大障子避難小屋
谷川山系主稜線縦走 2  H22 06-12(土)

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雪田が残る
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稜線縦走 花へ

吾策新道分岐   10:01

 3回下りた吾策新道が見える。ここを登るのは大変だろうな。
 振り返ると薄いガスで隠れ始めた、赤谷本谷の雪原がそっくり見下ろせる。谷川岳からの縦走路が見渡せ、良く歩いたなと満足感に浸る。
万太郎山頂付近は、色の濃いシャクナゲが多いのでカメラのアングルを決めるのも迷ってしまいます。
万太郎山へ

 大障子ノ頭から急坂を一気に降る。足元の悪い所もあって注意しないと尻餅をつく事になってしまう。
鞍部からは、左に赤谷本谷が90度曲がるのが見え、右は大障子沢上部の絶壁となっている。
 万太郎山へ登りだすと、赤谷本谷まで続く長い雪田が見えて来た。
辛い登りでも、気持の問題か幾らか涼しさを感じられる。
ハクサンイチゲと万太郎山
大障子避難小屋が見える
小さなハクサンコザクラ
水場への道
小障子沢
谷川岳 トマノ耳標高1,963.2m
(単独行)
天気:晴れ

山頂気温:13.9℃
万太郎山 標高 1,954.1m
(単独行)
天気:晴れ

山頂気温:22.0℃
仙ノ倉山 標高2,026.2m
(単独行)
天気:曇り

山頂気温:23.0℃
平標山  標高1,983.7m
(単独行)
天気:曇り

山頂気温:18.3℃
越路避難小屋より毛渡乗越へ降る
越路避難小屋
シャクナゲと仙ノ倉山
ミネザクラと仙ノ倉山
ハクサンイチゲと仙ノ倉山
赤谷川本谷とハクサンイチゲ
残雪とハクサンイチゲ
シラネアオイ咲く小路
万太郎山より毛渡乗越へ
万太郎山から仙ノ倉山を眺める
痩せ尾根
万太郎山頂  10:06

 ハイマツとシャクナゲを抜けると、縦走中間点の山頂である。
今回は、平標新道を下るので、これから先の方が長い道程なのだ。
 薄雲で眺望が利かなく、見えるのは仙ノ倉山方向だけか。腰を下ろし、オニギリとパンを口に入れる。
急降下
鞍部へ下る
大障子避難小屋   8:46

 水場に通じる道も笹が刈って有りました。
私は、まだ沢山背負っているので水汲みはスルーします。
 小障子ノ頭 と大障子ノ頭の中間に小屋は、建っている。
水場が、あるので縦走時に使用する人が多いようだ。
小屋の中は奇麗で棚まである。水滴が垂れるので天井にビニール波板が張ってあります。
 暑くなると歩きながら、虫が纏わりつくようになり、とてもうっとうしい。
小障子ノ頭   8:28

 小障子ノ頭からは、万太郎山が近くに見える。
天気も良くなったが、気温も21.1℃と上がって来ました。
 稜線の南側には、赤谷川源流を挟み、俎ーと川棚ノ頭が対峙する。
以前は、こちらが谷川源流なので谷川岳と呼ばれていたそうだ。
北斜面は、笹原が広がり南側の急峻さとは打って変わる。
小障子ノ頭先は、ハクサンイチゲが咲き誇っている。
万太郎山と一緒に何枚もシャッターを切る。

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大障子ノ頭   9:09

 お天気が少し悪くなって来ました。
気温が21.0℃と上がったが、群馬側に薄雲が架かり、後ろから太陽で照らされるのが少ないので、その点ではありがたい。
 縦走路稜線沿いは、残雪が無いので道を外れて雪を手に取り、首や腕、頭も冷やす。
パンを口にし、ペットボトルの熔け出した氷水が旨い。
3時頃にかけて、これから、暑さとの戦いになるのか。
オジカ避難小屋   8:07

 天気は回復し、青空も濃さが増して来た。
朝の蒸したガスの中から完全に開放され気持がさっぱりする。
縦走は、気持が萎えると体まで動かなくなるので不思議なもんだ。
避難小屋を覗いてみる。中は奇麗でスノコが敷いてある。
ここから、大障子避難小屋までは、アップダウンが少なく一番快適な道だ。縦走に最適な季節でも誰にも行き会いません。
毛渡乗越
越路避難小屋  10:45

 シラネアオイが小屋の周りに多く咲いている。
こんな時期に泊まれたら幸せだろうな。
こちらの避難小屋もスノコが敷いてあり奇麗です。
万太郎山頂
マツダランプ

 マツダランプ(現在は東芝ランプ)の標識が懐かしい。肩ノ小屋からの距離が表示してあり、平標山まで設置してある。
万太郎山への登りは辛いが、山腹にはシャクナゲが点々と咲き、吾策新道分岐に近付くと、ツガザクラ・コケモモの小さな花も咲いている。
 上から若者が降りてきた。山の家より出て谷川岳から土樽に降りるのが希望だが無理かな?「天神尾根を降り、ロープウェイを使うかも」と言っていた。
「自分も平標新道を降り、土樽駅に行くので一緒になるかも?」と伝えた。
コケモモの群落
山腹のシャクナゲ
大障子避難小屋より万太郎山へ
シャクナゲと万太郎山

稜線縦走 花へ

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毛渡乗越  10:55

 小さな峠を乗越と言うそうである。
越後から乗越えて上州に出るのは、三国峠より近いかも知れない。
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万太郎山の地図


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万太郎山を降る

 万太郎山から越路避難小屋にかけては、縦走路の中でも花の多い所である。
シャクナゲ・ミネザクラ・オオカメノキ・ハクサンイチゲ・シラネアオイ等がどんどん見えてくるので、痩せ尾根を通過しながら楽しい思いが出来る。


ガスが架かり始める赤谷本谷
直角に折れた赤谷川
大障子ノ頭を振り返る
オジカ沢ノ頭より大障子避難小屋へ H22 6月12日
吾策新道分岐

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