蓬峠 14:22
黄色い蓬ヒュッテのはずが、色を塗り替えられていました。
管理人さんが、代わったせいかな?以前のイメージがあるので意外な感じです。
遠くの山や辺りを見回しても、誰もいる気配がありません。
稜線を後に蓬峠から下って水場に急ぎましょう。
谷川岳-一ノ倉岳-茂倉岳-武能岳山歩き 2 H22 09-05
谷川岳 (単独行)
トマノ耳標高1,963.2m
天気:晴れ
山頂気温:26.7℃
谷川岳 (単独行)
オキノ耳標高1,977m
天気:晴れ
山頂気温:31.5℃
一ノ倉岳 (単独行)
標高1,974.2m
天気:晴れ
蓬峠から白樺避難小屋へ
ノゾキから茂倉岳へ H22 9月 5日
一ノ倉沢 17:30
新道降り口には、熊目撃情報の紙が案内柱に吊るしてありました。
今年は、熊が沢山出るみたいです。
やっと一ノ倉沢に到着、見物客が数人いるだけで静かな駐車場です。
久しぶりに沢山歩いたので、疲れました。
幽ノ沢 17:11
旧態整然とした石組みを眺めながら旧道を歩き、枯れ沢の幽ノ沢を渡り、一ノ倉尾根をぐるっと回り込む。
山の東側なので薄暗くなるのも早く、足早に通り過ぎて行く。
芝倉沢 16:34
コンクリートで固められた芝倉沢を渡ると沢の右岸が紅葉の時期に登って見たい中芝新道である。
枝沢がこれまた崩壊していて一旦降りて行く。
この後は、道路状況も良くなり、普通の林道歩きとなります。
旧道を行く
気持ちの良いブナの林を抜けたり、沢が崩壊していたりと道路状況は、ころころと変わる。
それにしても等高線状にぐるりと沢を回り込むものだから、工程はとんでもなく遠いのだ。
飽きるほど歩いてやっと芝倉沢が見えてきた。
武能沢
旧道の最初は良いのであるが、たちまち難路となり、武能沢は道が崩壊している。
5mほど下り、ロープを伝ってまた上りあげる。
昔は、橋が架かって馬車が行き来していたのかな?
旧国道とは名ばかりで、それにしても道が悪い。
旧道分岐 15:18
林の合間から一ノ倉岳が見え、中芝新道が左に取り付いている。あそこを下れば今頃車に戻っていたなと後悔してみる。
。
旧道を行くか新道にするか迷い、以前旧道を歩き、あまりに荒れていたのでびっくりしたが、怖いもの見たさでまた旧道を行くことにした。
白樺避難小屋から旧道を歩く
白樺避難小屋 15:13
清水峠からの旧国道と合流すると、白樺避難小屋が現れる。
マッチ箱に屋根をかけた様なJR東日本が管理する小さな小屋です。
武能岳より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
茂倉岳から武能岳へ
茂倉岳より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
茂倉岳 11:51
一ノ倉岳から茂倉岳へは、ごくわずかな道程である。
ここから茂倉新道を経て土樽に行く道と馬蹄形縦走路との分岐でもある。
山頂には、茂倉新道を詳解した登山者とご婦人方が3人いました。
4人が茂倉新道を降って行くと、代わりに馬蹄形縦走の登山者が武能岳方向から登って来ました。清水峠に泊り2日かけてやって来たと言う。暑くてへばったのでロープウェイで降りると言っていたのが、時間が早いので、一応西黒尾根を勧めておきました。
さて私は、5時間半かけて一ノ倉沢駐車場に戻らねば。
一ノ倉岳西側より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
一ノ倉岳山頂 11:29
山頂で地図を広げている登山者が一人。
茂倉岳まで行って戻ると言う、私が茂倉新道を降り土樽駅から鉄道で戻るコースもあるとアドバイスすると共感して、そのようにして見ると言い先行して行きました。
山頂の西側でいつものように、パノラマ写真を撮り私も通過して行きます。
蓬峠を下る
途中岩の露出した滑り易い場所もあるが、緩やかな坂を下り、小沢も渡ったりする。
左の稜線鞍部に清水峠の小屋が見えました。気温は、25℃まで下がり暑さは和らいで来ました。
笹平 13:15
茂倉岳−武能岳間の鞍部は、笹平と地図にありますが、笹が多い訳ではありません。
日帰り馬蹄形縦走の方が、続いて2人すれ違いました。30℃以上あるこの暑い中、大変な根性です。
私も以前行いましたが、気力・体力共に消耗戦となります。
今度は、武能岳へのきつい登りが待っていました。
武能岳 (単独行)
標高1,759.6m
天気:晴れ
山頂気温:33.0℃
水場 14:32
蓬峠からV字に折れ、水場に直行。
8分程歩き、僅かに水が流れる小沢で喉を潤す。
この所の晴天続きで水量は、だいぶ減っていた。
これからは、どこでも沢の水が飲めるので水の水心配は要らなくなりそうだ。
武能岳 13:37
武能岳は、さすがに誰もいません。気温は、33℃まで上がってしまいました。
暑さで疲れたので、おにぎりを食べ最後の水のペットボトル1本飲み干してしまう。
これからは、下り専門だし、蓬峠下には水場もある。
この時期に、真夏の暑さを体験するとは考えが浅はかでした。
茂倉岳から武能岳へ降る
茂倉岳から少し笹原を降りるとラクダのこぶの様な岩場があり、西へ巻いて進む。
一ノ倉岳から降りていく中芝新道は、右後ろに見えている。笹刈りは、中程まで済んだと肩ノ小屋の馬場さんが言っていました。
どんどん降ると馬蹄形縦走の方が、最後の正念場を登ってきました。挨拶をして蛇紋岩地帯まで降りるが、花の数が少なく残念である。
一ノ倉岳から茂倉岳へ向かう
一ノ倉岳-茂倉岳間は、残雪が遅くまで残り、笹原の多い縦走路の中でも草原がある所だ。
これから草紅葉が黄金色に輝くだろう。
今は、ハクサンシャジン・オヤマリンドウ・ミヤマトリカブト・ハクサンフウロが咲き、なんと季節外れの返り咲きでハクサンイチゲも多く咲いていたのはびっくりしました。
茂倉岳 (単独行)
標高1,977.9m
天気:晴れ
山頂気温:30.8℃
武能岳から蓬峠へ