一ノ倉岳-谷川岳山歩き 1 H.25 06-02(日)
一ノ倉岳 (単独行)
標高1,974.2m
天気:曇り
山頂気温:19.5℃
谷川岳 (単独行)
オキノ耳標高1,977m
天気:曇り
谷川岳 (単独行)
トマノ耳標高1,963.2m
天気:曇り
山頂気温:16.5℃
一ノ倉沢駐車場へ H.25 6月 2日
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
谷川慰霊碑-32分-マチガ沢-22分-一ノ倉沢駐車場撮影10分-21分-幽ノ沢-35分-芝倉沢-1時間-中芝新道入口-1時間6分-堅炭尾根
-2時間10分-一ノ倉岳山頂昼食休憩33分-1時間12分-谷川岳オキノ耳-15分-谷川岳トマノ耳休憩11分-1時間7分-ラクダのコル
-1時間16分-西黒尾根入口-17分-谷川慰霊碑 全歩行工程11時間7分休憩54分含む
中芝新道夏道
笹を掴みながら藪を左に進み、やっと雪原最上部に出た。
やはり判断は、正しかったようで、夏道は雪の急斜面となっていました。
振り返ると白毛門。右の急な枝沢の方が荒 一安心してピッケル・アイゼンを仕舞い込む。黄色いペンキとステンレスの鎖、夏道の確証を得ました。
鎖に付いたネジ止めカラビナが引き千切れて雪崩と雪の重みのすざましさを見せつける。
刈り払われた道脇には、いろいろな種類の花が咲いている。シラネアオイ・コイワカガミ・ナエバキスミレ・ハクサンコザクラ・ミツバオウレン・タテヤマリンドウ・サンカヨウ・オオカメノキ、いろいろ咲いてすごいすごい。
楽しんでいるうちに、堅炭尾根です。
藪漕ぎ開始
2年前に赤城さんと中芝新道に取り付いた時、急な雪面を登り危険な思いをしたのを覚えている。
危険回避のため、少し廻り込んで藪に突入する。
笹は逆向きのため登るは容易ではない。
斜め左に進み、登山道との合流しなければ。
芝倉沢より堅炭尾根へ(中芝新道)
中芝新道取り付き 10:16
ゆっくり雪渓を踏みしめながら登る。
枯れ草のカスがこれだけ見えるのは、だいぶ雪が融けたからだろう。
振り返ると白毛門。右の急な枝沢の方が荒れていて雪崩や落石が頻繁に起こったのだろう。
カーブした左が中芝新道だろう。
芝倉沢 9:16
芝倉沢の大雪渓は、威圧感が有ります。
初めて来た人は、此処を登ろうとは考えないでしょう。
さあアイゼン・ピッケルで身支度して残雪を確かめる。
少し緩いのでアイゼンの効きが今一つだ。
左の沢からも雪崩があり此処で合流。
林道歩きから変化して気合いが入ります。
虹芝寮分岐 8:55
新道への道標は、まだ取り外されている。昨年は、武能沢先が道路崩壊のため通行止めでした。
進んで行くと雪崩跡の雪が道路を塞ぐ。
上を見ると豪快に押し出された残雪が続いていた。
幽ノ沢 8:41
ブナやホオの新緑が、目に優しい。
幽ノ沢中ほどに大きな滝が見える。これも幻の滝だろうか?
幽ノ沢でハイカーが1人休んでいた。
この先はもう誰もいないだろうな。
ブナのしずくを一口頂く、思ったより冷たく有りませんでした。
一ノ倉沢から芝倉沢へ
一ノ倉沢駐車場 4:46
指導センターから一ノ倉沢駐車場間が、通行規制なので人は少ない。
手前左の林の中に古い避難小屋らしき建物が有りました。以前はクライマーで賑わっていたのですね。
沢に降りると空気がひんやり、雪渓の下から雪解水が流れ出す。
残雪の上は牧草を散らかしたようで雪の白さを期待しては駄目です。
雪解け時期にのみ現れる幻の滝が見え、雪渓の上を登って行く観光客もいました。
マチガ沢 7:48
多くの人が集まっていると思ったら、マチガ沢ではスラロームコースが作られスキー大会がもようされていた。
雨が降らなくて良かったですね。
これより先は、人も少なくゆっくりブナ林を散策出来そうだ。
マチガ沢へ
指導センター先のカーブを曲がらず真っすぐ進みショートカット。
交通規制が始まり少しでも短絡させようと西黒尾根以外の人は、此処を進む人が多く踏み固められていた。
道に上がるとスキーヤーが沢山歩いていました。
慰霊碑脇駐車スペース 7:16
天気を心配していたら出足が遅れてしまった。
ピッケルを持った方と話をすると西黒尾根を登ると言う。私は、中芝新道。
指導センターで登山届を書き提出すると何やら人が多いぞ。
今年は早々と5月29日から梅雨に入ってしまいました。今日の予報では雨は降りそうもないので谷川岳に行ってみましょう。
当初は、西黒尾根を登る予定でしたが,どうも急な林の中を登るのが嫌なのだ。
2年前、「気ままな男の山歩き」の赤城さんと中芝新道を歩いたのを思い出し予定変更。あの時は、中芝新道の取り付きの急な雪面で苦労したな。
今度は、10日早いので芝倉沢の雪渓はどうだろうか。
※ 今年度よりより一ノ倉沢一般車輌通行規制のため、指導センターから先は車の進入が出来ません。