中津又岳
尾根を登る
天気は相変わらずどんよりしています。
心も暗いので私は最後尾で遅れ気味。
予報では、そろそろ晴れ間も出るはずなのですが・・・
尾根の雪庇に人が横たわれそうな大きい穴が空いていました。
保久礼小屋 9:01
一旦降った鞍部の左に保久礼小屋が有る。
二階建の鉄筋コンクリート作りですが、一階部分は雪に埋まり屋根に角煮の様な雪の固まりが乗っていました。
窓から中を覗くと床が湿っていました。
松手山
平標山の家
国土地理院1/25000の地図に追記
烏帽子山
青雲岳
守門岳
大岳から東方向パノラマ
中津又岳
大岳山頂 11:11
ナビを見ていると、そろそろ山頂は近い。
。「ゆっくり行きましょう」と声が掛かる。
ガスの中、周りが見えず雪庇から落ちたらそれこそ大変だ。
赤い旗が見え「この辺りが山頂です」とまきまきさん。
まだ先が有りそうだが、雪庇が大きいので油断は禁物。
長靴を履いた後続者の方は、地元の人だそうです。
食事の用意をしていると空が青くなって来ました。
ガスが取れそうだ。
まきまきさんの指示のもと、安全な場所から守門岳を撮影する。
カメラに夢中で、前を見ないで雪庇に近付くと大変な事になります。
ガスの中を登る
高度が上がるとガスの中に入ってしまいました。先を行く2人も見えなくなりそう。
いつまで経っても何処だか判りません。
「本当は、良い景色が広がり正面には、大岳が見えるはずです。」「心の目で見て下さい。」とまきまきさんは慰めを言うが、見えない物は見えません。
自分の予報を信じて来た2人に申し訳ありません。
雪庇が見えた
上に行くと風が出て寒い寒い。防寒着と手袋、目出し帽、全部着込みます。
「雪庇が見えた。」とまきまきさん。
青空は、たちまち消えまたガスが立ち込める。
キビタキ小屋 9:52
ブナ林を登って行きます。
ナビで見るとそろそろキビタキ小屋なのだが、まきまきさんが左に逸れて探し当てました。
三角屋根の先っぽだけちょこんと誰か掘り出したようです。
長峰 8:31
上に上がると長大な尾根道です。
此処は、三角点の有る長峰と言うらしいが、ピークは無くだらだらとずっと続いている。
潰したような雪庇の道を歩いて行くと右に滝が見えました。
雪の中から現れた融雪期だけの滝でしょうか。
30日は、9時頃より天気が回復し高気圧が覆いそうなので、相互リンクの「気ままな男の山歩き」の赤城さんとまきまきの写真集のまきまきさんと連絡をとり守門 大岳の雪庇を見に行く事にした。
守門 大岳は、東洋一の大雪庇が出来るそうでピーク時の中津又岳では、50mも張り出すそうである。
前日より天気が心配で、新潟が悪ければ小出俣山・谷川岳・日光白根山も候補に入れておいた。
当日朝の、私の判断で守門 大岳に決定。さてどうなる事やら・・・
私の写っている写真は、赤城さん提供です。
青雲岳
守門岳
雪原を歩く
自増水した西川を渡り雪原を登って行く。
夏場に見た訳なのですが、一面の雪でまだ春はとても遠い感じです。
スノーシューのまきまきさんは、以前にも雪庇を見に来ているので先頭で案内役です。
高台から里山を見下ろし、尾根の西側を廻り込む。
滑り落ちれば、沢まで転落するので慎重に進む。
回り込むと沢を歩く事になる。
下は大丈夫かと思っていると杉の木ノ下に大きな穴が空き、水が流れていた。
3m位あるだろうか、こんな所に落ちたら一人では上がれません。
沢を詰めずに上に上がりましょう。
早く晴れないかな。
松手山
二分除雪終点 7:08
自宅では、星が出ているが北の空は曇り。関越トンネルを出ると霧雨模様。
二分集落先の除雪終点に一番乗り。
10台位しか停められないので他は路肩に駐車ですが、雪壁崩壊の恐れもあります。
後からスキーの男女がやって来ました。