかりが少なく、慣れない人は大変です。
三岩山から天子山へ

 赤城さんもだいぶ苦労しているようです。
「そこは雪庇」とお互い声をかけながら注意して進む。
小さな雪庇でも、落ちれば大変ですよ。
三岩山から天子山へ

 三岩山-天子山間の下りが、今回一番緊張の連続でした。
何より前回の3月21日より。だいぶ解けて雪質が悪い。
おまけに今日も暖かいものだから、ズボズボ油断すると踏み込んでしまう。
あおちゅうさんの方が、私より軽いので先頭を行ってもらう。
三岩山   13:05

 三岩山も、見晴らしが良い山だ。
此処までは楽だったが、これから難所が幾つも続く。
注意を促し、さあ降りましょう。
 途中スノーシューを背負った単独の登山者が1人登って来た。
本日であった人は、1名だけでした。
谷川PAを見下ろす
輝く雪庇

阿能川岳の地図

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阿能川岳西面の雪庇
天子山から鍋クウシ山へ

 難所を過ぎ、雪の尾根を下るだけだが、ズボズボはまり落ちてしまう。
前よりずっと歩きにくいな。
小出俣山-阿能川岳山歩き-3 H21 04-07

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小出俣山-阿能川岳山歩き1へ
山域別記録
日付順山行記録
小出俣山-阿能川岳山歩き2へ
小出俣山 標高 1,749.1m
(あおちゅうさん・赤城さん同行)
天気:快晴   山頂気温:12.8℃
阿能川岳 標高 1,611.3m
(あおちゅうさん・赤城さん同行)
天気:快晴   山頂気温:10.7℃
雪崩跡

 溝を登た場所は、狭いが小ピークです。
カメラを小出俣山に向けると雪崩跡がずっと下の左俣下流まで駆け下っていた。
見えない部分も含めると、3km程度の距離だろうか?
ずっと先には、千曲平なのだが、もし林道をあのまま登り詰めていたなら、雪崩跡に遭遇したかも知れない。
今年は雪が少ないが、最近急に気温が上昇したので雪崩に巻き込まれての遭難があるかもしれない。

 そろそろ残雪の雪山歩きは、おしまいのようである。

阿能川岳下山 H21 4月 7日
下山

 ヨシガ沢を渡り、750mのトンネルを歩く。
タイムロスは、あまり無かったが、一時不安がよぎりました。
あおちゅうさんの的確なルート決めに脱帽しました。
下山

 尾根に登ったが、雪がすっかり消えいつもとまったく違う事に気付いた。
赤谷越への尾根と思っていたが、西側の尾根に紛れ込んでしまったようだ。
あおちゅうさんがコースを決め、トンネル出口を目指す事にした。
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