谷川岳-一ノ倉岳-茂倉岳 山歩き 1 H.26 11-24(月)
国土地理院2万5千分1地図に加筆
オキノ耳 11:21
晴れたせいでこちらまで来る人も多い。
カレーパンを食べ空を見ていると新潟方向は天気が良い。
肩ノ小屋に泊った方が、「兄弟で平標から縦走して来て茂倉新道を歩いて行った人がいる」と教えてくれた。
トレースを頼りに私も行って見ましょう。
トマノ耳からオキノ耳へ
先週と違いしっかりトレースが付いていた。
霧氷もびっしり、残骸もいっぱい。
やはり青空と霧氷は素晴らしいです。
でも雲の動きが速いのが気にかかります。
トマノ耳からオキノ耳へ
サンゲ岩 10:25
冬道は、尾根の上を越えて行く。
何度も歩いた西黒尾根でもこれだけガスが濃いと不安になって来る。
トレースだけが頼りで新雪の後、最初に登った人に感謝します。
やっとサンゲ岩が見えて一安心。
緩い坂を登り、道標が見えて来た。
西黒尾根を登る
難所の岩場を登り始めると先行者が戸惑っている。
ガスで先が見えないのと雪が多く積って予想と違ったのだろう。
雪庇も発達途中でナイフリッジとなっていた。
周りが見えればさぞかし恐ろしいだろう。
ラクダの背からトマノ耳へ
ラクダの背 9:28
鎖場をもう一つ越え、ラクダの背に至る。
ガスも濃くなり、なんかだいぶ危なそうです。
でもトレースはしっかりしているし、先に歩いている人間も数人居そうです。
鎖場
雪が増えて来たので、標高1,200m辺りでアイゼンを装着。
朝は冷え込まなかったので急坂を登っていると非常に暑い。
尾根に出て鎖場を見ると有りがたい事に雪が無く露出していた。
これなら大丈夫かも。
←慰霊碑駐車場 7:08
→西黒尾根登山口 7:28
私が停めるとワゴンの方も車から出て来ました。西黒尾根へ行くのかな?
ロープウェイも動き出したばかりです。
今回は乗らずに指導センターで届を出し、西黒尾根登山口へ向かいます。
先週、天神尾根から谷川岳へ登ったがガスで全く景色が見えず。
気を取り直して天気が悪いが今度は、西黒尾根から登る事にした。
雪が付いた西黒尾根は危険がいっぱい。12月に入ればエキスパートしか受付ないコースである。
夏場なら問題有りませんが、日が短いので条件が整わないと縦走するべきでは有りません。
ノゾキ 12:05
万太郎谷は、晴れて来た。
湯檜曽川も少しづつ見えて来ました。
ノゾキ手前で幕営の跡が有りました。
度胸が良いのか、こんな所にテントを張れば吹き飛ばされますよ。
谷川岳 (単独行)
トマノ耳標高1,963.2m
オキノ耳標高1,977m
天気:晴れ
山頂気温:3.1℃
奥の院 11:39
オキの耳で話をした人のうち二人が、興味を示し茂倉新道を降りたいと言っていたが、付いては来ません。
こちらから見る谷川岳も綺麗なのですよ。
湯檜曽川は雲海の下、で見えません。
昨日歩いたのか、カンジキの跡も有ります。
一ノ倉岳 (単独行)
標高1,974.2m
天気:曇り
山頂気温:
茂倉岳 (単独行)
標高1,977.9m
天気:曇り
山頂気温:8.1℃
慰霊碑駐車場-20分-西黒尾根登山口-41分-P1140休憩9分-1時間10分-ラクダの背-1時間22分-トマノ耳休憩13分-15分-オキノ耳軽食休憩5分
-1時間4分-一ノ倉岳-31分-茂倉岳昼食休憩19分-58分-矢場ノ頭休憩6分-1時間5分-土樽登山口-27分-土樽駅電車待ち1時間24分
(18:16=電車10分=18:26)土合駅-12分-慰霊碑駐車場 全歩行工程 8時間56分休憩1時間含む(電車待ち乗車含めず)
オキノ耳からノゾキへ
トマノ耳 10:50
丁度山頂は、誰もいない。
ヒューヒュー音を立ててガスが北に流れて行く。
群馬側は、全く視界が無かったのに山頂からどんどんガスが取れて行く。
霧氷も沢山付いて綺麗です。
天神尾根からの登山者も続々やって来た。
道標 8:09
早速後から来た若者に抜かされました。
でも、冬山支度では無さそうな気もするが・・・
標高1140辺りの高台に土合1時間、山頂3時間と書かれた道標が有ります。
雪が多くなる前に此処で小休止。
菓子パンとお茶で少し腹を満たします。
谷川岳登山(西黒尾根) ラクダの背へ H.26 11月24日
西黒尾根は、私はもう限界でした。
感動的な光景に胸が高鳴る。来て良かった!
肩ノ小屋で休憩するつもりが山頂へ向かってしまった。