矢場ノ頭 15:09
小ピークを一つ越え、矢場ノ頭は直ぐそこだ、。
ここに居たのは、女性数人の登山者でありました。
茂倉岳避難小屋に泊まると言う。
さすがに急降下は疲れ、パンと水分を補給する。
道脇には、ウメバチソウが多く咲いていた。
避難小屋を後に
避難小屋からの下りも紅葉が時折見える。
急いで降るが誰も見えない。
気温は、まだ23℃もあり暑い。
茂倉岳を後に
茂倉岳で奥の院から一緒だった青年と別れ、彼は北へ私は西へ、今日の思い出を胸いっぱいに吸い込みそれぞれの目標に進む。
一ノ倉岳と谷川岳が奇麗だ。
白毛門から見る2つの山と、全く別物のように優しいたおやかな姿を見せていた。
茂倉岳山頂 14:08
茂倉岳手前では、ハクサンイチゲの返り咲が見られました。
山頂では、4人の若者が蓬ヒュッテを目指し、馬蹄形縦走中でした。
武能岳にも人影が見えたので今日の蓬峠は、賑やかになりそうだ。
奥の院へ
オキの耳で周りの山を一通り撮影後、奥の院へ向かう。
山頂より先の方が紅葉が素晴らしい。
赤・エンジ・オレンジ・黄色・黄緑・緑と錦に輝き素晴らしい紅葉のハーモーに彩られる。
奥の院 12:35
オキの耳から奥の院へ進む。山頂からはみ出た人達でここも混雑している。
少し場所があったので、鎖場の手前で腰を下ろし食事とする。
今日は、朝早くなかったの手作りおにぎりとふかしたサツマイモで腹ごしらえ。
カップうどんもあるが、お湯を沸かすゆとりがありません。
土樽駅 16:47
駅には、15:22の電車に間に合わなかった人が、8人ほど居ました。
隣の親子は、小学1年生の男の子と肩ノ小屋脇にテントを張ったそうで、夜景が奇麗だったが、とても寒かったと言っていた。
横浜の自宅に携帯で連絡しようとしたが、繋がらないので私のドコモを貸してあげました。
茂倉新道を降る
矢場ノ頭を過ぎるとまた登山者が1人、一ノ倉沢避難小屋に泊まると言うが、やめて茂倉岳避難小屋良いとアドバイスした。
キタゴヨウ根が張り歩き難い道を下り、高速道路の騒音が聞こえてくると、ブナの林に変化する。
途中出会った親子親子は疲れきっているようでした。
この下山路は、だらだら長くこれでもかと思うほど歩かなければならない。
茂倉岳登山口 16:20
やっと開けた登山口に出ました。広い駐車場には、車が一台。
18:20の最終電車には、余裕で間に合うが暗くなる前に土樽に着ける事が嬉しい。
下山者を2人追い越し、ゆっくり駅に向かう。
茂倉岳避難小屋 14:20
避難小屋の屋根が雪崩のため陥没していました。内部も天井がめくれ、雨漏りも激しいようです。
小屋泊まりで、明日稜線縦走する方が2人遠方より来たそうです。
修理の下見に来た作業員は、1時間程前に降ったそうでその1人は、中ノ岳と駒ヶ岳で会った人である。
一ノ倉岳先
一ノ倉岳山頂は、笹の背が高いので西側の方が見晴が良い。
その先は、草地になって遅くまで雪原が残る場所で草紅葉が色付いている。
遠くの山も良く見え、パノラマ写真をいつも撮っている場所である。
大源太山や清水峠はこれから色付くのだろう。
ノゾキ 13:19
ノゾキから下を見るとクライマーが登坂中でした。
下を見ただけでぞっとする。
奥の院を後に
鎖場を降りてノゾキに向かう。
振り返ると奥の院上も立派な頂に見える。
ここから登山者は、極端に少なくなる。
茂倉岳まで一緒に歩いた青年は、蓬ヒュッテに泊まり、馬蹄形縦走を目指すと言っていた。
これから素晴らしい景色を目にする事だろう。
土樽18:12-土合18:22
最終電車は、だいぶ乗客が居ました。
車掌に手を挙げ、土合までのキップを230円で買う。
土合駅から慰霊碑まで真っ暗な中をヘッドランプを頼りに歩いて戻り、車を回収。
紅葉を満喫出来て大満足の一日でした。
矢場ノ頭へ
山を振り返ると紅葉が点々と彩る。
矢場ノ頭には、人が見え急いで追いつこう。
一ノ倉岳山頂 13:43
一ノ倉岳へ紅葉の中を登る至福の時だ。
素晴らしい紅葉で、説明は何も必要ない。
草刈も以前より良くされており、登りやすい。
頂上では、蓬ヒュッテに泊まり、馬蹄形縦走を目標にした人がここにもいた。
中芝新道を下る人が見えた。どう見ても一般の登山者だが、あの先は難儀な下山路なのだ。