平標山頂  15:56

 山頂の階段に一人休んでいました。 7時の元橋から7時のバスに乗ると言う。
暗くなるのにまだ降るつもりは無いようだ。
 さて弱ったぞ、仙ノ倉で圏外だった携帯もここでは何とか繋がるが、家の奥様に掛けても出てくれない。
最終の電車には間に合いそうもない。
早く降って、誰かに乗せてもらわなければ・・・。

仙ノ倉山へ

 せっかく苦労して、エビス大黒ノ頭へ登ったのにまた下りだ。
でもあの山には、何度も訪れているので、親しみがあるのです。
 途中で、谷川岳へ縦走する方と出会い、仙ノ倉山頂には3人ほどいたと言う。
この時間から夜通し歩いて、往復するとの事恐ろしい強者がいるものだ!。
マワットノセン

 望遠レンズに切り替えます。
 滝つぼも大きい、近くで見れば水量も多いし、さぞかし豪快でしょうね。
沢登のクライマーでしょうか? 滝の上部に人が見えました。
エビス大黒ノ頭より360° パノラマ クリックすると大きくなります。
エビス大黒避難小屋  14:51 

 この小屋もだいぶ狭いです。
仙ノ倉山先よりいつも見えていただけに、ここまで来ると感無量。
エビス大黒ノ頭を振り返る       エビス大黒ノ頭の南斜面は、岩場の絶壁です。

越路避難小屋   13:04
 下り坂の途中に小さな、越路避難小屋が見えた。 ここから仙ノ倉山の景色も良い。
でもずっと先まで続いているなー、ここに避難する時は、景色どころではないだろう。

谷川山系主線縦走 2  H19 06-23
平標山 お花畑

 風が吹いて、ハクサンコザクラはみんな向こうを向いている。
チングルマは、少ないようだ。
夕方では花も萎み気味なのだろうか。

仙ノ倉山頂  15:18

 さすがにこの時間、山頂には一人も残っていません。
もうゆっくりパノラマ写真を撮っている場合ではない。
早く降らなければ!
 水分を補給してと思ったっが、凍らしてきたペットボトルの水がまだ解けきっていない。
汗をかいて暑かったつもりが、山の上の気温はあまり高くなかったらしい。
エビス大黒ノ頭より360° パノラマ
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谷川岳主稜線縦走 1へ

谷川岳主稜線縦走の花


仙ノ倉山へ
 やさしい山容の仙ノ倉山は、ハクサンイチゲがよく似合います。
素晴らしい景色と、綺麗な花で疲れた体でも何とか登る気力が出てきます。
平標山 お花畑

 ハクサンイチゲは、開花期間が長いようだ。
縦走路で一番多く目に付いた花だった。
 ずっと遠くに、沼田の町も見える、さてこれからどうやって車を回収しようか?。

山行図

谷川岳主稜線縦走 1へ

谷川岳主稜線縦走の花

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万太郎山の地図

元橋駐車場  17:46

 下山中に何とか、妻と連絡がついた。 こちらに向うとの事。 一安心!
30分ほど待ち、土合まで車を回収に行く。 土合7:25、家に着いたのが8時過ぎ。
 
 最初から朝、平標登山口に送ってくれれば、こんな事にならなかったのに・・・ぶつぶつ。
計画をしっかり立てなかった罰でした。
松手山頂  16:38

 松手山で4人の方に追いついた。
家族と連絡がとれない、わたしは何方かに乗せて頂かなくては・・・
 この方達は、それぞれ湯沢と猿ヶ京に行くと言う。
先に降り誰も乗せてもらえない場合、お願いする事にした。

平標山 お花畑

 とうとう先行者に追いつけなかった。
これまでの経験で疲れた体には、道連れが必要なのだ。
 日中は、お花畑も満開の花で綺麗だったであろう。
喧騒が嘘のように静まり還っている。

平標山へ

 先週は強風で難渋した階段も、今日は難なく降りられる。少し前に先行者がいるようだ。
なんとか追いつきたいが、距離が縮まらない、ザックはの水と食料は少なく軽いが、足が速く進まない。
やはり階段の下りは、苦手だ、膝に負担がずっしりきてしまう。
仙ノ倉山より平標登山口へ H19 6月23日

縦走路を振り返る  
 一日歩いた縦走路が、東にずっと続く、だいぶ雲も濃くなってきた、明日の予報は晴だったが、どうも悪くなりそうだ今日の行程は運が良かったのかも?  しかし、一人でこれだけ良く歩いたなー。

仙ノ倉山へ
 つらい登りもこれだけ、ハクサンイチゲの群落が見渡せるとぜんぜん気にならなくなる、不思議なものだ。
遠くに見えるのは、昨年の錦秋時期に登った巻機山だろうか。
←仙ノ倉山へ

 ここが最後の急登になる、気合を入れてもう一分張り!
縦走路に入ってまだ出会ったのは、3人のみ、さすがに人恋しくなります。
エビス大黒ノ頭より仙ノ倉山へ H19 6月23日

エビス大黒ノ頭  14:18

 我慢していた水分補給をして、少しのパンを口に入れる。
パンは軽くて良いのだが、水が無くては喉を通らない。
すぐ動けず、しばし7分ほど休憩!
 この縦走でなんと言っても、エビス大黒ノ頭への登りが一番の難関でした。
エビス大黒ノ頭へ

 エビス大黒ノ頭へは、あと一山先だ。
いったい何時になったら着くのやら・・・
疲れはピークです。

先が見えない山登りほど、辛いものはない!
この上の岩場には、綺麗なツガザクラが咲いていました。
↑赤谷川源流

 赤谷川はここで西から南に90度曲る。
滝つぼが見える。 マワットノセンのかな?
疲れていると、こんな景色に見とれて一休み。
エビス大黒ノ頭へ

 疲れた体で一山越えると、エビス大黒ノ頭がまるで壁のようだ。
この先には仙ノ倉も待っている。
バテバテで仙ノ倉の登りが、きついと聞いていたが、こちらも大変そうだ。
 今回は此処からが、一番辛い登りです
毛渡乗越  13:04

 赤谷林道からのコースとの接点、鞍部にある毛渡乗越の標柱も倒れたまま。
 ここまでだいぶ下ったので、登り返しが恐ろしい。

万太郎山を振り返る  

 花が名残惜しいので、再び振り返ると、万太郎山の上に、雲がふわりと浮かんでいる。

 しかしまだまだずっと下りが続く。
こんなに降るとは!
綺麗な景色でしたが、この先は一番の辛いのぼりでした。

毛渡乗越へ
 東俣ノ頭を左に見ながらヤセ尾根を下ると、ハクサンイチゲの大群落が待っていた。 シラネアオイもいくらか咲いている。
平標のお花畑も良いが、ここは人の来ない天上の楽園。 時間が許せば、昼寝がしたいなあー!

万太郎山を振り返る  
 万太郎山を下り始めると、すぐヤセ尾根だ。 振り返るとずっと奥に谷川岳が見える。 いい天気だったなあ!
 この縦走路はもっと歩かれて良いと思うのだが、気象条件が厳しいので、大変なのだろう。


万太郎山よりエビス大黒ノ頭へ H19 6月23日
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