谷川山系主稜線縦走 1  H19 06-23

谷川岳登山道  

 まだ雪原が残っていました!
ロープが張ってありますが、キックステップで
慎重に登ります。

谷川岳登山道  

 ザンゲ岩では、富士山が見えました。
この時期では、非常に珍しい事です。

天神平登山口   7:20

 朝寝坊をして起きたのが6時、これではロープウェイ
を利用しなくては・・・
最高の晴天ですが、ハイカーは前日の雨で敬遠した
のか、だいぶ少ない。

万太郎山より360° パノラマ クリックすると大きくなります。

万太郎山の地図

谷川岳主稜線縦走の花

谷川岳主稜線縦走 2へ

HOME

HOME
山域別記録
日付順山行記録

谷川岳主稜線縦走 2へ

谷川岳主稜線縦走の花

平標山  標高1,983.7m
谷川岳  トマノ耳標高1,963.2m
万太郎山 標高 1,954.1m
仙ノ倉山 標高2,026.2m 

オジカ避難小屋より西 赤谷川本谷を挟んで俎ー山陵と万太郎山へ続く稜線。谷には雪も残っています。

オジカ沢ノ頭   10:05 

 谷川岳には、ガスが取れきれていませんが、360度の眺めは素晴らしいものです。
 トマノ耳に立ち寄った分だけ、前回より遅れている
おまけに喜んで写真を沢山撮ったからなあ。
この遅れが後で響いて来るのです・・・

(単独行)

熊穴沢避難小屋   7:46

 前日までの雨でだいぶぬかっていましたが、たちまち乾くでしょう。
 この時はまだ万太郎山までと決めていました。
吾妻耶山でお会いした方と、谷川山頂まで御一緒しました。

谷川岳 トマノ耳   9:08

 新潟県側は、まだガスが少し巻いていましたが、眺望は、まずまずです。

登山者が少なかったので、パノラマ写真が撮れました。
此処で長岡の方は、茂倉新道より土樽に下るのでお別れします。

肩ノ小屋   8:40

 肩ノ小屋の温度計は、9度 湿度67%でした。
新潟方面は、ガスが架かっているが、せっかくなのでトイレを済まし、トマノ耳まで登って見よう。

天神尾根より

 梅雨時にしては、素晴らしい天気で山も
くっきり!。
残雪も少ないようなので、いい山歩きが出来ます。

山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
慰霊碑駐車場-23分-ロープウェイ天神平駅-26分-熊穴沢避難小屋-54分-肩ノ小屋-7分-谷川岳トマの耳
休憩7分-4分-肩ノ小屋
-
1時間 5分-オジカ沢の頭休憩8分-52分-大障子避難小屋-1時間8分-万太郎山昼食休憩25分-28分-越路避難小屋-14分-毛渡乗越
-1時間-エビス大黒ノ頭
休憩7分-53分-仙ノ倉山-38分-平標山-42分-松手山-1時間8分-元橋駐車場    
全歩行工程 10時間26分(天神平-元橋間)

吾策新道分岐より縦走路を振り返る 
 ずっと奥に谷川岳、オジカ沢ノ頭、大障子ノ頭とよく歩いたぞ。 素晴らしい眺めを満喫しかしこの時は、これから先のほうが長いことに気づかず。

大障子ノ頭先鞍部    

群馬側 赤谷川本谷。此処の草紅葉はすばらしかった。
このあたりも、いろいろ花が咲いていました。
ハクサンイチゲ・ヨツバシオガマ・コバイケイソウ

大障子避難小屋

大障子避難小屋   11:05

 昨年壊れていたドアも修理されていました。
此処だけでなく縦走路の避難小屋は、何処も大変きれいでした。

水場は赤谷川方向に10分ほど下ればあるそうです。
私は汲みに行きませんでしたが、夏場は水が貴重です。

小障子ノ頭   10:43 

 赤谷川源流を眺めながら、緩い坂を登るとたちまち小障子ノ頭だ。
このあたりはとても快適な山道と言えます。

肩ノ小屋   9:00

 肩ノ小屋西には、ミヤマキンポウゲの小群落が
ありました。
 
よしこれから、万太郎山に踏み出します。
高山植物も満開のようだ、お天気も最高!
これから先が楽しみで、ワクワクしてきます!

万太郎山へ H19 6月23日
谷川岳へ H19 6月23日

オジカ沢ノ頭へ 
 オジカ沢ノ頭への道案内のように、ハクサンイチゲが咲いていました。 さあ、この上がオジカ沢ノ頭です

オジカ沢ノ頭へ 
 ガスが晴れ、谷川岳オキの耳、トマノ耳も見えてきました。 西から縦走する時には、小さく見える肩ノ小屋を目指すのでしょうね。


山行図

万太郎山頂   12:13 

 山頂にお一人いたので、撮ってもらいました。平標方向から縦走の途中だそうです。
最終のロープウェイで降り、土合から下り17:47の電車で帰ると言う。 間に合うのでしょうか?
 私の方は、元橋からどうやって車を回収しましょうか? まあ何とかなるでしょう!
元橋バス停17:16  越後湯沢17:55発が最終電車
南越後観光バス路線時刻表

吾策新道分岐より吾策新道 
 吾策新道先には、湯沢方向がよく見える。 秋に歩いた時は、このずっと先で熊に出会ったため、降りていくのは気が進まない。

吾策新道分岐   12:10 

 この付近には、コイワカガミが沢山咲いていました
万太郎から降りてきた方は、谷川岳までまた戻るそうです。
私の心はすでに、吾策新道を下らず平標山までの縦走を決意。
水もまだ1.2リットルある、体力も持ちそうだ。

大障子ノ頭先鞍部    

新潟側 大障子ノ頭先鞍部から見た、V字型の大障子です。

大障子ノ頭   11:26 

 昨年無かった、標柱も立てられていました。
エビス大黒ノ頭以外は、はっきり山名が確認できる、標柱があり、縦走路もよく整備されてありました。
とても、ありがたい事です。
 この先は、急な岩場の下りになります。 濡れている時は、慎重に!
万太郎がすぐそこに見えるので、休まず進みます。

小障子ノ頭から大障子避難小屋
 足元には、ハクサンイチゲの群落。 チングルマも咲いている。 緩やかな下りの先には、大障子避難小屋 も見えている。 
大障子ノ頭先には、大きな万太郎山が控えている。 こんなに景色よく、楽しい山歩きは久しぶりだ。

オジカ避難小屋  10:16 

 万太郎はまだずっと先だ、こんな景色の中でここに泊るのも良いかもしれない。
中はきれいでした。

オジカ沢ノ頭へ 
 俎ーへの稜線に残雪、その脇にはハクサンイチゲの群落が見事でした。 右にオジカ沢避難小屋も見えます

中ゴー尾根分岐よりオジカ沢ノ頭へ 

 が俎ー(まないたぐら)山稜、右がこれから登るヤセ尾根が続く、オジカ沢ノ頭です。
この岩場にも花が沢山咲いていました。

とても青い空で、梅雨が嘘のようです。

中ゴー尾根分岐   9:26

 中ゴー尾根の先には、阿能川岳・吾妻耶山・子持山小野子山・榛名山までしっかり見える。
富士山は霞んでしまった。

平標山のお花畑と同じで、此処も風の通り道のようだ。
この沢もそろそろ、山ヒルが出るでしょうね。

中ゴー尾根分岐へ 
 ミヤマキンポウゲの向こうには、俎ー(まないたぐら)山稜。 秋には草紅葉が綺麗だった所でした。こんな景色が見られて、私は幸せ者です。

中ゴー尾根分岐へ 

 この先の岩場には、白いイワカガミ・ハクサンイチゲ・ハクサンコザクラ・ミツバオウレン・キスミレ・ミヤマキンポウゲなど沢山の高山植物が咲き乱れていました。
 岩場で体勢が不安定になる上、風が強いので、気をつけて進みます。

谷川縦走開始 
 ハクサンイチゲに見送られて、ガスの渦巻くオジカ沢ノ頭を目指します。 天気予報は晴れマーク、最高の山歩き日和となるはずだろう。

 昨年の秋は、散々強風に悩ませられたものだった。 今回も風が少し強かったのですが、汗をかいた体にはとても快適。


トマノ耳より360° パノラマ クリックすると大きくなります
 谷川山系の縦走コースは、上越国境沿いの主線縦走と、湯檜曽川を一周する馬蹄形縦走があります。
昨年馬蹄形縦走を失敗したので、今回少し楽な主線縦走を行いました。
本来、谷川岳西黒尾根より三国峠まで歩くのですが、さすがに一日では無理なので、天神平より平標山元橋登山口までの短絡コースを歩きました。
日が長く、天気が良く、気温も高くない、この梅雨の晴れ間が最高の条件でした。
(上越国境の山は、天気が急変するので、無理な計画は禁物です。)
inserted by FC2 system