一ノ倉-谷川岳山歩き 1  H.26 09-22(月)
一ノ倉岳-谷川岳 2
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一ノ倉岳-谷川岳 3

 昨日荒沢岳に登って少し赤く染まっていた。
谷川岳も紅葉が始まったと言う。
疲れているのでロープウェイも選択肢の一つだが、中芝新道も行きたいな。
昨年気ままな男の山歩きの赤城さんを誘って登ったら全くの外れで駄目でした。
今年は台風も無いので期待できそうだ。。

注 中芝新道下部は、破線コースで崩壊個所も有り、毎年登るルートが変化します。
案内板は無いし、ペンキもわずかです。
特に下山には適しません。

指導センターサイトより抜粋
 中芝新道はもともと一般向けのコースではありませんが、登山道下部が崩壊していてルート不明瞭です。熟達者以外のご利用は控えて下さい。滑落の危険も高く増水時は通行不可。

中芝新道を登る

 堅炭岩から先は、中芝新道の紅葉が真っ盛りになる。
ナナカマドは、くすんだ色でも、モミジが赤やオレンジに色付いている。
つつじも真っ赤できれいです。

堅炭尾根を登る

 堅炭岩を後にして尾根を登って行く。
多少歩き難い場所で急な山道だけで危険は無い。
 群馬県警のへりが盛んに飛び回っている。遭難者でもいたのだろうか?
紅葉の共演

堅炭岩  10:26

 急勾配を登りつめやっと堅炭岩が見えた。
紅葉は、まだあまり見えません。
昨年も台風のせいで散々だったが、今年は期待できそうです。
鎖場

 数年前にロープや鎖が付けられ、最も危険な場所は登り易くなった。
でも今は、濡れていて滑り易く危険です。
ここを残雪期に登るのは、とても急で至難の業でした。
堅炭尾根へ

 中芝新道の取付きは、とても判り難い場所だ。おまけに今年はまだ草刈りされていません。
これから急勾配で堅炭尾根へ登る。
岩場のトラバースや段差のある場所は非常に危険です。
地図でも点線となっていて、上級者登山道です。下りに使うのは止めた方が良いでしょう。
堅炭尾根取り付き  9:26

 芝倉沢渡渉点は、ペンキのある所なので見落とさないように。
ここから堅炭尾根まで難路が続くので一旦一休み。
ここまでの芝倉沢は、残雪期の方が断然登り易い。
中芝新道を登る

芝倉沢危険地帯

 急斜面を登ると登山道は、大きくが崩壊している。
踏み跡も確かではない。
経験からここは一旦高巻くしかないのだ。
ザレて足掛かりも無いので慎重に通過するしかない。
通過後は、何処でも歩けるが右を行くのが正解。
取り付き点を上から見る
芝倉沢   8:40

 旧道も芝倉沢手前でごっそり抜けおちて途切れている。
ロープで一旦下降して芝倉沢へ向かう。
 芝倉沢の道標には、中芝新道の方向が外され「中芝新道は登山道下部が崩壊していて大変危険です。一般コースとしては不向きですので、ベテラン、上級者以外の方は通行を控えて下さい。」と書かれていた。
その通りである。
国土地理院2万5千分1地図に加筆

旧道を歩く

 ブナの枝からの木漏れ日が道に写る。
旧道は、JRだろうか敷砂利が有り路肩の崩れも補修され、倒木も片付いていた。
 私のように中芝新道に向かう人やロッククライマーには、一ノ倉沢まで車が入り込めなくなったのはとても痛い。

一ノ倉沢より芝倉沢へ

一ノ倉沢   7:43

 一ノ倉沢上部もガスが掛かっている。
これでは紅葉の様子も確かめられません。
カメラマンもハイカーもまだ来ていません。
おそらくこれから一ノ倉岳まで誰にも会わないでしょう。

マチガ沢   7:22

 マチガ沢上部はガスが掛かっている。
天気が良くならないかな。
 ひたすら車の走れる舗装道路を歩くのは辛い。
家族連れがやって来た。
ロープウェイの開始まで間が有るのでハイキングかな?

指導センター  6:59

 谷川指導センターで登山届を出し舗装道路を歩いて行く。
この辺では秋の気配はまだ感じられない。ロープウェイがまだ動かないので、時間つぶしに早朝から一ノ倉沢まで散歩している人がいた。

一ノ倉岳-谷川岳 3
一ノ倉岳-谷川岳 2
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一ノ倉岳の地図

一ノ倉岳 (単独行)
標高1,974.2m
天気:曇り
山頂気温:12.3℃
谷川岳(単独同行)
オキノ耳
標高1,977m
天気:曇り
山頂気温:13.1℃
谷川岳 (単独行)
トマノ耳
標高1,963.2m
天気:ガス
山頂気温:12.8℃
芝倉沢を登る

 芝倉沢の紅葉はまだずっと先のようだ。もう秋なのに夏の花が咲いている。
最初は、左側を登り、途中で右に移動し急傾斜はロープを伝う。
注意書きにも有るように、一般コースとはかけ離れている。
JR見張小屋方向分岐  8:16

 右に降ると新道でJR見張小屋方向だ。
道はロープで塞がり注意書きが有る。
「この先旧道は武能沢周辺で登山道崩壊が激しく一般向きではありません。新道をご利用下さい。」と書かれていた。
整備されなければ、廃道となる可能性さえある


幽ノ沢   8:02

 幽ノ沢の上部もガスである。
堅墨尾根の紅葉も確かめられません。
ほんとはもっと速く歩けばいいのですが、これではあまり気合いが入らない。
駐車場から一ノ倉沢へ H.26  9月22日
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
慰霊碑駐車場-9分-ベースプラザ-27分-マチガ沢-21分-一ノ倉沢-57分-芝倉沢-46分-中芝新道取付軽食休憩15分-48分-堅炭尾根
-2時間5分-一ノ倉岳山頂
-1時間34分-谷川岳オキノ耳昼食休憩19分-23分-谷川岳トマノ耳撮影6分-53分-巌剛新道分岐-39分-
第一見晴し-
30分-マチガ沢下山口-31分-慰霊碑駐車場       全歩行工程 10時間29分
休憩33分含む
中芝新道を登る

 今年は大当たりの年になりました。
いやー素晴らしい。
ただ惜しむらくは、上に行くにつれガスが出て来た事です。
途中日が射すのを待ちしばし休憩するが、天気は回復しません。
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←慰霊碑駐車場   6:46
ベースプラザ    6:55

 道が崩壊しているので湯檜曽川沿いの
駐車場まで入れなかった。
一ノ倉沢駐車場は、通年通行規制なのでので慰霊碑の隣に停めました
ロープウェイは、8時からでまだひっそりとしていた。

芝倉沢から堅炭尾根へ

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