谷川岳-一ノ倉岳-茂倉岳 山歩き1 H.27 04-12(日)
天狗の留り場 8:27
雪の状態が良いとはいえ、夏と同じようなペースで登るのだから疲れも出る。
広い緩やかな雪原は、ゲレンデの様相です。
肩ノ小屋が見えるまでの最後の急登は、
そしていつものように大きな道標をカメラに収める。
谷川岳 (単独行)
トマノ耳標高1,963.2m
オキノ耳標高1,977m
天気:晴れ
山頂気温:3.6℃
トマノ耳へ
赤旗を背負った高校山岳部らしき方々が山頂から降りて来た。
肩ノ小屋の屋根と道標も雪や氷が無くなり、稜線の雪庇も後退し始めた。
天神尾根を登る
避難小屋からは、かなりの急坂で夏ならロープの有る場所だ。
スキーを担いだ方は、黙々と登って行く。
午後から用事が有るそうなので急ぐのかもしれない。
亀裂も有るので滑るには、注意が必要だろう。もう左右ともグサグサです。
天神尾根
熊穴沢ノ頭は、いつものように右へ巻く。
厳冬期と違いしっかりしたトレースが出来ているのでもう安心である。
スキーを担いだ方に先頭を譲りあとから付いて行く。
先頭と言ってもラッセルは無いので変わらない。
熊穴沢ノ頭避難小屋 8:03
避難小屋の屋根は出ていて、穴が掘って有るので中にも入れます。
下山のグループが、降りて来た。
昨日は、雨だったが今朝の日の出は素晴らしかったと言っていた。
背中のカンジキは、本日無用だったかもしれないな。
危険個所
尾根を歩く冬道は、右側にトラバースする近道と変化していた。
危険個所は、雪が消え既に露岩となり、ロープが出ていた。
スキーを担いだ方は、ノーアイゼンなので難儀をしている。
たっぷり雪が積もっていた方が安全なのだ。
ゲレンデ脇を登る
皆様準備の中、一足先に登り出す。
先行者も数人いましたが、直ぐに追い越します。
このゲレンデ脇の急坂が、山頂までで最もきついのではなかろうか。
雪庇見たいな所を越えると谷川岳が見えました。テントが一張り、良い景色です。
←谷川ベースプラザ 6:55
→天神平 7:27
ベースプラザでは、「MINAKMI VIBES]と言うイベントがあるようでとても混んでいました。片道\1,230円のチケットを買い並ぶと、幸い2番目のゴンドラに乗れたので早いうちに歩き出せそうだ。
天神平でアイゼンを付けダブルストックで出発。
昨年も同じ時期に同じコースを歩いている。
雪もだいぶ融けたようなので私でも縦走出来る時期になったようだ。
天気は良さそうである。朝一番のロープウェイに乗れば前回と同じように土樽3:24の電車に間に合うかもしれない。
あとはコースの状況によっては、天神尾根に戻る事も考えておこう。
西黒尾根は、私の技術ではこの季節無理でしょう。
天神ザンゲ岩 8:48
大きな割れ目が走っているので、天神ザンゲ岩を大きく右に巻く。
下山者は、朝一番で登ったテント泊の人達だろうか。
写真を撮っているうちに後続者に追い越されてしまった。
縦走するので肩ノ小屋は、パスしましょう。
土合駅 6:32
土合駅の駐車スペースは、満車でしたが奥に一台分だけ空いていたので即駐車。
一応雪山装備をみんな持ちます。
土合橋付近には、白毛門登山口の駐車場が雪で使えないので路上駐車が多数ある。
谷川岳トマノ耳より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
一ノ倉岳 (単独行)
標高1,974.2m
天気:曇り
山頂気温:7.8℃
茂倉岳 (単独行)
標高1,977.9m
天気:曇り
山頂気温:4.4℃
トマノ耳 9:08
昨年の同時期に縦走した時と同タイム。
このぶんなら茂倉岳から3:24の電車に乗って戻れるだろう。
トマノ耳にザックを置いてオキノ耳に向かった人達もいました。
天気は、少し雲が出たが尾瀬の山や上越の山は、はっきり見えました。
土合駅-23分-谷川ベースプラザ待ち時間11分ロープウェイ-15分-天神平-42分-熊穴沢避難小屋-1時間5分-トマノ耳撮影10分-38分-
オキノ耳昼食撮影26分-1時間13分-一ノ倉岳-20分-茂倉岳-1時間9分-矢場ノ頭軽食休憩7分-56分-土樽登山口-34分-土樽駅
電車待ち44分(15:25=電車10分=15:35)土合駅
天神平-土樽間 全歩行工程 7時間20分休憩43分含む
熊穴沢避難小屋よりトマノ耳へ
国土地理院2万5千分1地図に加筆
谷川岳登山(天神平より) H.27 4月12日