稲包山歩き-1 H.21 04-18
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稲包山の地図

稲包山より360°パノラマ クリックすると大きくなります。
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稲包山へ 

 小稲包山への分岐を過ぎ、これを登れば山頂だ。
さあ幾つ小ピークを越えたか分からないほどだ。
息切れするような坂は続かないが、なんといっても距離が長いと飽きてしまうのだ。

稲包山へ 

 雪庇をずっと辿ってゆくと、雪原が現れた。
360度カメラを回し景色を収める。
正面に稲包山と小稲包山が並んだ。

雪庇の崩落

 雪が緩んで雪庇が崩れていました。
気を付けて下りましょう。

稲包山へ 

 稲包山がやっと見えてきた。まだまだ遠いなー!
南から見ると、2等辺三角形なのだが、こちらからは奇麗な三角には見えないので遠くからの確認はいつも迷ってしまう。
 稜線の雪庇の張り出しがずいぶん少なくなり、危険無く歩けるのでうれしい。

平標山の家
大源太山
苗場山
苗場山

キワノ平ノ頭へ 

 稲包山に近づくにつれ、僅かづつ雪の量が増えてくる。
空が幾らか明るくなって来て、ガスが取れ始めた。
だんだん湯沢方面が見えてきたぞ。苗場山の平らな姿が半分顔を覗かせた。
神楽ヶ峰も見えて、天気が回復してきました。

キワノ平ノ頭へ 

 
雪が途切れた場所は、夏道の藪に入り込みます。
鉄塔周辺以外は手入がされていなく、笹がまとわり付くほどはびこっています。
夏道が脇に見えても、雪庇が残ってい場所は、雪の上を歩いた方がとても歩き易いのです。

長倉山  7:55

 長倉山へ着いたが、周りはまったく見えず、ただの通過点しかならない。
せっかくの稜線歩きだと言うのに、また失敗だったのだろうか。

稜線   7:18

 鉄塔先の稜線が見えた。
雪庇の低い所を見つけ登り上げる。
こんな時は、ピッケルがあれば便利だろうな。

上越橋スノーステーション   6:38

 上越橋のたもとに、橋を除雪した雪置き場にするため、空き地が作ってあるので車を停めた。
隣に1台止まっていたが、何処へ行ったのだろうか。
国道から見えた国境稜線は、雪がまだ付いて見えました。

稲包山への稜線

 このコースは、平成18年 5月22日に歩きました。その時は、残雪も少なく藪をだいぶ歩いた記憶があります。
いつか雪庇の上を、稲包山まで繋げて歩けたらなとずっと思い時期が来るのを待っていました。
前日雨が降り、今日の気温は、猿ヶ京で7℃だった。雪の状態も良さそうなので、三国トンネルから稲包山を往復しましょう。

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長倉山へ

 急斜面の雪山を登り上げる。
初っ端から、思っていたより雪が多いな。
この上は、最初のピークで長倉山は、まだその先である。

山域別記録
日付順山行記録
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1447ピーク? 8:24

 縦走路には、幾つもピークがあるが名前のついているのは、長倉山と目指すキワノ平ノ頭だけなのです。
薄いガスが巻き、稲包山どころか周囲の山も景色もまったく見えません。
周りが見えなく意気消沈気味、嫌な感じです。

仙ノ倉山
平標山

稲包山 標高1,597.7m  (単独行)
天気:晴れ

巨大鉄塔

 長倉山から急な岩場を降ると、にょっきりガスの中から巨大な鉄塔がぼんやり見えてきました。
三国峠-稲包山間は、送電線が4ルートもあるので鉄塔だらけなのです。
電力の大動脈が集まって東京への電気を支えています。

稲包山へ 

 ピークを降って行くと、送電線の横断が2箇所あります。
大きな鉄塔を見上げ、青空がはっきりし、天気が完全に回復した事を確かめる。
風が弱く、ガスが晴れたから体感温度が上がって来ました。

三国山
大源太山

キワノ平ノ頭へ 

 南はガスが残っているが、稜線の景色が現れてキワノ平ノ頭がみえました。
振り返ると、平標山―仙ノ倉山―大源太山―三国山が横一線に並んで見えた。
これぞ上越国境稜線歩きの醍醐味ですね。
晴れて良かった!!

三国峠へ

 もう山は春を迎える準備です。
木々の芽が膨らみ雪溶け後には、一斉に花が咲き出します。
今年は昨年と比べ季節が早く進んでいます。
さあ雪が消えないうちに、国境稜線を歩きましょう。

稲包山   H.21 4月18日

山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
三国トンネル上越橋登山口-40分-三国峠稜線-37分-長倉山-1時間2分-キワノ平ノ頭-1時間37分-稲包山頂昼食休憩1時間47分
-56分-キワノ平ノ頭-47分-長倉山-25分-三国峠休憩5分-40分-登山口
    全歩行工程 8時間32分
(休憩1時間52分含む) 
笠ヶ岳
至仏山

稲包山  10:34

 南は少し雲が垂れ込めているが、最高に近い天気だ。
一通り辺りの山をカメラに収め、靴も靴下もを脱いで裸足になり、濡れた物を乾かしながらゆっくり食事にする。
 ぽかぽかで暖かく昼寝が出そうな気分だ。
誰もいない山頂だったが、三国峠を新潟から登って来た単独さんと、赤沢スキー場から2組男女がやってきて、計6人たちまち賑やかになりました。
一番後から来た2人は、途中テン泊し白砂山まで行くと言う元気な人たちでした。

稲包山へ 

 最後のピークを登る頃になるとだいぶバテて来た。
歩き始めて休憩らしき物を、まだとっていないからな。
靴の中まで雪が入り込んで、ぐしゃぐしゃだ。
湿って重たい雪は、手に負えない。

キワノ平ノ頭  8:57

 道から少し北に外れているので、キワノ平ノ頭を見逃す所でした。
標柱も笹の中へ隠れそうで判りにくいのです。
おにぎりを放張り、水分補給しただけで休まず歩きます。
景色も晴れて、さあ気分は絶好調!
稲包山への道程はまだまだ長いが、しっかり歩こう。

平標山
仙ノ倉山

キワノ平ノ頭へ 

 長倉山から弓型に縦走路は続いている。
雪庇の名残の上を、この先ずっと歩いて行く事になるのだ。
雪は締まって沈み込まなく、つぼ足でも十分だが、転びそうなのでアイゼンを着けている。
ワカンの跡が有るが、先週の物だろうか?
今日は、まだ誰も歩いていないな。
残雪を楽しむのには、もってこいのコースだと思う。

長倉山へ 

 ピーク上から痩せ尾根を歩いていくと、朝露を付けたマンサクが彩りを添える。
真っ先に咲く、細かい黄色の花を見ると、雪景色から春になった気がする。

長倉山へ 

 だんだん南からガスが巻いて嫌な感じになってきた。
正面に長倉山があるはずだが、薄っすらとしか見えて来ない。
前回このコースを歩いて、ガスに巻かれた事を思い出した。
少し寒くなり、薄いズボンを履いてきた事を、少し後悔する。

長倉山へ

 振り返ると、三国山へガスが掛かり始めて来るぞ。
天気は良くなる予定だったのが?
三国神社も見えて峠の雪も少なそうなので、帰りは素直に峠を降りましょう。

三国峠へ

 前回は、三国峠手前が雪の壁で登るのに苦労したので、沢の手前で鉄塔先へ直登する。
普段は笹藪だが雪の上を何処でも歩けるので、この時期ならでは山歩き。
それほどのショートカットはしていないので、くたびれ儲けかも?
赤テープが有ったので、登りましたが騙されたようです。

谷川岳
谷川岳
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