ミヤマママコナ(深山飯子菜)
百草ノ池 13:02
百草ノ池手前に立ち入らないで下さいと看板があったので、百草ノ池入口と考えられる。
休息者の横を通過し、先に急ぐ。
前駒を降る
前駒を降りていくと、登りではガスで見えなかった雪渓が幾つか見えてくる。
この時期まで残っているのだから、さぞかし雪が降るのであろう。
ガスが薄くなると、下に百草ノ池が見下ろせた。
遠くに銀山平の集落も見える。
石仏
銀山平が見下ろせる丘に石仏があった。
皆が通過するが、ファイルに入った紙が添えてあったので読んで見た。
平成13年7月に61才の女性が、銀山平から荒沢岳に登り、翌日ここから越後三山縦走に向かい行方不明になったそうである。
無事を祈る思いで奉納したそうだ。
ここまで元気な女性は、そうはいないだろう。
駒ノ小屋へ下山
駒ノ小屋を目指して降るがガスの中、気温はまた低下して9.7℃、草紅葉が斜面一面に広がり美しい。
森林限界を超えてているので、紅葉は少ないがナナカマドやモミジは色付を増している。
そのまま降るのがもったいないので、沢山の写真をカメラに収め、なかなか足が進まない。
晴れ間が無いのが残念ですが、また来年のお楽しみにとって置きましょうね。
駒ノ小屋へ下山
まだ晴れるのを願い粘っても時間はあるのだが、どうも今日はガスが上がりそうもない。
台風が太平洋を渡り、少し冬型の気圧配置になっているようだ。
中ノ岳分岐を目指すが、一向に見えません。
枝折峠登山口 15:47
登山口駐車場に戻ると、3だいぶ空いたが路上駐車の車も沢山見えた。
団体さんもバスに乗り込む最中で、明日は平ヶ岳のようです。
峠にバス停が有り、頂上で会った青年が座っていました。
銀山平行き枝折峠7:35、帰りの枝折峠16:35の1本のみの貴重なバスである。
帰りが同じ方向なのでもちろん人の良い私は、青年を小出の民宿を経由し越後湯沢の駅まで送っていったのである。
山好きな彼は、北海道の山にも度々行くと話して珍しい山の話が聞けて楽しい帰り道でした。
枝折大明神 15:20
枝折大明神の先に銀山平への銀の道が有るが、こちらは駒ノ湯から枝折大明神の道と違い草刈が良くされていないようである。
駒ノ小屋を後に 12:10
一般的には、駒ノ小屋を南にトラバースしながら下るようだが、私は道が判らないので広場先から真っ直ぐワイヤーを伝って岩の斜面を降ってしまいました。
駒ノ小屋 11:52
駒ノ小屋が近付きガスも薄くなってきた。
小屋は団体さんが降りた後でのんびりムード。
小屋北側の沢に水場があるので、降りていってみよう。
水場まで往復5分である。山頂近くでこれだけの水場があるのは大変重宝である。
2階建てで40人素泊まりのみだが、連休で宿泊者が沢山いるようだ。
管理人のおじさんが、いろいろ説明をしています。
縦走者も多くいそうで、越後三山を3日かけて歩くのが一般的のようです。
靄っているが山頂が眺められ、下山するとしよう。