田尻尾根を降る
思いの他田尻尾根も紅葉が進んでいました。
此処は、正規な登山道では無いそうです。
でも踏み跡もしっかりして歩き易い道です。
尾根を降ると作業道兼、スキーコースに飛び出る。
上には、ゴンドラが行き来し手を振ってみるが反応は無い。
正面に見える白毛門も紅葉が良さそうだ。
田尻尾根下山口 13:53
こちらを降る人は、殆どいません。
赤城さんと相談の上、まだ時間があるので田尻尾根で下山しましょうと話がまとまった。
お金を払ってロープウェイ待ちでは、嫌ですものね。
天神尾根
さすがに天神尾根、人が沢山います。これから登って来る人は、小屋泊まりでしょうね。
赤城さんが、「管理人さんが沢山ご馳走を運んで行ったよ」と報告していました。
明日は、晴れるといいですね。
来週あたりは、天神平まで紅葉前線が下りそうなのでロープウェイは大混雑となるでしょう。
熊穴沢ノ頭避難小屋 13:17
避難小屋の中も休憩する人が沢山いました。。
避難小屋にいわお新道のヒルの事が書いて有り、下山口には、牛首-二俣間の崩落の注意書きがぶら下がっていた。
谷川温泉の登山口には、無かったようだったがな。
天狗の留まり場 12:52
皆さん晴れていなくて残念そうです。
天神尾根の紅葉は、中ゴー尾根の素晴らしい錦絵を見た私達にとっては物足りません。こちらの方が高い位置にあるので落ちた葉が多いようです。
小屋管理人の森田さんが、沢山の荷物を背負って登って来ました。
肩ノ小屋を後に
小屋の周辺には沢山の登山者が休んでいる。
ガスで天候も良くなりそうも無い。
今日は、朝の晴れ間にだまされて登って来た人ばかりでしょう。
これほど急激に荒れるとは思いもよりませんでした。
トマノ耳 12:19
トマノ耳は、入れ替わり立ち代り人が来るが混んではいません。
じっとしていられないのだ。
山頂西側に、忘れかけたようにモミジが残る。他はみんな吹き飛んでしまったようだ。
雨は止みました、でもオキノ耳は、パスして早く下山しましょう。
谷川稜線
中ゴー尾根とオジカ沢ノ頭方向を振り返って見てもガスで真っ白。
気温は、どんどん下がり新潟からの強風で吹き飛びそうである。
歩いて行くと枯れ草の中に、ハクサンフウロの草紅葉発見、あれー!ハクサンイチゲの返り咲きも二株有りました。
中ゴー尾根分岐 11:20
最後は、草刈された斜面を登ると縦走路にポンと出る。
きつかった中ゴー尾根もあっけなく終了。
稜線は、とても風が強いぞ。
新潟側は、荒れた天気である。
さあこの先どうしようか?
赤城さん提供
中ゴー尾根終了
きつかった中ゴー尾根も最後は、緩やかになります。
天神尾根を登られて谷川温泉目当てで降る初心者もいるようですが、とんでもなく急坂で痛い目にあいます。
さて大変風が強くなり、天気が悪化し始めたようである。上の方はガスが巻いて来たぞ。
天神尾根の登山者
中ゴー尾根も中盤まで登ると右から声が聞こえて来る。
天神尾根を登る登山者でした。
「綺麗な紅葉だ」と言っているのかな?
「こちらの方は、数倍も美しいのですよ。」
と言ってやりたいな。
望遠レンズの威力は、凄いです。
谷川慰霊碑 13:53
作業道は、大雨で思いの他荒れていた。
こんなとこで休んでいる観光客がいた。
ロープウェイで帰りは、歩いたそうです。
慰霊碑横には、他に車が3台、30分弱掛けて谷川温泉奥まで車を回収に行く。
今日の後半は、天気が悪かったので少し不満足だが、中ゴー尾根の紅葉は素晴らしかったのでした。
肩ノ小屋 11:44
小屋外の温度計は、6℃を指している。
堪らず小屋の中の休憩室へ。
わー大混雑、殆ど女性ばかりです。
階段の下で縮こまりながら何とか食事を摂る。
さすがに100名山、月曜でも登山者は、大勢押しかけるのか。
肩ノ小屋へ
冷たい風がびゅーびゅー吹き付ける。
おまけに雨まで混じって来たぞ!
こんな事も予想したのか、赤城さんも私も冬装備を用意してきました。
ガスの中からボーっと小屋が見えて来て人の声が聞こえて来ました。
赤城さん提供
赤城さん提供
中ゴー尾根上部
中ゴー尾根は、痩せ尾根です。
特段危険と思われませんが、西黒尾根を登る程度の山に慣れた方向きでしょう。
低木の紅葉から上部は、草紅葉に変わって来た。
やはり風当たりの良い所は、葉が吹き飛んでいた。
紅葉に埋もれる中ゴー尾根
「赤城さん、この上で休憩しましょう。」
もう座り込んで動きません。
錦の彩の絶景は、カメラでは表現出来ないほどです。
この景色、見た人で無くては判らないだろうな。
鮮やか過ぎるようですが、本当です。