一ノ倉岳-谷川岳山歩き2 H20 10-02 (中芝新道-巌剛新道コース)
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奥の院を振り返る
 
 奥の院に手を合わせ、先へ進む。
振り返るとガスは幾分薄まった。
紅葉は最高潮となっている。
 天気予報を信じたのに、新潟側はすっぽりガスの中。
素晴らしい紅葉がいつまで経っても姿を現さない。
じらしてくれる事!

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山域別記録

一ノ倉岳避難小屋  9:26
 
 正面には、いわれの書いてあるプレートが張ってありました。
遭難が続いたので昭和38年10月に、「この山にねがいをこめて」と言う本の収益金他で建てられたようです。 
「この山で悲しい記録を残さないように、慎重に行動してください。」
と書かれていました。

サラシナショウマ(晒菜升麻)
芝倉沢
シロヨメナ(白嫁菜)
芝倉沢

ミヤマトリカブト(深山鳥兜)
巌剛新道

ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)
芝倉沢
ヤマアジサイ(山紫陽花)
芝倉沢

巌剛新道入口  13:33
 
 2時に降りられればと思っていたが、だいぶ早かった。
あー後30分頂上にいられたのにー、後の祭りでした。

これだから、また絶好の景色を見るため登りたくなるのだ!

巌剛新道下山
 
 鉄梯子を降りる。
この先には、山が崩れ危険の布が掛けたロープがありました。
何度も通った、岩場を降りていく。

巌剛新道下山
 
 マチガ沢には、雪が残っていました。
いつまで溶けないのだろうか?

巌剛新道分岐  12:31
 
 時間を節約するため、巌剛新道を降る。
林の中を長く歩く西黒尾根を歩く事は、少なくなったなあ。

西黒尾根下山
 
 正面は、ラクダの背。 巌剛新道はもう直ぐ。
こんな早い時間に下山するのは、久しぶりだ。
昨年、馬蹄形縦走の時は暗くなりだし、足がおぼつかなくなった場所だ。

西黒尾根下山
 
 正面は、笠ヶ岳と白毛門山。
今度は、向こうに登ろうか。
頂上付近は、赤くなっているようだ。

シンセン岩峰群
 
 色付き初めで、綺麗な紅葉はもう少し。
後ろ髪引かれる思いを振り切り降って行く。

氷河の跡
 
 ここからが、岩場で滑りやすい。
晴れ渡って来たので、岩は乾き足元も快調。
山頂のガスが嘘のように、関東平野が晴れ渡っている。
武尊山・白根山・赤城山も見えてきた。
これから登って来る人が、うらやましいなあー。

西黒尾根下山
 
 だんだん山が晴れて来て、名残惜しくて仕方が無い。
30分待てば、きれいな写真が撮れただろうに・・・
何度も山頂を振り返る。

トマノ耳からオキノ耳
トマノ耳

トマノ耳

 霞んでいるがガスが一瞬抜けていった。
ここぞとばかり何枚もシャッターを切る。
今日の写真は、アングルを考えるより数で勝負。
瞬間毎に紅葉の色が変わる。
もっとゆっくり午後まで居られれば良いのだが、3時までに家へ帰る予定なので残念だ。

 紅葉前線は、立ち止まってはくれない。
数日すれば、茶色くあせてしまう。
今日は寒いので、高地では明日霜が降りるだろうか?
赤い色は、おそらく今期の見納めだろう。

オキノ耳   10:30

 まだ時間が早いので人も数人。
自分も時間が早いが、昼食の用意をしながら待つことにする。

カップワンタンに、豚カルビ弁当、いつも同じような物になっている。
 バーナーで暖めると隣の人が好い匂いと覗き込む。
ガスが晴れるのを待っているそうだ。

日が差し込めば、錦秋の万太郎谷だが、ガスが少し抜けた程度では、下の写真のようでした。

ノゾキ  9:47

 一ノ倉沢下は、何とか見えました。
駐車場に車が15台、観光客がこちらを見上げています。
上から覗かれていますよ。
 沢中ほどには、まだ大きな雪渓が残っています。
先週の27日に降った雪は、たちまち解けたようです。
 オキノ耳方向から人がやってきた。
茂倉岳ピストンと言って、紅葉は帰りに期待するそうだ。

日付順山行記録
一ノ倉岳-谷川岳1へ

谷川岳の地図

一ノ倉岳-谷川岳1へ
一ノ倉岳  
標高1,974.2m
(単独) 
谷川岳 オキノ耳
標高1,977m
(単独)
谷川岳 トマノ耳 
標高1,963.2m
(単独)
ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草)
巌剛新道
一ノ倉岳-谷川岳登山で出会った植物  (まちがっていたら教えてください)

谷川岳下山
 
 木曜日なのに、さすが紅葉シーズン登山者が多いですね。
平日来られるのは幸せ物です。
休日の谷川岳は、お祭りの様に賑やかになります。
どうしても天神尾根に集中するので、この時期人混みを避け、他のコースを歩くのも良いですよ。
縦走路は静かです。

谷川岳より西黒尾根へ(巌剛新道) 

トマノ耳   11:20

 両方の、耳の間に1時間弱留まったが、晴れてきたのは群馬側のみ。
万太郎谷が晴れるのは一瞬だ、日が差し込み輝く所までは、なかなかいかない。
 登山者が、ガスが抜けたのでしきりに写真を撮っている。

今年は、色付きが良いと言うが、天気に恵まれないと何をしに来たのか分からなくなってしまう。

 28日に続き、またもや不完全燃焼だ。
28日は、頂上に登る前に万太郎谷よりガスが湧いてきた。
2日の今日は、頂上を降りると晴れるだろうな。
なんとも運の悪いことだろう。

 お昼近くなり続々と登って来るので、凄く名残惜しいが下山しよう。
谷川稜線
紅葉の万太郎谷

オキノ耳へ 
 
 ガスはなかなか晴れず、オキノ耳は見えない。
晴れ渡れば、絶景が待っているのになー!
 一ノ倉沢にヘリコプターが飛んできた。
岩登りで遭難があったのだろうか?
たちまち帰って行きました。 


谷川岳下山
 
 以前冬の子持山で出会った方が、温度計を掘り出し回収していると言う。
温暖化のデータを集めているのでしょうか?

湯檜曽川と白毛門山
一ノ倉より谷川岳へ H20 10月 2日

巌剛新道下山
 
 だいぶ降ると、ゴツゴツした石が多い道になる。
コケが生え、湿って滑りやすい。
先行者が、慎重に降りて行く。

一ノ倉岳下山 
 
 ガスの中、赤や黄色の木々の間を下って行く。
ごそごそと物音が、上から人が降りてきました。
突然ガスの中から人が現れると、びっくりします。 
 いつ晴れるのだろう。
こんなはずでは無かったのに・・・

巌剛新道下山
 
 山頂を振り返ると、どんどん天気は回復傾向。
失敗したか、あと20分辛抱していれば良かったかも。

ザンゲ岩  11:45
 
 ザンゲ岩は、色付き始めたが、西黒尾根の紅葉は来週辺りが見ごろでしょうか。
平日なので降る人は、少ないようだ。

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