田子倉登山口 14:08
意外と早く登山口に着いた。
でもこれからが正念場なのだ。
車道を六十里越トンネルの向こう側まで戻らなければならない。
線路を横断して田子倉無料休憩所へ向かう。
大久保沢の水場 13:35
ブナの巨木が続く林を降りて行くと小さな沢が有る。
丁度水が少なくなって来たので有りがたく汲んで飲みました。
水量が少ないので真夏は枯れるのかな。
田子倉眺め 12:49
細い尾根を降って行くと田子倉眺めです。
尾根先端で田子倉湖は見えませんが、手前で良く見えました。
ああー!あそこまで降るのか。
まだ先が長いぞ。
剣ヶ峰 12:49
尖ったピークが剣ヶ峰だ。
道は、西側を巻き先行者2人が鬼ヶ面山を眺め休んでいました。
急峻さは、谷川岳を彷彿とさせるようである。
こちらを降り良かったと感じました。
急坂
道はジグザグに付いていても大変な急坂である。
ここを登って来るのも大変だろうな。
ヒメサユリがロープを跨いで咲いている。
そのうち引き千切れそうでかわいそう。
こんな尾根によくぞ道を作ったもんだ。
小ピーク
北岳よりとても急な坂を下って行きます。
木や笹につかまりながら滑らないよう注意する。
大きく下ってもまたその先に小ピークが見えます。
ああー浅草岳は、まだずっと先なのです。
六十里駐車場 14:55
歩いているとやはり自転車で逆周りする人が、3人いました。だいぶ後悔!
ところが親切な方が車を止め乗せてくれ、30分程歩いたので1時間以上短縮出来ました。
Hさん、とても感謝しています。
後で判りましたが、K2Coupleさん、トラベエさんも私の後を登っていたようです。
橋を渡る 13:50
沢の水音が大きくなり、地図には渡渉注意と有ったので心配しましたが、ちゃんと橋が掛かっていて安心。
タオルを濡らし顔を拭く。
そして暑いので頭を濡れタオルで覆って気持ちが良い。
虫も多いので耳まで隠れて丁度良い。
浅草岳を下る
浅草岳西側の鞍部には、昼食を食べる人達が沢山見えます。
こちらのコースは、急坂が続くと有る。
危険個所には、ロープが有るので転ぶ事も無い。
しばらくすると目の前に鬼ヶ面山の圏谷が広がる。
前岳へ
おおー!まだまだ先が長いではないか。しゅんとしているとまた花が沢山咲いていました。
ヒメサユリだけでなく、ニッコウキスゲも咲いています。
花が有るから気を取り直して歩けるのでした。
浅草岳 10:21
360°雲で全く見えません。
山頂は広くないので思ったより人がいませんでした。
それよりも、これから団体さんがどんどんやって来るようです。
こんな所で食事は出来ません。
草原
雪田の先は、木道の有る草原です。
ワタスゲの穂が出始めました。
またまた登山者は沢山現れます。
山頂は、どうなっているのやら。
前岳 10:02
前岳をやっと登り上げたと思ったらその先は、ムジナ沢・ネズミモチ平各登山口の合流点でした。
登山道は、前岳の山頂を巻いているようです。
ここでこんなに賑やかなら山頂はさぞかし・・・
雪田
山頂へ向かうと大きな雪田が広がっていました。
傾斜は有るがつぼ足でも大丈夫のようです。
ただしすれ違う時には注意が必要です。
浅草岳を後に
福島の方は、元の道を戻ると言う。
私は、鬼ヶ面眺めが見たいので田子倉方向に下る事にした。
こちらの方が、下山は早くもその後の車道歩きが待っている。
まあ、5時頃までには着くだろう。
綺麗なヒメサユリに別れをして降り出す。
天狗ノ庭へ降りて行く
ザックをデポして天狗ノ庭へ降りて行く。
最近まで雪が残っていたのだろうか?
ハクサンシャクナゲがまだ咲いていた。
ヒメサユリも咲きたてで美しい色である。
山の南斜面は、ヒメサユリの蕾がびっしり並んでいる。
来週は、こちらが見頃になるだろう。
天狗ノ庭
途中木道の両脇に小さな池塘が有りました。
天狗ノ庭とは、ただただ広い草原です。
イワカガミが少しあるだけで花は咲いていません。
これで浅草岳の意味が判りました。
昼食
山頂から東に進み、一人静かに食事をしていると福島の人がやって来ました。
リタイヤせず登れて良かった。
一緒に休んでいると今度は団体さんがやって来た。
やはり休憩地点を探しているようだ。
頭の上はトンボだらけ、おかげで虫がいません。