上越橋 10:53
電話ボックスのあるクロソイド記念碑の脇を過ぎ、上越橋に戻る事が出来ました。
さすがに誰も登っていないようでした。
残雪は、何処でも藪を気にせず行けますが、今回のように迷う事が多いので地形を良く確かめましょう。
国道出口 10:50
擁壁の隙間から国道17号へ出ます。
国道側からは、標識も無く登山道とは判りません。
国道へ
山道の沢側にロープが張って有り、以前遭難があった場所なのかな?
日向で暖かいけど、木々の芽吹きも先で新緑とは程遠い。
東屋 10:19
17号上越橋手前に降りられる分岐路の先に東屋はある。
東屋はトイレが並んで建って手入れが行き届いているようだ。
縁に腰掛ておにぎりとパンを食する。
三国峠へ戻らず此処から降りる事にしました。
三坂の茶屋跡 10:13
江戸時代繁盛した三坂の茶屋は、戊辰戦争で焼失したそうだ。
歴史を紐解く三国街道は、ヒルがいなければ夏でも来たい場所である。
地獄沢と言う小沢を渡ると東屋は近い。
笹薮を進む
南南西方向の尾根を降るが、どうも思ったようには行かない。
雪が少なくなり笹原となったので藪漕ぎとなってしまった。おまけに上を見ると熊棚が沢山在りました。
緩やかな地形となり三国街道は、近いようだ。
1546地点 8:50
難なく1546地点へ到着。
南南西へ進路を取れば最短距離で三国街道へ出られるはずである。
プロトレックを1545mにセットして方位を確かめ、さあ雪の林を降ろう。
雪庇を行く
三国山から雪庇が東へと続いていたので思わず歩いて行ってしまいました。
平標山は、黄砂で見えず近くの大源太山と黒金山がシャクナゲの向こうに見えていました。
雪庇の東端まで来ましたが、さてどうしようか?
三国街道が見えるので、元に戻るよりも南へ降った方が近いかも。
まずは1546地点を目指し、雪の中を歩けそうなのでいってみる事にしました。
三国山頂 8:02
山頂の雪庇の台地は、北側が融け山頂標識が顔を出していました。
気温は、5℃と寒く風があるので立ったままオニギリとパンを食べる。
黄砂のため遠望が利かなく、天気も回復しないみたいだ。
稲包山へ行かなくて正解だったようです。
法師温泉
長倉山
キワノ平ノ頭
稲包山
山頂への階段
強い北風で階段から吹き飛ばされそうでした。
お花畑 7:42
3月6日に雪原だったお花畑は、雪が解けていました。
三国峠 6:56
右の旧三国街道を見ると道に雪が連なって見えます。越後の先人は雪解けと共に関東平野に向かったのであろう。
3月6日に来た時2.5m程度あった三国峠の雪はだいぶ消え、御阪三社神社は修理のための資材が置かれていました。
三国峠へ
少し先に行くと雪が見えて来ました。
今年は、雪解けが遅く花咲く春は少し先になるでしょう。
雪が消えないうちに、国境稜線を歩きたいと考え、稲包山を目指したけれど20分もしないうちに気力が萎えてしまいました。
風邪が完全に抜けていないのだ。
長倉山
三国街道 9:50
窪みが見え三国街道と思いましたが、どうも違ったようである。
少し先でで標高を確かめると1,230mまで降りていた。
尾根まで少し戻り西に進むとやっと三国街道に合流して一安心。
しかし何を勘違いしたか南へ向かってしまった。
地図で地形を確認すると、大般若塚まで行かないと国道に降りられないので、北に戻る事にする。
しっかり雪の残る三国街道を北に向かい東屋を目指す。
木々の芽吹きは、まだ先で人の歩いた形跡も全く無い。
上越橋登山口 6:18
上越橋手前に車を置き歩き出す。
トンネルの右から山道に入り雪の無い道を行くと、マンサクの花・ショウジョウバカマ・キクザキイチゲを見つけた。
キクザキイチゲは、暖かくなれば帰りに咲いているであろう。