Jバンドへ
あんな所、本当に登れるのだろうか?
いったい何処に道が有るのだろうと思うほど切り立った崖なのです。
マルバダケブキやヒメシャジンが綺麗に咲くが、花どころでは有りません。
Jバンド分岐 12:27
Jバンド分岐まで降りて来て、これからV字型にコースを取るとJバンドに至るはずである。
カラマツ林を抜けると賽ノ河原と言う場所を進む。
右に富士山型の前掛山、正面には西部劇に出て来そうな岩山が立ちはだかる。
前掛山を降る
12時過ぎても登って来る人が多い。
正面外輪山の右端がJバンドに行くには、分岐まで戻るしか道は無いが、どこかにショートカットコースが出来ていても良さそうである。
踏み跡を見つけながら降るが、見当が付きません。
3たび立入禁止告示板 12:04
これから向かうJバンド‐黒斑山方向を確かめ告示板まで降りて来た。
「法律により罰せられます。」と書かれていても火口が直ぐそこにあり、煙も殆ど無ければ行く人も多いと思います。
しかし火口の縁は崩れやすく火山ガス濃いのでよろけて落ちれば一貫の終わりです。
これこそ本当の自己責任、個人の判断です。
黒斑山
篭ノ登山
浅○山を降る
前掛山の人と火口に立つ人の数を比べると4割程度の人は、此処まで登って来るだろうか。子供や弱い人は見かけませんが女性もだいぶ居ました。
殆どの人は此処から覗いただけでかえります。
山頂へ
南周りで東側の最高地点まで行って見ましょう。
浅間本体は見えたので此処まで来たが、火口の霧がまだ完全に晴れてくれません。
途中測量用のミラーが設置してあり火山活動を監視している。
たまにやって来る硫化水素のガスで息苦しくなります。
浅○山最高点 11:27
東側の最高地点には、誰が立ったのか小さな山頂標識が有りました。
長野側からこちらまで来る人は、大変少なく前掛山で一緒だった方とあとから来た単独の方だけでした。
お鉢めぐりは、北側の道が悪いのと火山ガスが多そうなので元に戻りましょう。。
前掛山を後に
今まで何も見えなかった浅間方向もガスが晴れて来たぞ!
黒斑山もぼんやり見えてきました。
となると次の目標は、浅○山に行ってみたい。
Jバンド 13:01
オーバーハングの岩の下を通過し、本Jバンドに登り上げ到着。
かなりきつい岩場の道でした。
名前の付いた岩の裏で御夫婦がお食事中。此処は、鋸岳と言うのでもう少し北の端まで行ってみましょうか。
下を見ると登って来る人が居ました。
前掛山
Jバンド
火口監視カメラ
自火口が良く見える場所に監視カメラが設置してありました。
鎧の様なソーラーパネルの先にカメラ本体が有り、機材は下のシェルターの中にあるようです。
監視カメラ写真
浅○山西縁 11:05
自己責任を取れる人の多い事。
老若男女いろんな人が登っている。
前掛山まで来た人の1/3以上は、火口を覗いて帰るみたいだ。
浅○山西縁に立つが、まだガスが抜けきらないので火口が良く分かりません。
再び立入禁止告示板 10:55
ガスが切れますと浅○山に向かっている人が沢山。
禁を犯しロープを跨ぐのは、少し躊躇しましたが、全て自己責任。増して私は単独なので誰も助けてくれません。
風向きと火山ガスの噴出量を見極め、踏み出します。