越路避難小屋 10:45
毛渡乗越からの坂の途中にちょこんと、越路避難小屋が見ました。
スノコがあって中も綺麗でした。
登山道脇の笹の中には、シラネアオイが幾つも咲いていましたが、暑さで少し萎れ気味。
プロトッレックの温度計は、23度もある。
さあ、長い長い登りの始まりです。
オジカ沢ノ頭 13:21
オジカ沢ノ頭の周辺は、ハクサンイチゲが岩場に咲いている。
谷川岳はすぐそこに見えるので、最後の小休止。
おにぎりをほう張り、水もたっぷり飲める
北側から滝の音も聞こえ、幾らか涼しくなってきた。
この先のヤセ尾根には、花が沢山咲いているに違いない。
時間も心配だが、花も楽しみだ。
小障子ノ頭 13:21
ハクサンイチゲを沢山見ながら、楽しく登るとたちまち小障子ノ頭に着いてしまった。
ハクサンコザクラも所処咲きだしていた。
吾策新道分岐 12:01
下の斜面には、色の濃いシャクナゲが沢山咲いていました。
谷川岳 トマノ耳山頂 15:30
肩ノ小屋から10分ほどで山頂。
さすがに誰もいません。
静かな山頂は滅多にないので、ゆっくりしたい所だが、写真を撮っただけで下ることにする。
オキノ耳の斜面はまだ雪が張り付いている。
日が傾き霞んだ縦走路を見ると、歩き通した充実感がこみ上げてくる。
出来れば、毎年この時期に歩きたいものだ。
肩ノ小屋 15:20
分岐から徐々に高度を上げ、夕日に照らされる肩ノ小屋に到着。
管理人の馬場さんと、話を交わす。
沼高生はここに泊り、4時に出発したとの事。
昨日の雷はそれほどでもなかったとか。
1時間もあれば天神平に降りられるそうだ。
疲れた私でも、5時まで下れそうなので、トマノ耳まで足を伸ばす。
小障子ノ頭より万太郎山
この辺りには、これから花が沢山咲いてくるでしょう。
谷川岳下山 15:37
肩ノ小屋に下には、まだまだ沢山雪が残っていました。
アイゼンは持ってきたが、大丈夫そうなので、ロープに捕まりながら、滑らないようにゆっくり下ります。
5月26日にあった熊穴沢ノ避難小屋先の雪は、殆ど消えかかって夏道が見えていました。
稜線縦走路
谷川岳 オキノ耳
オジカ避難小屋 13:56
小障子ノ頭-オジカ沢ノ頭間は、高低差があまりなく楽に歩けるのだが、笹原で花が少ない。
山の手前に、ちょこんとおむすび型の小さな避難小屋がある。
雪原連なる赤谷本谷方向
雪崩跡
赤谷川源流は、まだ雪渓ですっぽり埋まったままだ。
まだ新しい雪崩の跡がある。
土石流なので、こんなのに巻き込まれたらひとたまりもない。
小障子ノ頭へ
小障子ノ頭の北側は、岩場が切り立っている。
避難小屋から少し登り上げれば、良いので苦にならない。緩やかな登りだ。
谷川ロープウェイ山頂駅 16:45
1時間では降りられませんでしたが、15分前に到着。
5時までなので、私が最後の乗客でした。
日が暮れるまでに、時間があるので田尻尾根を降りても良かったのだが、知人に土合まで迎えに来てもらう約束が出来たので、楽をしてしまいました。
天気が良く、花もだいぶ咲いていたので大満足!
しかし夏の日差しに慣れていないせいか、暑かった。
シャクナゲと谷川岳
大障子避難小屋 13:02
最初に会った縦走組は、ここに泊ったと言っていた。
雷の夜を過ごすのは辛かったに違いない。
中を覗いて、先に進む
水場への道がしっかり付いているが、まだ1リットル以上あるので水の心配は無さそうだ。
今日の天気予報は、雷の心配は無い。
花を楽しみながら、楽しく歩けそうだ。
大障子ノ頭 12:37
新しい標柱が出迎える。
小障子ノ頭、オジカ沢ノ頭、その向こうが谷川岳だ。
カンカン照りではないが、とても暑い!
小障子ノ頭までは、大した高低差は無い。 ここからは、気楽に歩ける道だ。
エビス大黒ノ頭以来途中で縦走者に行き会わないので、1日で縦走する人はいない様だ。
大障子ノ頭へ
この先の岩場を登り上げると大障子ノ頭だ。
鎖があった方が良いと思うような岩場があるが、なんとか登り上げる。
雨で濡れると少し危険なようだ。
岩にはハクサンイチゲがへばりついている。
笹と共生できないので、ここまで生えているようだ。
万太郎山頂 11:37
山頂には誰もいません。
虫が沢山飛び回る中で、お昼にしました。
気温は、なんと25℃下界と変わりません。
天気は少し薄曇りになって来たが、写真を撮って辺りを見回すと斜面には、シャクナゲが多く咲いている。
色も赤くて綺麗だ。
谷川岳もだんだん近づいて、肩ノ小屋も見えている。
天神尾根を下り、5:00のロープウェイ最終に乗れれば良いので、少しゆっくりする。
遅れても日が長いので、迎えに来てもらえば良いと楽天的な私でした。