マルバダケブキの群落
湯ノ平口
トーミの頭
前掛山と剣ヶ峰
前掛山-浅○山-蛇骨岳-黒斑山歩き 1    H.25 08-04(日)
浅間外輪山 2
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山域別記録
日付順山行記録
浅間外輪山 3
前掛山 標高2,524m
(単独行)
天気:ガス
山頂気温:14.3℃

浅○山 標高2,568m
(単独行)
天気:小雨
山頂気温:16.0℃

高峰山
見晴岳
水ノ塔山
篭ノ登山
鋸岳 標高2254m
(単独行)
天気:曇り
山頂気温:18.8℃

黒斑山 標高2,404m
(単独行)
天気:ガス
山頂気温:16.0℃

前掛山へ

 カラマツの木は、どんどん小さくなり代わりにオンタデの花が多くなる。
道は火山特有の噴石がゴロゴロしている。
でも登山道は、沢山歩かれているせいか砂が寄って歩き易い。
もうこの時間でも下山者が多く、話を聞くとガスで全く見えないと言う。

ヒメシャジン

トーミの頭  7:50

 ヒメシャジン咲く急坂を坂を登りトーミの頭に到着。
此処からは、湯ノ平高原と前掛山がドーンと広がり素晴らしい景色、でも山頂だけが深いガスに包まれている。
恐る恐る下を見ると草すべりの急坂が、ジグザグに走っていた。ずっと先に火山館で休憩中の人も見えました。
 先に着いた若い御夫婦が面白そうに撮影中。

槍ヶ鞘  7:34

 槍ヶ鞘から東の見晴らしから見ると前掛山はガスに巻かれていました。
追い越して行った身軽な女性は、もうトーミの頭に近付いている。
 中コースはだいぶ歩かれていそうで、こちらは帰りのコースと致しましょう。

避難小屋  7:31

 天気が良ければ北アルプスも見えるはず、でも雲海だけで遠くは判りません。
樹林帯を登るとシェルター状の避難小屋は、出入り口が筒抜けでした。

浅間外輪山 3
浅間外輪山 2

前掛山の地図

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高峰高原ビジターセンター

車坂峠登山口  6:31

 嬬恋村から砂利道を走り、高峰高原ビジターセンターに車を止める。
北側には、ニッコウキスゲで黄色く染まっているが、見物は後回しにしよう。
沢山の登山者
は、黒斑山や高峰山に行くのだろう。「噴火警戒レベルは、1です。前掛山までは登山が出来ます。」と書かれているので前掛山に行ってみたい。

山歩き行程 (写真を撮りながら、登ったので参考です)
高峰高原登山口-1時間19分分-トーミの頭軽食撮影10分-49分-湯ノ平口-15分-前掛山登山口-50分-告示板-21分-前掛山昼食撮影28分
-12分-告示板-10分-浅○山西縁-22分-浅○山東縁(最高点)-26分-浅○山西縁-12分-告示板-22分-前掛山登山口-34分-Jバンド
鋸岳撮影23分-23分-仙人岳-14分-蛇骨岳-29分-
黒斑山頂-18分-中コース分岐-43分-避難小屋-54分-高峰高原登山口
全工程 9時間00分
昼食休憩1時間1分含む

ミヤマシシウド
バイケイソウ
前掛山と草すべり
トーミの頭より湯ノ平口へ
草すべりを降る
草すべり分岐

国土地理院地形図を使用しました。

前掛山  10:15

 火口の縁を歩いているようだが、本体は東側に有ります。
人が沢山いる半月状の中ほどが、前掛山頂となる。
 シャツを3枚着てもまだ涼しい。
帽子は、飛ばされそうなので脱いでしまった。
 折角ここまで来て景色が見えないのは悔しいな。
端っこに寒そうに屈み込んだ青年が、チャーハンおにぎりを食べていた。
私も同じものを持って来たので一緒に食事をしながら天候の回復を待つ。
すこし待つとガスが薄くなったり濃くなったりと変化が表れて来た。
引きかえす人も多いが、じっと待つ。

前掛山へ

 浅間山には、3つの外輪山が有り西から黒斑山系、前掛山、浅間山本体となる。
真ん中の前掛山を目指します。
ところがなかなか霧が晴れません。
下からどんどん湧き上がり気温が低下して風も強い。

山頂の人影
前掛山頂
端っこにいた青年
この先立入禁止

立入禁止告示板  9:54

 ガスの中に入り込み周囲が見えなくなりました。
立入禁止告示板には、この先警戒区域と書かれている。でも上から人の声がするが・・・。右の前掛山へ向かいましょう。
 少し先にシェルターが2基ある。
これだけ多くのの登山者では、いざ噴火の時に入り切れないだろうな。

立入禁止
シェルター

Jバンド分岐  9:04

 カラマツ林を行くとJバンド分岐にザックが一つ。一体何処へ行っているのだろうか。
これからは、左に大きく巻きながら前掛山を登って行くのだ。
後ろからトレランの人が、早いスピードで追い抜いて行く。

湯ノ平口  8:49

 緩やかな谷を越えるとカラマツ林の中にマルバダケブキの群落が数か所有りました。
 湯ノ平口にも表示板があり、登山は自己責任と噴火時の下山は小諸口へと書かれていた。
前掛山へは、こちらの浅間山荘方向から登る人が多い。

草すべりの先

 草すべりを降り切るともう花は少なくなりカラマツ林となる。
大きな岩は、トーミの頭から落ちて来た物だろう。
上部に亀裂も入っていたので、地震でもあれば危険である。

湯ノ平口より前掛山へ

湯ノ平口よりトーミの頭を振り返る

草すべりを降る

 よくぞこんな急傾斜地をジグザグに道を作ったと思います。
花の種類も多く、写真を撮っている間にみんな追い抜かれ誰も居なくなってしまった。ヒメシャジン・タイツリオオギ・タカネナデシコ・ヤマハハコ・シモツケソウ・クルマユリ・グンナイフウロ・バイケイソウ・マルバダケブキ・ミヤマホツツジ・ウメバチソウ等沢山。

クルマユリ
アザミ
緩い谷を越える

草すべり分岐  8:01

 今回は、黒斑山に向かわず、草すべりを降りて行きます。
ここは噂に違わずとてつもない急坂で草が生え土が着いているのが不思議なくらいです。
でもいろいろな花が咲き楽しい所です。


急坂
黒斑山をバックに
火山館
草すべり

表コースを行く

 表コースを歩き出すと、まあ花の多い事。
ニッコウキスゲ・ヒメシャジン・ノリウツギ・マツムシソウ・ハクサンオミナエシ・シモツケソウ・クルマユリ・イブキジャコウソウ・トリアシショウマ・マルバダケブキ・シラタマノキ・ヤマハハコ・アザミ・イチヤクソウ・ウスユキソウ等数えれればきりが無い。

ハクサンオミナエシ
シモツケソウ
トリアシショウマ
車坂峠よりトーミの頭へ 平成25年 8月 4日


山行図

 この所猛暑は少しおさまっているが低山では、夏場は暑くてたまらない。
少なくとも2,000m以上の山に行かなければ涼しい山歩きは出来ないだろう。
今年の1月5日に、「まきまきさん」と黒斑山に登った。雪を被った浅間が目前に迫り迫力満点の景色が忘れられない。
草すべりの花も見てみたい。前掛山も行って見たいし、その奥も気になる・・・
ずっとレベル1を保ったままなので、自己責任と致しましょう。

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