土樽パーキング
高波吾策氏の胸像
万太郎山
ガスから浮き立つトマノ耳
オキノ耳へ向かう
オキノ耳へ向かう
トマノ耳よりオキノ耳

慰霊碑  18:37

 真っ暗な道を一人ヘッドランプを点け車に戻っていく。
車に戻ると忘れた弁当が、助手席の下に有りました。
今日は、弁当を忘れ、雨が降り、電車も遅れ良い事無しの山行きで残念だったかな。
熊に遭わなかったのが、幸いだけかも?
ヒーターを焚き、冷たくなった体を温めながら車を走らせ家路に着く。


吾策新道登山口  15:38

 林の中から登山口の舗装道路に下り立つと土砂降りに変わってしまった。
雨具を着込んでカメラをザックにしまい、ち通行止箇所まで来ると、杖を忘れた事に気づく。
また登山口まで戻り10分以上のタイムロス。

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谷川岳の地図

崩壊箇所
崩壊箇所
吾策新道分岐  13:06

 万太郎山から東へ少し戻り、今度は北の吾策新道を降りていく
最初に歩いた平成18年10月9日には、熊に出会ってしまったので、一人で歩くには非常に不安である。
岩場を西に巻く
露に濡れた草紅葉
吾策新道分岐  12:28

 景色の見えない登りは辛い。
ただ黙々と足を進め、時折立ち止まり呼吸を整えガスの中の自分を見つめる。
やっと吾策新道分岐まで登った
紅葉が綺麗なはずですけれど、まだ見えない。
大障子ノ頭  11:50

 目にするのは、笹原と草紅葉の緑と黄色のみ。
大障子ノ頭に来て前回6月12日に縦走した事を思い出す。
あの時は、まだ残雪があり雪で火照った顔を冷やしたっけ。
今の気温は、16.4℃。
岩場を降る
万太郎から来た登山者
大障子ノ頭
山肌の草紅葉
大障子避難小屋  11:18

 小障子ノ頭西側には、ハクサンイチゲやチングルマが紅葉していた。
 大障子避難小屋脇の岩に腰を下ろし一休み。
オニギリと水を飲み、しばし休憩。
辺りは紅葉しているはずなのに、景色が見えず意気消沈。
オジカ沢ノ頭  10:38

 岩場を左に巻き注意しながら進む。
晴れていれば草紅葉が綺麗なのだけど今年は、猛暑の後はずっと秋雨が続き、登山日和はとても少ない。
ガスの中、オジカ沢ノ頭まで来たが晴れる気配はまったく無い。
避難小屋は、湿っぽいのでそのまま行く。
肩ノ小屋を後に  9:53

 肩ノ小屋小屋から稜線方向に進む登山者は、他にはいない。
ガスでまったく見通しが利かない中、草紅葉の黄色い絨毯に吸い込まれるように降りて行く。

ハクサンイチゲ咲く縦走路
トマノ耳に戻る
谷川岳(トマノ耳)  9:50

 トマノ耳に戻ると続々と登ってくる。
ガスがいっそう濃くなり、景色も良くないので通過してしまう。
このコースで万太郎を目指すのは、平成18年と20年の秋で一年おきに紅葉を見に歩くので22年の今年も気合を入れて歩いてみよう。
稜線から雲が滝のように落ちる真っ只中に、突っ込んで行くのも面白いかも?
谷川岳よりオジカ沢ノ頭へ
肩ノ小屋を後に

谷川岳トマノ耳より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
谷川岳-万太郎山歩き 2  H22 10-10(日)(天神尾根-吾策新道コース)
谷川岳山頂 H22 10月10日

草刈された道

 登山道脇に刈払機と燃料が置いてあった。昨日に草刈したのだろう。
整備が行き届かない道もこの先は、歩きやすくなるのかな?
 熊が怖いのでラジオをのボリュームを上げ、鈴を鳴らしながら先を急ぐ。

笹薮に変わる
登山口は近い
舗装道路に出る
通行止ゲート
小障子ノ頭
ナナカマドの向こうから来る縦走者
中ゴー尾根分岐  10:06

 返り咲きのハクサンイチゲが、けっこう咲いている。
真っ赤に紅葉した葉も多いので不思議な感じです。
中ゴー尾根分岐まで来た。この辺が風の通路なのでガスが一番濃い所のはずで、これからだんだん薄くなる事を期待しよう。
岩場を南に巻く
草紅葉の縦走路
オジカ沢ノ頭

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誰もいないトマノ耳
大ベタテノ頭  14:29

 2年前と殆ど同じコースタイムである。
違うのは、お天気だけで霧の中の紅葉も幻想的かもしれないが、日が当たった方が絶対良いに決まっている。
振り返れば大きな万太郎山が見えるはず、しかし全く何も見えず。
この先は、問題の熊が生息する場所なのだ。
熊の潜みそうな藪
高山植物の草紅葉
小障子ノ頭  11:06

 初めて人とすれ違う。
平標山ノ家からやって来て、このまま馬蹄形に向かうと言っていた。
依然ガスが濃く視界が利かず、おまけにメガネに霧雨が付きどうしようもないので外してしまった。
いつの間にか、小障子ノ頭に着く。
大障子避難小屋
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山域別記録
日付順山行記録
谷川岳(トマノ耳)  9:10

 トマノ耳は、まだ誰も登っていない。無人の谷川岳は久しぶりです。
新潟方面は、ガスが巻いている。
オキノ耳が、顔を見せ稜線の紅葉は終盤となり黄色い草紅葉が目立つ。
万太郎を目指す序でにで此処に寄ったが、これを見てはオキノ耳にも寄り道したくなる

土樽 18:17   土合 18:26

 電車は、湯沢で11分の遅れだと言う。
Sさんは、谷川岳に登った帰り土合でこの電車に乗ると連絡があった。
遅れを伝えると5分遅れで115系がやって来た。
土合でSさんと手を振り挨拶を交わしただけで分かれる。

吾策新道登山口より谷川慰霊碑へ
大ベタテノ頭より吾策新道登山口へ

登山口へ

 草刈された道もたちまち終わり、藪のひどい箇所を刈り始めたばかりなのだろう。
雑木林が、杉林に変わると登山口も近く林道が現れるのも直ぐである。
雨間があったので雨具の上を脱いでしまったが、また激しく振り出した。

土合発 18:26
土樽着 18:17

吾策新道を降る   

 井戸小屋沢ノ頭から下は、尾根東側の崩壊箇所にトラロープが張ってある。
雨で滑りやすく注意しながら進む。
新潟側は、なぜ余計に天気が悪くなるのだろう、赤や黄色の鮮やかな紅葉が憎らしくなって来る。

ナナカマドの紅葉
カエデの紅葉
大ベタテノノ頭
井戸小屋沢ノ頭  13:57

 壊れかけた標識があるのが、井戸小屋沢ノ頭だろうか?
やれやれ雨は本降りになり、雨具を着込む。
ガスが濃いので目の覚めるような雄大な紅葉が見られなくて残念だ。
井戸小屋沢ノ頭
吾策新道を降る
真っ赤なツツジ
岩場の紅葉
吾策新道を降る

 一番紅葉の綺麗な所のはずであるが、お天気は無常にも悪くなって行く。
露に濡れた草紅葉が美しい。
ツツジの紅葉もすばらしい。
でも、とうとう霧雨が降り出して来ました。
万太郎山  12:32

 万太郎山でも景色はガスで全く見えず。標柱には、何時もの茶色い木彫りの山名板が取り付けられていた。
私は、いったい何しに此処まで来たのだろう。
車の中に、焼きそばとオニギリを忘れてきたので、お湯を沸かし、カップうどんをすする。なんか寂しいな。
気温は、14.9℃。30分程休んで見たが、天気の回復する兆しは全く無い。さて下山するとしよう。
万太郎山へ

 大障子ノ頭から岩場を降る。
濡れて非常に滑りやすく慎重に足場を確保しながら足を下ろして行く。
 万太郎山から登山者がやって来た。
山頂には、誰もいないと言っていたので、吾策新道からの登山者は、皆無なのだろう。
吾策新道分岐
鮮やかなツツジ
オジカ沢ノ頭より万太郎山へ

オジカ沢ノ頭 避難小屋
草紅葉の絨毯
オキノ耳
谷川岳(オキノ耳)  9:31

 もちろんオキノ耳にも誰もいない。
ガスが濃くなりまったく周囲が見えなくなりました。
 さておにぎりでも食べるかと、ザックを探すとコンビニで買った食料を車に忘れて来た。
仕方なく家から持ってきたパンを口に入れ、リンゴをかじる。
カップ蕎麦とカロリーメイトがあるので不自由しないけれど、やはり食べ物が少ないと気合が失せてしまう。

谷川岳-万太郎山 3へ

谷川岳 (単独行)
トマノ耳標高1,963.2m
天気:曇り
山頂気温:17.1℃
谷川岳 (単独行)
オキノ耳標高1,977m
天気:曇り
山頂気温:14.8℃
万太郎山(単独行)
標高 1,954.1m
天気:曇り
山頂気温:14.9℃
(H20年撮影)

土樽駅  16:34

 土樽駅は、こんな天気なので誰もいません。長岡発水上行の最終電車は、18:12で電車到着は、1時間半以上後です。
ずぶ濡れになった体に寒い駅舎で待つには、辛い時間となる。
自動販売機のコーヒーで温まるしかありません。

土樽へ

 関越高速土樽Pまで歩いて来ると雨は小降りになり、青空まで覗くようになりました。
橋を渡り、蓬新道・茂倉新道と合流し土樽駅へ向かう。
谷川岳の方を向いている高波吾策氏の胸像のある、小さな広場を横目に疲れた足を進める。

草刈された道
刈払い機
吾策新道分岐
万太郎山を降りる


万太郎山より大ベタテノ頭
ハクサンイチゲの返り咲き
ハクサンイチゲの草紅葉
中ゴー尾根分岐
マツダランプ
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