白毛門山へ
笠ヶ岳を降り、白毛門への緩い登りも雪原なのでスムーズである。
こんな残雪の上ばかり歩くのなら最高に気持も良い。
左を見ると大烏帽子先から雪崩跡が駆け下っていた。
ウツボギ沢のずっと先まで雪で埋まって水面は見えない。
まだまだ山の春は遠い。
白毛門-笠ヶ岳間の稜線は、シャクナゲが咲くので、また一ヶ月後に来て見よう。
朝の天気から見ると、だんだん青空が多くなって来た。
白毛門は、もう近く数人の登山者が見えてきた。
白毛門山 標高1,720m
(単独行)
天気:晴れ
山頂気温:15.3℃ 22.0℃
イワウチワ(岩団扇)
東黒沢登山口 13:19
登山口近くのイワウチワは、満開だ。
川沿いでバーベキューのグループもいた。
気温が、25.6℃まで上がり夏のような日になり、ゴールデンウイーク満喫の登山でした。
笠ヶ岳山頂より朝日岳方向
朝日岳方面より縦走者がやって来た。
この時期、馬蹄形縦走する人も多少いるようである。
話を聞くと、ジャンクションピーク手前に新潟側が崩れ落ちている所だけは、注意が必要だが他は大丈夫なのだそうである。
マンサク(満作)
松ノ木沢の頭 11:57
やはりここまで登っただけで満足して帰る人も多いようだ。
以前の経験が無い私もやめたと思う。
さあ休まず下山としよう。
白毛門下山
これから白毛門へ登って来る人も見える。
気温は、22℃。空も晴れて来て登山日和になりました。
一ノ倉沢や芝倉沢には、雪渓がタップリ残っていた。
さあ急斜面を慎重に降りましょう。
イワナシ(岩梨)
イワウチワ(岩団扇)
白毛門山頂 10:56
再び白毛門へ戻ってきた。
東西に細長い頂上では、アンテナを立て無線をしている人、疲れて岩に寄りかかる人、白髪の男性。皆難路を登り切り感慨深いようだ。
白髪の男性と話が弾んだが、SL撮影が待っているのでお先に下山します。
笠ヶ岳下山
馬蹄形縦走に向かう人達がやって来た。
私は、シートを敷き尻セードで滑り降りる。湿った雪なので、急斜面でないと上手く滑らないのだ。
暖斜面は、駆け下りる。
こんな事が出来るのも残雪期ならでは遊び心である。