ヒノキのウロ 6:12
エゾハルゼミの鳴き声を聞きながらヒノキのウロまで58分、ペースが遅いのはカメラとレンズが重いのである。
機材が4kg、水分が3kg食料その他でザックは、15kg程度かな。
急登の上に暑いので直ぐシャツ1枚になった。下部のイワウチワやシャクナゲは、終了だ。
笠ヶ岳 9:11
山頂北側にシャクナゲ発見。丁度見頃でけっこう咲いています。
以前は、この下の大倉尾根に道があったそうで私の高校時代の先生達が切り開いたと聞きました。
今はもうハイマツとシャクナゲの藪で進む事も困難です。
一ノ倉沢方向を見ると交通規制中の駐車場には、関係者の車が1台、ハイカーが3人、テントが2張り、閑散としています。
遅れて三脚を背負ったカメラマンが到着。
ハイマツと格闘してシャクナゲを撮影。
私は藪に突入は諦め、軽食を終え先に行く。
先週 6月 2日に芝倉沢から一ノ倉岳-谷川岳と歩いた。 今度は湯檜曽川対岸から歩いてみたい。
馬蹄形縦走は、早起きしないと無理だし月曜の仕事にも差し支えるので、以前歩いた蓬峠を土樽に下りましょう。
まだ、稜線のシャクナゲは残っているだろうか。ホソバヒナウスユキソウは、咲き出したかな?
土合 東黒沢登山口 5:14
土合駐車場に車が15台程度、みんな何処へ行っただろうか。
支度をしているうちに2人通り過ぎて行く。
もうアイゼン・ピッケルは要らないだろう。
暑くなりそうなので水分は、余計持って行こう。
馬蹄形概念図を見て、無理だろうな!
笠ヶ岳へ
ここもシャクナゲ撮影ポイントは、時期を逸していました。
写真を撮っていると私より年配の方が、さっさと追い越して行き唖然!
残雪期この辺りは、急で吹きだまりになり苦労して登った事を思い出す。
笠ヶ岳へ
白毛門北側の雪田から見た笠ヶ岳が好きだ。
他の場所は、殆ど雪解けが進みショウジョウバカマやイワナシが咲く。
咲いたばかりの真っ白いタムシバが、美しい。あれ、マンサクが咲いている。
白毛門山へ
タムシバの花付きが良く当たり年だ。
足元には、イナエバキスミレ・イワナシ・タテヤマリンドウ・ミツバオウレン・アカモノ等の花が咲く。
山頂直下の急傾斜地は、荒れ方が酷く登山道に岩が多く転げ落ちている。
岩の目が下向きなのでこれから益々崩れるだろう。
ああ、山頂手前のシャクナゲも終わっていた。
白毛門山頂 7:52
追い越した若者は、直ぐにやって来て元気そうである。時間が早いので笠ヶ岳も薦めてみた。おにぎりとパンで小休止。山々の写真を撮る。何とか富士山がやっと見えます。谷川岳は無人でも一ノ倉岳と七ッ小屋山には人が見えたので小屋泊りの人でしょう。
馬蹄形だろうか、笠ヶ岳の山頂と手前に計7人もいる。
松ノ木沢の頭 6:58
2人追い越し岩場の鎖を登り、松ノ木沢の頭に到着。お目当てのシャクナゲは、しぼんでいた。今年は、遅く雪が積もり春が遅かったけどもう追いついたみたいだ。
仕方がない、天気が良いのでまあいいか。
先週歩いた一ノ倉沢や芝倉沢が良く見え、感慨深くなる。