白馬三山歩き 3  H.27 08-05(水)
白馬三山 1
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白馬三山 2
白馬岳 標高2,932.3m
(単独行)
天気:曇り
山頂気温:15.2℃
杓子岳 標高2,812m
(単独行)
天気:曇り
山頂気温:21.0℃
鑓ヶ岳  標高2,903.2m
(単独行)
天気:曇り
山頂気温:17.7℃
ハクサンイチゲ
ミヤマキンポウゲ
杓子岳より白馬鑓ヶ岳へ H.27 8月 5日
白馬鑓ヶ岳より鑓温泉へ
白馬鑓ヶ岳
巻道合流  10:50

 先行のおばさま2人を追い越してガラガラ道を降って行く。
ほんの少し周り道をすれば良いのに此処を踏まず巻道を行く人がほとんどである。
今日は、景色が期待できないのでことさらなのでしょうか?
小日向のコル  15:06

 小日向のコル手前で学生さんのグループに出合いました。
けっこう道も上下に動かされる、もうかなり歩いたのでうんざりですね。
咲き終わった水芭蕉が有り、小日向山が先に見えたのでやっと小日向のコルです。
幾つも沢を越える

 道は、湯ノ入沢を大きく迂回して行きます。
雨も止み子連れのグループに出合う。
登山はしないで鑓温泉泊りだと言っていた。
道がぐるりと周って来たので鑓温泉が見えて来ました。
ニッコウキスゲ
鎖場入口
鎖場

 事故が有った鎖場への入口には、「この先鎖場、ストックはザックに付けて両手を使えるようにしましょう」と書かれた注意書きがある。
 先に行く団体さんで大渋滞。
急な鎖場なのにザックを持つ人や傘を差す人まででいるのでどうにかしている。
わがもの顔で道を譲る気配も全く有りません。
ハクサンコザクラ
ハクサンフウロ
ハクサンイチゲ
天狗ノ頭

白馬鑓ヶ岳へ

 小ピークを一旦登り、その先が白馬鑓ヶ岳だ。
毛虫がコマクサを食べている。
綺麗な蝶にになるのかな?
最後の一登りも周りが見えないので意気消沈気味です。
鑓温泉登山口  16:06

 道は緩い下り坂に変化し、確実に出口に近付いている。
ただし周りは笹藪でどの程度歩いたのか良く判らない。
ナビを見ながら進むと人が見えました。
やっと出口。
湿原から急坂を降る

 小日向のコル先は、キスゲやキンコウカの咲く湿原になっていました。
 その先は、ジグザグにどんどん下る。
沢の流水を一口飲み一息つく。
だいぶ疲れた様子の先行者を追い越す。
この雨がたたったのだろうな。
小日向のコル
鑓温泉へ

 団体さんは、鑓温泉泊りでしょう。
どうしても咲きに行かしてくれないので藪に入り込み急降下。
 ベンガラの筋の出来た鑓温泉手前の雪渓は、崩壊が激しく秋道に誘導されます。
雪渓を横断

 雷が鳴って来ました。
一旦雪渓に登り横断して行きます。
登山者に出合い下界の様子を聞くと雨は降っていないと言う。
もう一度広い雪渓を一旦下流に大きく迂回して行きます。
これは落石を避けるためのようです。
鑓温泉より猿倉登山口へ
鑓温泉  13:27

 鑓温泉は、雨宿りの人と泊りの客でごった返しています。
私は日帰りなので、本降りの雨でも休まず下山しなくてはなりません。
露天風呂に入っている人を横目に大量の湯の流れ込む雪渓の横を降って行く。
大出原

 大出原は、百花繚乱。もういろんな花が咲き乱れています。
天気が良ければもっとはっきり写せるのに遠くの花は霞んでほんのりとしか判りません。
 おまけに雨も降って来た。
雨具を着こんでザックカバーも付ける。
クルマユリ
ハクサンコザクラ
大出原へ降る

 ガレ道をどんどん降って行きます。
大出原への道は、お花畑となっていました。
ミヤマキンポウゲ・ハクサンイチゲが群落でハクサンコザクラやもイワカガミも隙間に少し咲いています。
チングルマ(穂)
ミヤマキンポウゲ
白馬鑓ヶ岳
鑓温泉分岐  11:59

 白馬鑓ヶ岳からダラダラと下山。
振り返っても鑓ヶ岳山頂は、見えず。
天狗ノ頭もガスに隠れている。
下山口にも数人休んでいました。
下を見るとコマクサの花園です。
暑かったせいか花も元気が有りませんね。
白馬鑓ヶ岳  11:28

 白馬鑓ヶ岳も山頂を巻く事が出来ますが、ここは絶対登らねば。
山頂では、10人程度休んでいた。
後からやって来た優しそうな女性は、蓮華温泉から登って天狗山荘泊りで明日は、不帰嶮を越え唐松岳へ行く予定で五竜岳へも出来れば行きたいと言っていた。
凄い!凄い!
コマクサ
花咲く鞍部

 鞍部から西側の礫面をみるとコマクサが隙間無しに咲いている。
トウヤクリンドウは、今が旬。シコタンソウは盛りを過ぎた所か、ウルップソウの咲き残りを一株発見。
かなりの急坂坂を学生さんらしきグループが、恐る恐る降って来ました。
白馬三山 1
白馬三山 2
ホソバツメクサ

白馬岳の地図


トウヤクリンドウ
ハクサンイチゲ
コマクサ
チングルマ
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←猿倉荘     16:14
→猿倉駐車場  16:16

 道作業道から分かれ少し降ると猿倉荘。
やっと戻って来ました。
駐車場は、7割方入っています。
 明日は仕事なので、これから下道を4時間弱掛けて返らねばなりません。
また来年来ましょう、白馬岳。
今度は、晴れると良いな。
オタカラコウ
チングルマ
シコタンソウ

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