駒ノ小屋 8:44
駒ノ小屋へ出たが、ガスで何も見えず。小屋の前にはベンチが並び、奇遇にも中ノ岳避難小屋で出会った方が食事中でした。
水無川のコースを登って、急で葉が茂り合羽のズボンが必要だったと言っていた。
ゆっくり話をし、明日は茂倉避難小屋が壊れているので、仕事で様子を見に行くとの事。
枝折峠登山口 5:54
登山口駐車場は、30台の所倍程度止まって満車状態を続々車が集まってくる。
何とか駐車場所を確保し、岐阜から来た人の後ろに路肩駐車。
奇麗なトイレの横から贋木の階段を登って行きます。
少し上がると、枝折峠の駐車場から走って来た国道が見下ろせ、これからの山歩きに期待が膨らむ。
こちらからのコースが標高差が少なく楽なので百名山を目指す方々が遠方より押しかけてきます。
連休を利用して、他の山にも登る人がほとんどでした。
気温は15℃で肌寒くフリースを着込んで、早速どんどん追い越しが始まって行きます。
道行山分岐 6:54
読売旅行さん一行の団体さんが休んでいた。
此処の左がが道行山分岐だったのだが、人に隠れ道標を見落としてしまい山頂を確かめずに通り過ぎてしまいました。
気温は11.2℃に低下し、足を停めると寒くなるので前に行く。
明神峠 6:18
枝折大明神から少しだけ登ると、小ピークに明神峠の標柱がある。標高1,236.0の三角点があり、明神山と言った方が良さそうな所だ。
木々の紅葉は、これから色付き始める所か、天気は曇りのままで越後駒ヶ岳は隠れたままだ。
真っ赤なナナカマドの実が美しい、奥には銀山平を見下ろせ、奥只見湖の水面が覗く。
登山者を数組追い越し、尾根を進むと道行山が近づいた。
明神峠へ
尾根筋を明神峠へ向かい緩やかに登って行くと、真新しい木道が設置して有り、ヘリで運ぶ工事資材の袋が残っているので最近施工したようだ。
足を進めると枝折大明神の社が見え、銀の道と交差する。
社内部は、板張りで腰掛けられるようになっており、荒天時には緊急避難も出来る。
百草ノ池 7:58
百草ノ池と標柱が有りましたが、ガスで何処に池があるのやら。
気温は、また下がり10.4℃、ここも休まず通過となる。
百草ノ池へ
小倉山から少し下り、百草ノ池へきつくは無いが登りとなる。登りで追い越しに掛かるが、大きな団体さんがゆっくりでなかなか抜かせてくれない。私の横を髪の毛を束ねた男性が、さっそうと抜いていく。付いて行くがとてもまねできないスピードでした。
小倉山 7:25
道行山と思ったが、もう小倉山に着いてしまった。右に行くと駒の湯に降りられる。
コースの半分以下で、とんでもなく早く歩いた事になるが、一般コースなのでだいぶ余裕を見た設定のようである。
1時間半以上歩いたので小腹が空き、立ったままおにぎりをほう張り水分補給する。
どんどんガスが濃くなり、霧雨で雨具を着込んでいる人もいるが、私はゴアテックスではないので合羽はまだいらない。
小倉山へ
多少のアップダウンでも全体には緩やかな道である。
泥濘には、足跡が多数有りこのコースの人気の高さが伺える。
だんだん晴れる予報とは裏腹に、ガスが出て来て空気が湿ってきました。
中ノ岳山頂 11:27
山頂に居座る事2時間以上。
これだけ待ってガスの切れ間が出たのが2回のみ、登山者下山者入れ替わり立ち代りだが、ずっと待っていたのは2人きり、とうとう諦め下山する。
前回の中ノ岳と言い、越後三山はついていないようだ。
高速1,000円効果で、遠くからの人ばかり耳に入った所では、岐阜・名古屋・三重・大阪・気仙沼等々いやはやご苦労様です。
中ノ岳山頂 9:18
山頂も薄っすらガスの中、後から登って来た親子が像に向かって手を合わせる。
山頂はどんどん賑やかになって、団体さんも代わる代わるやってきた。
気温は、10.8℃とじっとしていると寒くなる。
お湯を沸かし、カップそばとバーナーでこんがり狐色になった焼肉弁当を食する。
中ノ岳分岐 9:14
ガスで、10m程度しか見透視が利かずいったい何処が頂上であろうか。
下からあの親子ががんばって登って来る。
標識があったので頂上と見間違えたが、中ノ岳分岐で右に300mほど行った所が頂上と記してある。
駒ノ小屋へ
駒ノ小屋手前は岩場である。鎖を登り、コースが二又になっていて右を直登すると錆びたワイヤーを辿ると駒の小屋に出る。
前駒 8:23
笹藪を登り切ると、開けた所に出た。
周りがよく見えないが、前駒だろう。
小さな女の子を連れた親子が休むようだ。
私と幾らも変わらず速く登ったので疲れたようだ。
前駒へ
少し明るくなり前駒だろうか、山がおぼろに見えて来た。青空が一瞬広がりナナカマドの実の赤とのコントラストが輝く。
駒ノ小屋に泊まった人達が続々と降りて来た。昨日の午後は、天気が回復し景色が見られたと言っていた。
これから前駒へ笹を分けての急登となる。