オンマ谷を歩く
オンマ谷両側には、ロープや柵が有り落石注意喚起のためだろう。
じめじめして陰気くさい場所だ。
オンマ谷は、御馬谷とも御魔谷とも言われるそうである。
爆裂火口の谷底は、魔の谷にふさわしく左の相馬山の断崖がそびえ右に二ツ岳がそそり立つ。
雄岳 13:08
雄岳山頂の窪みからデジタル中継穣所は建っている。
平成17年12月1日よりここからデジタル放送の電波が発信された。
旧アナログ中継所は、平成23年から24年にかけて撤去され今は空き地だけが残っている。
山頂標識は、西側の榛名湖が見える所に立っている。
そして横には、祠と灯篭が有る。
雄岳からは、水沢山方面は良く見えません。北も荒れているので全く分からず。
烏帽子ヶ岳・掃部ヶ岳・榛名富士・相馬山は良く見えました。
風が冷たく冷えて来たのでたちまち降りて、避難小屋か雌岳で昼食にしましょう。
雌岳分岐 11:13
オンマ谷へ降る手前に雌岳分岐が有る。
オンマ谷も見たいので遠回りして後から雌岳へ行く事にした。
歩き易く整備された石段を下っているとリスを見かけた。レンズを望遠に交換してカメラで追いかける。
どうやらシマリスです。
本州には、ホンドリスしかいないはずなので、ペットして飼われていたチョウセンシマリスが野生化したものと思われます。
合奏会と探鳥会
少し歩くともみじの広場で合奏が始まる所でした。
もみじの広場も、紅葉真っ盛り。
大きなレンズを抱えたカメラマンに付いて行くと池の所で野鳥撮影中。
すかさず私は鈴をしまいます。
そうしたら今度は、合奏が始まりました。
びっくりして鳥も逃げてしまいそうです。
雌岳分岐 12:45
分岐路に出ました。右は雌岳・伊香保・避難小屋と有ります。
初めに雄岳に向かうはずでしたが、間違えて右に降りてしまいました。
管理棟でもらった地図は、北が下になっていた。GPSも忘れて来てしまった。
避難小屋も鞍部から50m南へ移動されていた。
以上の事から方向感覚がおかしくなり、鞍部から引き返すはめになりました。
まゆみの原
まゆみの原なのでマユミは何処?
右側に沢山実を付けた木が有りました。
広場にはベンチも有ります。
陽が射して来てツツジも赤く輝きました。
オンマ谷駐車場に近付くとガサガサと何か飛び出した。カモシカです。少し追いかけるとこちらを見て振り返ります。
蒸し湯跡 10:47
江戸時代より大正初期まで岩の隙間から蒸気が噴き出し、四軒の旅館もにぎわっていたそうだ。
その後噴出も止まり廃止されたと言う。
奥に見えるは、東屋でだいぶ傷んでいます。
雄岳へ
元に戻って分岐路から雄岳へ向かう。
天気は、急に悪化し始め北風が強くなってきた。
テレビ中継電波塔が見えて来ると雄岳山頂は近い。
オンマ谷より二ツ岳へ
オンマ谷から石段を登って行きます。
最後の紅葉が陽に照らされ輝いています。
相馬山もシルエットで浮かび上がる。
水沢山と違い静かな登山道です。
つつじが丘コース合流 11:06
階段を登って行くと右に見えるは、雌岳だろうか。
つつじが丘コースと合流し、右へ進む。
今日は、GPSを忘れて来たのでいまいち位置関係が良く呑み込めていない。
管理棟前駐車場 10:27
天気の様子を伺っているうちに行動が遅くなる。
伊香保森林公園は、紅葉真っ盛り。
雨が降っていたので車内でコンビニかつ丼を食べ止むのを待ちます。
管理棟で地図をもらって、むし湯跡方向に登って行きましょう。
榛名湖
鬢櫛山
掃部ヶ岳
烏帽子ヶ岳
天目山
李が嶽
榛名富士
相馬山
孫岳分岐 12:39
二ツ岳は、雄岳・雌岳と思ったら横に小さな孫岳もくっついていました。
なめて掛かっていたら、けっこうきつい登りです。
落ち葉積もる
広葉樹林を登って行くとハイカーが二人降りて来ました。
これから歩き出すのですから出足が遅い私です。
落ち葉が積もった道は、ふかふかです。
オンマ谷駐車場 12:12
オンマ谷を廻り込んだ北の端に駐車場が有ります。
5,6台停められるでしょうか。
東屋とトイレも整備されています。
車の主も帰って来ました。
青空にカラマツが綺麗です。