天神ザンゲ岩 11:32
後続さんが、追いついて来たので私は一旦離脱します。
上が強風の時は、ここで一息いれ休憩。
パンをかじりお湯を一口。
赤城さんにもらったオレンジが美味しい。
bicycleさん、あとは任せますよ。
山頂までお願い。
大きな道標
あれ、先頭グルーは肩ノ小屋に行くぞ。
私は真っすぐ道標を目指しラッセルして行きます。
此処で肩ノ小屋を入れて写真を撮るのが定番なのです。
ずっと後を付いて来た軽装の青年が先に行きます。軽アイゼンは付けているが・・・
谷川岳 山歩き 1 H.28 02-18(木) (天神尾根コース)
谷川岳 (赤城rさん同行)
トマノ耳 標高1,963.2m
天気:晴れ
山頂気温:-8.7℃
山歩き行程 (写真を撮りながらで、あくまで参考です)
土合駅-11分-ベースプラザ11分ロープウェイ乗車12分-天神平待機5分-1時間12分-熊穴沢避難小屋休憩10分-1時間5分-天神ザンゲ岩休憩12分
-24分- トマノ耳撮影4分-24分-オキノ耳撮影11分-31分-トマノ耳撮影10分-4分-肩ノ小屋昼食休憩34分-42分-熊穴沢避難小屋-49分-天神平
-38分-車道 歩行.工程 天神平より下山まで7時間11分(休息撮影等1時間21分含む)
天神尾根を行く
田尻尾根からは、多少の降りなので雪深くても楽です。振り返ると誰もついて来ません。
天神峠からのトレースと合流したはずなのに形跡は全く消えています。
左側の雪庇の上は、雪深いので多少離れて進みます。
天神平 9:00
天神平に降り立つと皆さん山へ向かいません。
新雪が多いので係りの人が滑って人口雪崩を起こしているそうです。
誰も歩き出さないので、スノーシューを付け先頭で出発。
スキー場の右脇を登って行くが、こちらが
かなり急なのです。
これだけ雪が積もっているとは、思いもよりませんでした。
一息つくため後続のワカンの方と交代します。(山レコユーザーのbicycleさんでした)
田尻尾根に登り上げが小さな雪庇になっているので最適箇所に到達するためラッセル交代。
思っていた場所に出たので、上に行かずにこのままトラバースして行きます。
←土合駅 8:16
→ロープウェイ乗り場 8:42
ロープウェイチケット売り場で気ままな男の山歩きの赤城さんとたまたま遭遇。
「tomoさんが来ると思っていた。」と待ちかまえていたよう。
本日より谷川岳登山指導センターが開所します。
熊穴沢ノ頭避難小屋 10:17
もうフラフラで喉も乾き腹も減ったので動けません。
避難小屋は、完全に埋まっていました。
前回入口が掘ってあったので、×印を付けたのに足を落とした人がいました。
屋根の上で一休み。ピッケルは刺さないでね。
2月12日にJimny-Hikerさんと天神尾根を登ったばかりだが、yasubeさん達が根子岳を変更して谷川岳に来ると言う。
朝になるとまきまきさん達も天気が良いので登ると言う。
昨日は、一日中荒れていたので新雪がかなり積っただろう。熊穴沢ノ頭が心配なので私も登る事にしました。
もしかしたら茂倉新道を降れるかと思い、土合駅に停め歩き出すとyasubeさんが車で追い越して行きました。
冬季ロープウェイは、8:30より16:30までの運行。
ロープウェイ代 片道1,230円。
休日は、1,000円ですが平日は、駐車料金無料です。
山行図
天狗の留り場 11:02
天狗の留り場が見えればしめたもの。
風の通り道なので新雪が吹き飛ばされ、カリカリ状態です。
もっと雪が積ると左へ巻くが、今日はまだ右へかわした方が良さそうだ。
小枝には、雨氷が多少付いてキラキラ光を反射させている。
ここを真っすぐ行くと吹き溜まりと雪庇に苦労するので進路を左に向け、尾根に登ります。
風紋が、俎ーの方向からの強風で筋となる。
肩ノ小屋とオジカ沢ノ頭の間を吹き抜けた雪風が、この上の肩ノ広場の雪原を作るらしい。
風により天然の雄大なゲレンデが出来上がる。
先頭交代
bicycleさんが先頭交代してくれました。
有りがたいですね。この先の急坂かなり大変なんですよ。
普段は、B.Cの元気なお兄さん達が、我先にとラッセルして行くのです。
谷川岳登山指導センター開所式なので警備隊のパトロールを警戒しているのだろうか?
休んで出遅れた私も追いかけます。
bicycleさん、腰上ラッセルでかなり苦戦している模様。
こうなるとワカンでは、パウダースノーのためなかなか前に進めません。
大変な吹き溜まりをありがとうございました。
前行く3人を追い越し「今度は、交代しますよ。」
と言ってもこれほど新雪が深いとかなり苦戦してしまいます。
体を預け、膝を曲げ雪を圧縮。その上にスノーシューを乗せ少しづつ体重を掛けて行く。堅い以前のトレースの上に乗り、踏ん張る事が出来たら反対側をもう一度。
小ピークに出るまでもう一息。
急坂で深いのだからまたずり落ちてしまいます。
熊穴沢ノ頭避難小屋へよりトマノ耳へ
危険個所の岩場
危険個所の岩場の小ピークから谷川岳の眺めが良い。
この直ぐ下の岩場は、急な降りでアイゼンが無ければ危険ですが、雪が大量に付着しているので、スノーシューでもしっかりステップを切って行けば問題ない。
一旦急降下の後、雪庇を歩き正面熊穴沢ノ頭へ向かう。
この鞍部、左側は雪崩の巣なのであまりそばによらないようにします。
前回は、大きな亀裂が入っていたのを見ている。
安全そうですが新雪で隠れているのです。
熊穴沢ノ頭
かなり急なため熊穴沢ノ頭は、右に巻く事が多い。
けれども11日に表層雪崩で3人落ちたそうだ。
跡は雪が隠し現在は痕跡も無い。
大変ですけど此処は、直登となります。
ラッセル・ラッセル
急な登りで無ければそれほど辛く有りません。
何と言ってもトレースの全く無い雪景色が見られるのは最高の気分です。
後ろからは、bicycleさん、遅れて赤城さん。
yasubeさん達、まきまさん達は、まだ見えません。
土合駅より熊穴沢ノ頭避難小屋へ H.28 2月18日
谷川岳 (赤城さん同行)
オキノ耳 標高1,977m
天気:晴れ
山頂気温:-6.5℃
トマノ耳 12:09
トマノ耳に到着。最近では一番天気が良いかも。
写真を撮っていると先頭だったbicycleさんが、オキノ耳へ向かっている。
上から見ていると雪庇の方へ足を向けそうだったので「あぶない、左、左」と声を掛ける。雪庇が動き穴があいている場所も有るのです。