吾策新道を降る
写真を撮る2人
頂上を振り返る
吾策新道を見下ろす
頂上直下の紅葉
万太郎山歩き-1  H21 09-27(毛渡乗越-吾策新道コース)
紅葉真っ盛り
万太郎山  10:57

 予定通りの時刻に頂上へ到着。
後から登って来た年配の3人組の方に集合写真を撮ってもらいました。彼らは吾策新道ピストンとの事で、食事は少し下って撮るという。また1人単独者が登って来ました。
 私はお湯を沸かし、カップうどんを食す。
15:21の電車に間に合わせるため、11時半までがタイムリミットですが、とうとう晴れませんでした。
草原が見えると稜線が近付く
森林限界を超える
色付き始めた林
低木帯を直登する
裏エビス大黒沢から落ちる滝
滝横を登る

川古温泉  5:00

 日の出前、川古温泉まで車を運転し後を妻に託し帰ってもらう。
手前の駐車場には、山歩きの準備に取り掛かっている男性が1人、これから何処に登るのだろうか?
赤谷川から阿弥陀沢を遡る沢登りを目当てでここに来る人も多い。

 川古温泉の横を抜けると、林道ゲートが3つ続けて設置してある。
ここまでしてあるのは、無理に突破して車を入れる人が多いのか、山菜やキノコが多いのかなぜでしょう。

 林道をヘッドランプを点け、歩いて行く。
空には星が見え無い、気温が朝から高く少し蒸し暑い。
この先、どうも天気が悪そうだ。

山域別記録
日付順山行記録

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渡渉点へ降る
万太郎山 (同行者あおちゅうさん、まきまきさん)
標高 1,954.1m
天気:晴れ
山頂気温:12.7℃

山行図

井戸小屋沢ノ頭を目指す
ガス巻く、井戸小屋沢ノ頭
万太郎山へ

 草紅葉の草原は、初夏にハクサンイチゲのお花畑になります。素晴らしい紅葉のはずですが、ガスで半減だ。
裏エビス大黒沢を渡る

渡渉点   7:34

 高巻いていた登山道も渡渉点への下りとなる。
目の前に水量のある滝が目に入ってきた。川を渡ると裏エビス大黒沢ノ滝の横を登り、滝の上部を横切る事になる。
 渡渉点は、水量が少なく石の上を歩き、靴底を濡らしただけで澄みました。
上流を見るとやはり見通しは効かず、何とか東俣ノ頭が見えているだけでした。
さてこれから、毛渡乗越への急登が始まります。
林道終点  6:33

 林道をずっと歩き、ここからやっと山道に入っていく。毛渡乗越(けとのこし)とふりがなも書いてありました。
のっこしとは、乗り越えて行く峠のような場所です。
天気が悪く山の上部は、ガスが巻いていそうだ。
まきまきさんのリンゴを戴き、少し休憩。
赤谷川橋  6:08

 やっと辺りは明るくなり、赤谷川橋手前で林道は二又に分かれ、毛渡乗越には真っ直ぐ赤谷川左岸を行く。
この先は、林道と言っても車はとても行けない所と思えるほど荒れている。
 昨年の、平成20年10月18日に川古温泉から毛渡乗越-仙ノ倉山-大源太山を巡り元に戻った。今回は、あおちゅうさん、まきまきさんを誘い万太郎山を越え吾策新道を下り、土樽駅から15:11分の電車に乗り沼田まで帰ってくる予定にした。
 朝4時に、私の妻に川古温泉まで送ってもらいました。
ありがたい事です。感謝しなくては、なりません。
 前回は、吾策新道の舟窪辺りで熊が出たので、あまり遅くなると心配でした先週 9月27日に登った谷川岳は、紅葉真っ盛りだったので今回も期待できそうだ。

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万太郎山の地図

井戸小屋沢ノ頭から万太郎山

ガスの山頂
毛渡乗越より万太郎山へ
毛渡乗越へ

 大岩の下には、熊の糞らしき物があった。ねぐらなのかな?
 山腹を横に進み、小沢を幾つか渡るので、急坂で汗は出るが水の心配は無い。
上に小滝のある沢が最後の水場となり、これからが本当の急登となる。
ガスがだんだん濃くなり、霧の粒も大きくなって来たようだ。
少し滅入ってこんな天気に、このコースを案内したのは間違ったか、2人に気の毒な事をしてしまった。
林道終点より渡渉点へ
渡渉点より毛渡乗越へ
渡渉点上流
↑雌滝・雄滝→

 対岸に目を向けると滝らしきものが見えた。
雌滝に殆ど水は無く、雄滝はごく僅かな水量で、滝壺にはちょろちょろ流れる程度でした。
紅葉も始まったばかりで、拍子抜けしてしまいました。
雌滝
赤谷川沿いを高巻く

 登山道を進むと直ぐに、キャンプの出来るような広場となり焚き火の跡も有りました。
赤谷川沿いを高巻き、杉林を抜けると渓谷の中腹を横歩き。
ずるっと滑ると川まで転落しそうです。
歩く人は少なそうですが、道はある程度はっきりしています。
赤谷川の景色
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)  夏場は山ヒルが出ます。

川古温泉-1時間8分-赤谷川橋-30分-林道終点休憩9分-46分-渡渉点-1時間46分-毛渡乗越
休憩13分
-
19分-越路避難小屋
休憩27分-39分-万太郎山昼食休憩32分-1時間21分-
大ベタテノ頭休憩16分-52分-谷川新道分岐-49分-土樽駅
電車待ち34分
(電車 土樽
15:21-水上15:43乗換15:48-沼田16:05
全歩行工程 9時間47分休憩1時間37分含む(川古-土樽間電車待ち乗車含めず)
万太郎山よりへ井戸小屋沢ノ頭へ
吾策新道を降る

 晴れ間が時折覗き、すかさずシャッターを切る。
真っ赤なツツジの紅葉が特に素晴らしい。
私は、写真ばかり撮っているので、たちまち置いて行かれてしまうのだ。

吾策新道を降る

 素晴らしい紅葉を愛でながら三つの大きな岩峰を降る。
途中山頂で出会った年配の3人組が食事中でありました。
最高齢は、77歳で後期高齢者と言っていました。
吾策新道
の登りはとても険しく、普通の男性でも大変なのにね。
私だってこの道を登ってみたいと思わないのです。

特に此処から岩場の急坂を下ります。
万太郎山へ

 痩せ尾根は、紅葉真っ盛りしかしガスでメガネの右側が曇り良く見えず。
仕方なくメガネを外して歩きました。
 ハクサンイチゲが一株だけ返り咲きしていました。
万太郎山西斜面も素晴らしい紅葉のはずだが、余計にガスが濃くなってきた。
 草紅葉とツツジの葉の赤が余計に目立つ。
越路避難小屋  9:51

 毛渡乗越から少し東へ登ると越路避難小屋に着く。手前で縦走途中の女性と遭遇、こんな天気で1人で歩くには勇気が必要です。
 小屋の中には、青年が休息中で私達がお邪魔してしまいました。
寒さを避けて、この先の作戦会議。ガスで周りが見えないため吾策新道を降りる事にした。 
東俣ノ頭をトラバース
ツツジの紅葉
マツダランプ
越路避難小屋
越路避難小屋へ

毛渡乗越  9:19

 ガス巻く林の中をこれでもかと言うほど歩きますが、なかなか毛渡乗越に到達しません。
木々が無くなり、笹原で稜線が近付いた事が分かる。
晴れていれば、左手にエビス大黒ノ頭が、見えるのですが・・・
笹がきれいに刈り払われて良い道なのだが、天気が悪く紅葉や草紅葉も判りません。
 ようやく稜線の毛渡乗越まで辿り着いた。表示板は、相変わらず倒れたままである。
寒くなったので、上着を着ます。
毛渡乗越
滝横を登る

 裏エビス大黒沢から落ちる滝横の急坂を登って滝上に出てから大岩ある沢を渡る。
マワットノセン
急坂の林
マワットノセン
川を渡るまきまきさん
杉林を進む
広場

暗闇の林道歩き
ゲート2
雄滝
川古温泉より林道終点へ H21 9月27日
井戸小屋沢ノ頭  14:00

 とても急な岩場を降り、笹薮を横切り井戸小屋沢ノ頭に着く。
晴れて、気温は19.4℃まで上がって来た。
崩れた箇所や滑り易いザレ場に注意する。
ゲート3
ゲート1

吾策新道分岐  11:31

 吾策新道を北に下り目指します。
まだ回りはガスに囲まれます。
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