白毛門-笠ヶ岳山歩き-2  H22 12-19(日)
避難小屋に向かう
避難小屋
白毛門山頂
もう一人の登山者
笠ヶ岳より白毛門山へ戻る

笠ヶ岳山頂  13:15

 再び笠ヶ岳山頂に戻ると相変わらず風が強くとても景色を楽しむどころではない。
追い抜いた人も登って来たが、たちまち降りていってしまいました。
レンズを換えて遠くを撮りたかったが、雪が舞い上がって無理であった。

笠ヶ岳を降りて行く

景鶴山

潅木帯を潜る
白毛門山に戻る

白毛門山へ戻る

 後から来た人は、たちまち見えなくなってしまいました。
気温が低くパウダースノーの道は、埋まりやすく歩き難い。
白毛門山北斜面は、霧氷と着雪で綺麗に見えました。

笠ヶ岳 標高1,852.1m
(単独行)
天気:晴れ
山頂気温:-0.9℃

ヒノキのウロ  15:16

 ヒノキのウロ手前で、ゆっくり登っていたご夫婦にまた出会い、再びご挨拶。
奥さんを気遣い慎重に降っているようである。
この時間なら日暮れ前に降りられるだろう。
ヒノキのウロ下でアイゼンを脱ぐ。

木の根で歩き難い道
ぶな林

白毛門山を下る

 白毛門山からは、松ノ木沢ノ頭で休んでいた2人を見る事が出来たが、登山道を見下ろしてもすでに誰も居なくなりました。
この辺りが、最も危険な場所です。私が最終下山者となるので、怪我をしても助ける人はいないので焦らずゆっくりと降りて行こう。
途中、白毛門の象徴とも言えるジジ岩ババ岩を目にし、まだ白髪頭を見た事が無い事に気づく。

平ヶ岳

谷川岳
一ノ倉岳と茂倉岳

下山路

 朝は、雪が積もっていた道も日が当たりだいぶ溶けている。
黒檜や松の林からブナ林に変わると登山口は近い。
日も暮れ少し暗くなって来た。

東黒沢に掛かる橋
駐車場

松ノ木沢ノ頭  14:39

 こちらもしっかり踏み固められていた。
最早誰も居なくなった景色の良い松ノ木沢ノ頭だが、すでに谷川岳は日陰になり絵になる写真が撮れないので、そのまま通過。
 笠ヶ岳であれほど強かった風も此処では無く、気温も4℃まで上がり少し暖かく感じられる。

白毛門大滝を眺める二人
ヒノキのうろ

トマノ耳

オキノ耳

一ノ倉岳

白毛門山  14:03

 冬の日は短く、もう直ぐ冬至なのでずいぶん傾いて来た。東に見える尾瀬の山々が、はっきり見渡せる。1.2℃と気温はまだ低い。
 踏み固められた雪の跡が、今日の賑わいを示しています。
笠ヶ岳には、自分のトレースがくっきり見えました。

至仏山

清水峠

笠ヶ岳より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
巻機山

牛ヶ岳

割引岳

巻機山

白毛門山より笠ヶ岳へ H22 12月19日
白毛門山頂
笠ヶ岳を振り返る
白毛門山を下る

日光白根山

まだら模様の笠ヶ岳
吹き溜まり

笠ヶ岳へ

 前を行く人の足跡を辿りながら夏道を進む。
先に降った人が、昨晩泊った幕営跡がきれいに均してありました。
昨日は吹雪でさぞかし寒かったろうに。
 登山道をアップダウンを繰り返しながら歩いて行く。
先行者は、笠ヶ岳を前にしてお昼を食べていくと言って足を止めた。
見ると私と同じ カジタックス ピッケル EXPERT II を使っているではありませんか。
しかも長さも70cmで同じものでした。
先を失礼して新雪の中を登って行く。
積雪が、80cm〜100cm位の吹き溜まりになると思うように登れない。
膝で固め足を乗せても、もぐってずり落ちてしまい、雪の中でもがいているようだ。

幕営跡
笹も見える登山路と谷川岳

飯士山

蓬峠

蓬峠

七ッ小屋山

大源太山

笠ヶ岳を降る

 
降りは、ストックを伸ばしてと思ったが、中が凍り付いて動きません。
意外と不自由な物だな。

尾瀬の山々
吹き溜まりの道
西日の谷川岳


茂倉岳


土合 東黒沢登山口  16:00

 橋を渡り、駐車場に着くと私の軽トラと後から降りてくる人の車の2台だけ。
 今日は、運良く少ない雪で何とか登る事が出来ましたが、新雪ラッセルだったら完全にアウトです。

冬山に無理は、絶対禁物ですね。

少ない雪で鎖場も露出

ババ岩

松ノ木沢ノ頭

ジジ岩

笠ヶ岳

日光白根山

しっかりとしたトレース
白毛門を振り返る

高倉山

大峰山

吾妻耶山

天神平

武尊山

笠ヶ岳

小笠

小至仏山

燧ヶ岳

苗場山
笠ヶ岳山頂

笠ヶ岳山頂  12:43

 白毛門-笠ヶ岳間は、45分程度で登れる所だが、1時間半以上と2倍も掛かってしまいました。
恐ろしく風が強く山頂の雪も吹き飛んでいる。
 谷川山系から清水峠、巻機山、朝日岳に尾瀬の山も良く見える。
気温は、-0.9℃でも体感温度は-10℃位だろうか非常に寒い。
ここでお昼も食べられないので、避難小屋まで東に降りて行く。

谷川岳

笠ヶ岳避難小屋  12:56

 避難小屋への道は、だれも歩いていないようだ。そして登山道は、吹き溜まりとなり、ものすごく歩き難い。
小屋の前の雪をピッケルで取り除くとドアを開ける事が出来ました。
中に入りホッと一息して小屋にある温度計を覗くと「0℃」である。これでは外の気温と大差は無いが、強風が凌げて天国のようで居心地満点。ドーム型のしっかりした小屋でも風で揺れている。
お湯を注ぎカップうどんを食べようとするが、軟らかくなってこないな。寒くてお湯が直ぐ冷めてしまうのだ。
帰りは苦労すると思えないけれど、日暮れが早いので15分ほどで小屋を出る。笠ヶ岳を見ると雪の風紋が輝いていた。

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白毛門-笠ヶ岳山歩き 1

苗場山

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白毛門山の地図

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武尊山

剣ヶ峰山

先行者のトレースを辿る

武能岳

白毛門山 標高1,720m  
(単独行)
天気:晴れ
山頂気温:2.7℃

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