白尾山-皿伏山-尾瀬ヶ原 1   H.27 07-19(日)

白尾山ー尾瀬ヶ原2

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山域別記録
皿伏山  標高 1,917.0m
(単独行)

天気:曇り
山頂気温:15.0℃

白尾山  標高 2,003m
(単独行)
天気:曇り
気温:16.7

沼山峠から続々とやって来る

沼尻休憩所

ツルコケモモ

ツマトリソウ


山行図

大江湿原

 期待した大江湿原のニッコウキスゲは、思ったより数が少ない。
最盛期は、数日後となるようでも蕾の数が少ないな。
当たり年は、湿原全体が真っ黄色に染まる程なのに・・・。
 雪の重みで潰れ落ちた大江橋の横に仮設の橋が掛かっていました。
 カメラで撮るのは良いが、三脚や自撮り棒は、大混雑では迷惑でしょう。

壊れた大江橋

長蔵小屋南  11:08

 尾瀬沼ヒュッテは、足場が掛かり改修中。
人の居ないビジターセンターの裏を抜け大江湿原へ向かう。
長蔵小屋へ

 真新しい広い木道は、中間に隙間が無く歩き易い。材質も滑り難いようである。
 しかし木道が途絶えると状況は一変する。真ん中に飛び石が並べられ、離れて両脇に古い丸太が並べられている。
すれ違うためには間の泥地を歩く事になってしまうのだ。
三平下   10:53

 夏休みに入っての日曜日なので尾瀬沼休憩所前は、大賑わい。
殆どが大江湿原のニッコウキスゲを目当てに来ているのだろう。
自分も隅のベンチで一休みして食べ物を口にする。
すぐ歩き出して逆燧のポイントへ来たがまだ見えず。
三平下より大江湿原へ

南岸分岐  10:25

 倒木の多い山道を降ると南岸分岐に出ます。
人の少ない沼南岸でも今までから比べれば雲泥の差。
北岸に比べ道が悪いので譲り合いも多少たいへん。
逆燧は見えませんが、大江湿原は良く見えます。

大江湿原

皿伏山を降る

 皿伏山の北東斜面は、前回の平成24年6月3日に逆周りで登った時に迷った場所です。
雪の無い現在でもガスが巻けば迷ってしまいます。
大清水平に出る前にも小湿原が2ケ所有りました。
大清水平  10:00

 大清水平は、山合いの湿原としてはかなり広い方である。
咲き終わったコバイケイソウの他は、ただの草原でも目線を下げるといろいろな花が咲いていました。
沼から来たのかハイカーのおじさんがしきりに花を撮っていました。

コバイケイソウ

ナガバノモウセンゴケ

皿伏山より三平下へ

皿伏山  9:23

 白尾山ぐっと降りて行きます。
道はちゃんと有りますが、荒れている。
鞍部右に有るセン沢田代は、登山道から良く見えませんでした。
皿伏山へと急勾配をジグザグに登る。
降りて来る人登って行く人、こんなマイナーコースで人に行き会うのも不思議です。
皿伏山は、もちろん眺望無し!

ギンリョウソウ

モウセンゴケ

アカモノ

マイクロウェーブ中継塔  7:52

 富士見小屋から東へ行くと直ぐ富士見峠で八木沢道の分岐です。
砂利道の林道を歩きマイクロウェーブ中継塔が右に見え、ここから白尾山への登山道です。
富士見小屋より皿伏山へ

←アヤメ平下  7:00
→水場      7:17

 アヤメ平下から上を見上げてもガスで見えず。
ここから小屋まで意外と長い。
水場でまた一杯ゴックン。

富士見小屋  7:22

 富士見小屋の前でちょっと休憩。
後から茨城の方と同じように皿伏山を目指す方が着きました。
 小屋の南側には、ハクサンチドリの群生が咲いて綺麗です。
ここで茨城の方とお別れ。

白尾山

荷鞍山

←元休憩所  6:40

 元休憩所に、水場が有り一口飲む。
白尾山と荷鞍山が、右に見えた。
白尾山-皿伏山と巡る予定のコースは、殆ど人に合わないであろう。

←田代原   6:16
→馬洗淵   6:28

 田代原はいつも綺麗に草刈りされている。
新しく付け替えられた木の標識は、ひたすら林道を歩く登山者に変化を与える。
馬洗淵には、峠3.0k、下へ3.3kと書かれ中間辺りだろう。

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←富士見下   5:43
→十二曲り    6:00

 富士見下の駐車場は、15台程度止まっていた。
アヤメ平までと言っていた茨城の女性と歩き出す。
前日は、一日中雨だったので十二曲りは湿っていた。

富士見下より富士見小屋へ H..27  7月19日

白尾山ー尾瀬ヶ原2



白尾山の地図

山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)

富士見下-1時間39分-富士見小屋休憩14分-16分-マイクロウェーブ-22分-白尾山-1時間8分-皿伏山
-37分-大清水平
撮影15分-10分-南岸分岐-20分-
三平下軽食休憩8分-20分-大江湿原散策撮影44分
-35分-沼尻
散策撮影9分-59分-見晴軽食休憩13分-30分-竜宮十字路-17分-下ノ大堀川撮影14分-17分-
竜宮十字路-1時間12分-土場
軽食休憩9分-24分-富士見田代-10分-富士見小屋-1時間14分-富士見下
全歩行工程 12時間37分(休憩撮影等2時間6分含む)

 例年なら海の日辺りがニッコウキスゲの見頃になる。昨年悪かったので今年はどうだろう?
登山口は、大清水、鳩待峠とこの所歩いているので今度はお金の掛らない富士見下にしましょう。
コースは、以前平成24年6月3日に水芭蕉を見るため長沢新道-竜宮‐見晴-沼尻-皿伏山と右回りだったので、今度は左回りに歩いてみましょう。

ニッコウキスゲ

ワタスゲ

サワラン

トキソウ

キンコウカ

白尾山  8:15

 白尾山手前にも小湿原が有り、初夏の花が見られました。
アイゼン無しでもまだ大丈夫だ。
白尾山頂は、2,000mを越えてはいるが、周りが林と笹原で何も見えません。
後続の方に写真を撮ってもらうもガスが舞って来ました。
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