凍った下山路
子持山歩き H.23 01-09(日)

獅子岩へ

 杉林の谷を登って行く。気温は6.3℃。
木々が広葉樹に代わるといっそう急坂になってくる。尾根に出て獅子岩に向かう頃には、雪が日陰に残って凍り付いていた。
安全のためアイゼンを付け、そして獅子岩への急坂を登り岩の下まで辿り着いた。
先に登った人の足跡は、長靴のようである。

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ロープのある岩場
獅子岩を振り返る
リスの看板
柳木ヶ峰

子持山  (単独行)
標高 1,296.1m
天気:晴れのち曇り
山頂気温:12.2℃
獅子追手の滝
林道に出る

オオタルミから7号橋へ


オオタルミ   12:34

 急な所には、ロープが有り、枯葉で滑りやすくても安心です。
オオタルミへは、左に木々の隙間から獅子岩を望む事が出来る。
まるでムササビが幕を広げて飛び出すようだ。

獅子岩を振り返る

柳木ヶ峰   11:17

 途中の登山道に、可愛いリスが纏を持った看板が有りました。
 柳木ヶ峰から少しで頂上ですけど、岩場が続きます。


クサリ

7号橋駐車場   9:23

 シーズンオフなので私を含め車は3台。今年は雪が少ないのですが、獅子岩に登るためアイゼンを持って行く。
 駐車場では、板倉町から来た方が出発準備中。登山カード入れの下に綺麗なパンフレットが有りました。
足を踏み入れると熊注意の看板も、太鼓橋を渡ると屏風岩下部に大きなツララが下がっています。

太鼓橋

山歩き行程 (写真を撮りながら、登ったので参考です)
7号橋駐車場 -1時間5分-獅子岩休憩10分-39分-柳木ヶ峯-22分-山頂
昼食休憩18分-14分-柳木ヶ峯分岐-13分-オオタルミ-41分-
7号橋駐車場    全工程 3時間52分昼食休憩28分含む
 

7号橋駐車場  13:15

 無事到着、眺望がもう一つだったので残念でした。
板倉町の2人は、まだ降りて来ていません。


子持山頂

獅子岩へ

 鎖梯子と鎖を使い獅子岩へ登る。
雪は無いのであまり危険は、感じない。

獅子岩分岐
7号橋駐車場
子持山頂
子持山頂
鎖梯子
山行図

 子持山は、古い火山である。
獅子岩(大黒岩)を代表する火山岩頸(がんけい)が、長い間の侵食から取り残されたマグマの成れの果てなのです。
他のも屏風岩の柱状節理、マグマの火道跡の洞穴、等にも興味を惹かれます。
 また山頂からは、利根川の大蛇行や片品川の河岸段丘も見られ、地理の学習にはとても良い山なのである。

 平成17年獅子岩にまだ小学生の息子と一緒に登った時と同じコースを辿りました。
登山口までの林道には雪も無くすんなり到着。
変化に富むコースなのでお勧めです。   

8号橋    13:06

 8号橋からは、コンクリート舗装路を歩き戻る。
登山口には、3人の親子がいたが下見に来たようだった。 

子持山の地図

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獅子追手の滝  13:05

 山道を降って行くと少し荒れた林道に出る。
左手の小沢の奥に、この時期にしか見られない凍りついた獅子追手の滝が小規模ながら見事である。

オオタルミから沢を歩く
 これから先は、杉林の沢沿いのコースをだらだら降る事になる。
筆の穂先のような岩が見え面白い。
沢沿いには、測量のピンクテープが沢山付いていてうっとうしい程である。

子持山からオオタルミへ

ムササビのような獅子岩

柳木ヶ峰   12:21

 柳木ヶ峰への平坦な所は、10cm程雪が残っていた。
柳木ヶ峰から右へ急坂を降りて行く。
気温は、少し下がり10.4℃。登山者は何処にも見当たらないな。

ロープのある急坂
オオタルミ
柳木ヶ峰

浅間

柳木ヶ峯

獅子岩

子持山下山

 下りは、凍っているので慎重にする。
帰りは、右方向に降りオオタルミ方向に行く事にした。

雪の下山路

子持山頂   11:39

 山頂に着くと沼田方向から登ったと言うご夫婦が、新潟から来てこちらは天気が良いと言っていた。
私にとっては天気が良いとは、思えない。
 カップうどんを食べて少し写真を撮っただけで降りることにする。

小野子山
谷川方向

子持山登山道 獅子岩を背に

 獅子岩を振り返り先へ行く。
心配していた雪も僅かで、長靴の下山者と出会う。
やはり獅子岩からの下りが怖かったそうである。
北方向の天気も回復せず、頂上の眺望も期待を持てない。

獅子岩を後に

 獅子岩から北方向に凍りついた急坂を怖い思いで降りて行くと片品川の河岸段丘や私の家も見えました。

凍りついた急坂
自分の住んでいる方向

子持山へ

片品川の河岸段丘

獅子岩     10:29
 今日の天気は、いまいちでした。はっきり見えるのは、赤城山・榛名山くらいです。
怖いのと寒いので少しだけ写真を撮って降りましょう。

赤城山方向
榛名山方向
石碑
獅子岩下
登山口
熊注意
子持山登山 H23  1月 9日
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