稲包山歩き-2 H.21 04-18
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稲包山を後に 12:21 

 3年振りの稲包山なのでゆっくり休んでしまった。
白砂山まで一緒にどう? と誘われたが、とてもそんな元気は有りません。
送電線巡視路を辿り、ムタコ沢に降り、法師温泉から三国トンネルに戻る事も考えましたが、景色が良い国境稜線を戻る事にしました。
 靴もだいぶ乾き、新潟の単独さんを追いかけ下山する。

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稲包山の地図

キブシ(木五倍子
登山口

マンサク(満作)

三国峠を降る

 三国峠下の沢は、木製の階段が出来ていましたが、水の道になって雪解け水が流れ降って残雪の下に吸い込まれていました。
午後の雪は、ぼそぼそになり踏み抜いてばかりで歩き難くなってしまいました。
今日は暖かい一日を過ごせ、雪庇と花も見られて満足でした。

三国峠  14:29

 
三国峠へ降りてくると単独さんが待っていてくれました。
あまり遅いので心配したらしい。挨拶を交わし南北に分かれる。
三国峠の直ぐ下の暖かそうな場所に、キクザキイチゲが下が少し咲き出していました。

足元のずっと下には、上越橋スノーステーションに自分の車と先にあった車が停めてある。

三国峠へ

 長倉山からは、南側が切れ落ちた平らな痩せ尾根を歩きます。
国道と旧三国街道が、平行して見えます。三国街道は、大般若塚-峠間を歩いていないのでこれからの課題です。

長倉山  14:04

 急な岩場を登った上が、長倉山です。低木が生い茂り、まったく見透しが効きません。
ここからの降りで、アイゼンの刃が枝に引っかかって、前につんのめってしまいました。
雪の中へ顔からすってんころりん。メガネまで落とす始末です。

巨大雪庇跡
平標山-仙ノ倉 谷川稜線方向
平標山-仙ノ倉 谷川稜線方向

キワノ平ノ頭へ 

 コベックラ沢巡視路分岐にには、大きな鉄塔がある。
巡視路近くの夏道は、奇麗に刈り払われているが少し外れるとすごい笹薮です。
 今回は歩いた道の4分の3は雪道だったが、雪が消えると歩くのは、藪漕ぎを覚悟しなければなるまい。
この時期歩くのが正解かも、秋も良いかな?
 稜線のシャクナゲは、蕾が少なく今年は外れだろうか。他にもどんな花が咲くのかな?。

キクザキイチゲ(菊咲き一華)
三国峠
キクザキイチゲ(菊咲き一華)
三国神社
国道と旧三国街道

山域別記録
日付順山行記録
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三国山

上越橋  15:10

 淡い緑色に塗り替えられた上越橋を渡り、車に戻る。
周りには誰もいない。
疲れたが、雪道を歩けた満足感を残し帰路に着く。
春の花の咲く山も良いが、上越の残雪を踏み締めるのが私は好きだ。

キワノ平ノ頭へ

 前回来た時は、スノーシューやワカンの跡が沢山有ったのだが、今日この雪庇跡を歩いたのは、2人だけでした。
危険箇所や急坂も少ないので、初心者の雪上歩行には最適かもね。
単独さんは、また先に行ってしまった。
私も小走りで追いかける。

稲包山で出会った植物  (まちがっていたら教えてください)

稲包山 標高1,597.7m  (単独行)
天気:晴れ

キワノ平ノ頭  13:17

 雪の切れた小ピークが、キワノ平ノ頭だが、
北側に潅木が茂っているため展望は良くない。

長倉山へ 

 
キワノ平ノ頭手前で落ちていたタオルを拾い、追いかける。
キワノ平ノ頭先で手を振り待ったもらったので追いつけた。
巡視路を含め、この辺りをだいぶ歩いているそうだ。
鉄塔で小休止、水分補給後、急坂をまた先にどんどん行ってしまった。
私はへばって、もう追いつけません。
 私達2人の他に、途中で引き返した人のトレースが付いていました。
法師温泉への降り口に車を止めて、登山準備をしていた人を見たのでその人だったのだろう。

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キワノ平ノ頭
稲包山下山   H.21 4月18日
上越橋スノーステーション

三国山を望む

 三国山の雪はだいぶ溶けて、木製の階段道は、きれいに現れていた。
上の方の土砂崩壊防止柵は、お世話になっている建設屋さんが施工したそうだ。
11月から初めて苦労したそうだ。
暖かい時期なら手伝ってもいいのだがね。

キワノ平ノ頭へ 

 雪庇跡の向こうに、谷川山系。
先行さんは、雪庇の上を見る見る降って行ってしまいました。
私も後を追いかけるが、距離が縮まらない。
アイゼン無しで、上手くすべり降りているのだ。

谷川岳
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