長蔵小屋より長英新道へ
燧ヶ岳山歩き 1   H.25 05-05(日)
急斜面を登る赤城さん
HOME
山域別記録

山行図

金精山

鬼怒沼

物見山

鬼怒沼山

男体山

燕巣山

錫ヶ岳

日光白根山

ミノブチ岳へ

 非常に長い長英新道の樹林帯を過ぎるとミノブチ岳への急登が始まる。
赤城さんは、4月23日に登った会津駒ケ岳が見えてから調子が上向いたようである。
ここを乗り切りミノブチ岳まで登れれば何とかなるでしょう。

ミノブチ岳
俎ーを望む
会津駒ヶ岳
急斜面を登る私
ミノブチ岳への急登
長英新道を行く

 オオシラビソの樹林帯にトレースが続いている。
ぬかるんだ長英新道も雪で隠れ歩き易いと思うが、トレースに沿ってもけっこう踏み込むのでうまく足が動きません。
 振り返ると赤城さんが遅れ気味です。
「先に行ってくれ」と言われても、置いて行く事など出来ません。
長英新道からミノブチ岳へ
林を進む
遅れる赤城さん

長英新道登山口  9:04

 大江湿原から長英新道に向かうと夏道よりトレースが右に有り、最短距離で長英新道登山口に向かっている。
 入口の標識は上が現れ間違う事は無い。泥んこ道に備えみんなスパッツを着けている。

大江湿原  8:55

 夏には、ニッコウキスゲで黄色く染まる大江湿原もスッポリ雪の下です。
大江橋を渡り三本カラマツの脇を通る。
大江川以外は何処でも歩け、広い雪原と化している。
 今年の夏にまた来たいものです。

長英新道へ
長英新道登山口
長蔵小屋
凍った尾瀬沼

 踏み跡が有るので沼の上に乗って見ましょう。
向こうを見ると西周りに歩く人も見えます。
さすがに真ん中を横断していく勇気のある人は見当たりません。
赤城さんが、ピッケルを刺してみる。
大丈夫だ。
三平峠より長蔵小屋へ
岩清水   7:06

 雪融け水が、パイプいっぱいに流れだしている。
夏でもここからが、急坂でたいへんな所だ。
雪が抜け階段の間に落ちないよう気を付けねばならない。
三平峠
沢沿いを歩く

 一之瀬から登山道に入るとまた雪が多くなる。
沢沿いの道は、滑り落ちれば冷たいでは済まされない。
連休なので下山者は多く、燧ヶ岳に登ったと言う人もいた。
林道合流
雪が現れる

大清水駐車場   5:30

 
家を出てから1時間、丁度約束の時間に到着。
赤城さんは、首を長くして待っていたようで道まで出て来ていました。
奥の駐車場にも20台以上停まっているので登山者もけっこういるようだ。
 気温は1.0℃度、冷たい空気が張り詰めている。
少し歩くと雪が積もっていた。
上に目を向けると熊棚を多く見つけた。

燧ヶ岳 2
HOME

燧ヶ岳の地図

長蔵小屋

水芭蕉

大江湿原
大清水より三平峠へ H.25 5月 5日

日光白根山

大江湿原
三本カラマツ
長蔵小屋  8:33

 団体さんに写真を撮ってもらい長蔵小屋へ辿り着く。小屋前の水場は、雪が退かしてあり水も飲める。
 長蔵小屋前のベンチで小休止し、さてこれからどうするか?
燧ヶ岳へ登る?ミノブチ岳まで行ければ尾瀬沼が見下ろせるね。

大江湿原

四郎岳

尾瀬沼へ

 夏道は無視して真っすぐ尾瀬沼へ下る。
20人位の団体さんが、黙々と三平峠へ登って行く。
下から昨日燧ヶ岳に登った人がやって来て俎ーならそれほど危険無く登れると言う。
あとは赤城さんの体調次第だ。
日付順山行記録
燧ヶ岳 2
燧ヶ岳(俎ー) 標高2,346m
(赤城さん同行)
天気:晴れ
山頂気温:12.4℃
燧ヶ岳(柴安ー) 標高2,356m
(単独行)
天気:晴れ
大清水へ帰る団体さん
帰る人

ミノブチ岳から尾瀬沼方向

 黄砂かPM2.5の影響か、春霞で遠くははっきりしない。
 やっと見えた男体山の手前は、鬼怒沼湿原かな。
沼の周囲の所々で氷が融けているのが判ります。
落ちた人は居ないのかな?

三平下

沼尻

男体山

沼尻休憩所

雪融け箇所

 長蔵小屋東の雪が消えた所には、水芭蕉が顔を覗かせている。
でも、このところの寒気で苞の先が霜にやられて痛ましい。
あれ、一株だけだがリュウキンカも咲いている。
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
大清水-54分-一之瀬休憩8分-1時間8分-三平峠-15分-三平下-38分-長蔵小屋休憩花撮影18分-13分-浅湖湿原(長英新道分岐)
-1時間48分-ミノブチ岳休憩14分-23分-
俎ー休憩3分-13分-燧ヶ岳(柴安ー)休憩43分-17分-俎ー昼食休憩17分-1時間22分-長英新道分岐
-19分-長蔵小屋周辺撮影12分-26分-三平下休憩10分-16分-三平峠-48分-一之瀬-50分-大清水
全歩行工程 11時間31分
休憩1時間41分含む 

ミノブチ岳  10:52

 私は急坂を直登したが、赤城さんには右側を廻り込んでもらった。
 ミノブチ岳からは、尾瀬沼が一望だ。
赤城さんも遅れて到着し、ここまで来たら俎ーまで登ると言うので了解した。
やはり景色が良いと体が奮い立つのだろう。

雪融け箇所

沢の水が流れ込む
感激の赤城さん
三平峠  7:40

 なるべく階段や木道を外してしっかりした雪の上を歩くのがコツである。
登り上げると南側の夏道を歩くより、林の中の雪原を進んだ方が楽な事を前回学んだ。
 三平峠の表示板は、半分雪に埋もれれています。積雪1m〜1.5m位かな。
一之瀬休憩所   6:24

 休憩所もトイレも固く閉ざされ、シーズンが始まるには、まだまだ早い。
どうせ付けるのならと、早くもアイゼンを装着。
 今日は、連休で最も良い天気になりそうである。
朝早くから7人のグループが下山して行く。
沢沿いの道
沢を渡る

 ゴールデンウイーク真っ只中、5月5日は最も天気が良さそうだ。
 相互リンクをしている気ままな男の山歩きの赤城さんに連絡を取り、巻機山、武尊山、尾瀬沼の候補のうち凍結した尾瀬沼を見た事が無いと言う事なので、5:30大清水で落ち合う事にした。
そしてうまく行けば燧ヶ岳も狙えるかも。
 
 昨年は、天気が悪く雨の中を歩いた事を思い出す。
残雪の尾瀬は、至仏山、景鶴山、笠ヶ岳、皿伏山と登っても、まだ燧ヶ岳が残っていたな。
 昨日は、八方尾根を唐松岳直下まで、行ったので少々お疲れ気味。赤城さんはと言うと風邪を引いたのがまだ完全に抜け切れていないと言う。
これでは、昨年と同じく長蔵小屋までかな。

inserted by FC2 system