牛首を越える
牛首は、淵となっているので河原は歩けない。
高巻いた鎖場には、ダイモンジソウが多く咲いていました。
一旦河原に降り、また岩のヘツリを進みます。
赤城さんも変化に富んだコースに戸惑い気味です。
以前は、俎ー山稜南側の沢を攻める岩登りの人たちで賑わったそうですが、現在はあまり人も通わず静まりかえって天神尾根の喧騒が嘘のようです。
おまけに今日は、月曜日なので他に登山者はいないでしょう。
中ゴー尾根の紅葉
中ゴー尾根を登って行くと色付きがどんどん濃くなり、素晴らしい紅葉が次々と現れました。
特に俎ーと組合せた紅葉が素晴らしい。
ホント来て良かったなあ!
至福の時が、このまま止りますように。
1039地点 8:17
急坂をやっと登れば沢から見えた尖がったところへ着いた。堪らず一休み。
眺めは、最高!幕岩やこれから歩く中ゴー尾根が良く見える。
紅葉は、これから先が良いみたい。
心配した台風の影響も少なく葉も残っていそうだ。
二俣 7:36
道標を兼ねた慰霊碑がある二俣に着いた。右がいわお新道で熊穴沢避難小屋へ続く。
少し休んで此処は真っ直ぐヒツゴー沢沿いを進んで行く。
沢の水は、殆ど見えなくて黄色いペンキを頼りに歩く。
左に幕岩、真ん中の尖った所が中ゴー尾根、あそこを登るのである。
中ゴー尾根に取付く
中ゴー尾根入口の道標を見ると、二度目ながら気合が入る。
初っ端からとんでもなく急登である。
それでも危ない所には、ロープがあるので安心だ。
此処まで沢沿いの平坦な道を来たものだから
戸惑ってしまいます。
赤城さん提供
河原を行く
登山道は、河原から右へ登るようですが、このまま谷川沿いを進んで見ましょう。
少し先へ行くと右の大岩が進路を塞ぐので登山道へ戻ります。
そしてまた河原に出ると目の前に俎ーが衝立の様に立ちはだかります。
紅葉に日が当たり美しい事。
土砂崩れ箇所
川沿いを進んで行くと土砂崩れ箇所が有りました。
どうやピンクテープの方向に進み、土砂崩れ箇所を乗り越えて行くようです。
大きなブナの木もなぎ倒されていました。
ダルマ岩 6:58
大きな岩の右に行くといわれを書いた木片が落ちていた。
もう痛んで分かり難くなっていました。
河原に出て反対側から写すとダルマ岩に見えました。
牛首 6:42
幾つもの朽ち落ちそうな橋を渡り、不気味な感じで谷川の右を歩いて行く。
登山道は、突然牛首で川原に降り立つ。
谷川が、岩で狭められて牛首と名が付いたようだ。
増水していれば此処で引き返すしかない。
右の岩の上に登り、橋やロープを頼りに進む。
赤城さん提供
谷川登山口 5:53
赤城さんの車を慰霊碑の所にデポして私の車で谷川温泉を抜けて、東大寮跡手前の広場に車を止める。
天神尾根の賑やかさと比べ、こちらから登る人は、殆どいません。
登山口上には、谷川温泉の源泉から漏れたお湯が流れ出ている。