中芝新道
ひたすら登るが、虫がすごい。
ブユがまとわり付いて何箇所も刺されてしまった。
虫除けティシュもこれほどいると効果が薄い。。
芝倉沢 8:31
二股に分かれた所を左へ、カーブし、今度は右曲り、そろそろペンキがあるはずなのだが?
登り口は、この先辺りのはずでしたが、30分も登ってしまった→
中芝新道
堅炭岩峰群を左前に見ながら、登山道を登って行く。
ある程度刈り払われているが、道は急坂で岩場の段差も高く、危険箇所はありませんが、やはり一般道とは少し違います。
中芝新道
後ろを振り返りながら登って行く。
奥の笠ヶ岳もガスで見えない。
中芝新道
花の群落はありませんが、所処いろいろな種類の花が咲いている。
この辺のヨツバシオガマは、花の色が薄いなあ。
マイズルソウ・ゴゼンタチバナ・ツマトリソウ・コイワカガミ・コケモモ・ツガザクラ・オノエラン・ウサギギク・タカネニガナ・エチゴキジムシロ・ヤグルマソウ・ナエバキスミレ・ミヤマダイコンソウ・ウラジロヨウラク・ベニサラサドウダン・ハクサンシャクナゲ等種類が沢山です。
一ノ倉岳避難小屋
毎度の事ながら避難小屋を確認。
床が少し痛んでいましたが、緊急避難的に使用できそうです。
以前は、戸がはずれていました。
芝倉沢 8:05
谷川岳には幾つかの沢があります。
ロープウェイのある田尻沢、その奥がマチガ沢、次が有名な一ノ倉沢、その奥が幽ノ沢、この芝倉沢をSカーブ状に半分ほど登って中芝新道に取り付きます。
雪渓登りですけど締まっていて、それほど危険では有りませんが、一般登山道にはなっていません。
この先の泥交じりになっている雪の斜面を横断して先に進みます。
ブナのしずく
幽ノ沢の先には湧き水がありました。
「ブナのしずく」と書いてあります。
冷たくて美味しい水でしたよ。
芝倉沢中程 8:52
取り付き見逃し、先へ進むとシラネアオイが沢山咲いているのでさらに進んでしまいました。
奥には、雪渓が無くなり滝になっていたので、間違いに気付く。
一ノ倉沢駐車場 7:12
駐車場には、曇り空のおかげで車が少ない。 一ノ倉沢の写真を撮り、地元の方が蓬峠まで行くようなので少し一緒に歩きました。
芝倉沢出会 7:59
広い道は此処でお終い。
登山者若しくは、渓流釣りだろうか?バイクが2台停めてある。
斜面が崩壊しているため、沢の方へ迂回する。
奥には芝倉沢が見えている。
新道分岐 7:41
右に下ると新道のJR見張り小屋付近に出る。
蓬峠へ向ったグループは、此処を降りたようだ。
旧道は、健脚者向きとある。
新緑が眩しい! いまごろヤマツツジも所処赤い花を咲かせて満開だ。
所処巡視路があり、JRが送電線の管理に使っている道なので整備されているようだ。
旧道
旧道は、岩が垂直に切り崩してあったり、空積みの石垣積んであったり、
同じ土木屋として開通時の苦労が伺えます。
岩壁には、亡くなった方のレリーフや岩登りの練習の跡が沢山付いていました。
新道分岐 7:20
今日は、お天気の様子を見ていたので、出足が遅い。
平坦な道だけでも速く歩かなければ。
国道291号線、道が広く歩き易い、国策とは言え良くこんな所に道路を開けたものだ。
芝倉沢
下に戻り、取り付き点を探し、 笹の少ない所を登り出す。
昨年笹刈りを行なったと言っていたが、一年でこんなに伸びる物なのか?
どうも笹間の水が流れた所を、間違って登ってしまったようだ。
ハクサンコザクラやウラジロヨウラクが咲いていたので、進んでしまったのが間違いだった。
急斜面に笹薮が覆いかぶさる。 上から降りるのは楽だが、逆向きの笹を握りながら進むのは大変だ。
掻き分けて登るのではなく、笹をロープ代わりに捕まりながら少しずつ登る。
このまま行けば登山道に当たるはずだが、あまりに辛いので進路を左に変更。
上へ進むより、横歩きの方がなんとか楽だ、尾根に出れば登山道のはずなので少しずつ登って行く。
時間が経過しても幾らも進まない。この辺で止そうかと頭をよぎった。
幽ノ沢出会 7:29
一ノ倉尾根をぐるっと回り込むと、幽ノ沢出会だ。
晴れていれば一ノ倉岳が見上げられるのだが、生憎ガスが掛かっている。
水の落ちるコンクリート堰堤を、飛び石伝いに渡るとあまり靴が濡れない。
途中木が倒れていたが、まだまだ道が良い。
芝倉沢
アイゼンを付け、雪渓をどんどん登って行きます。
端と中ほどは、薄くなっている事が多いので、左から少し離れた場所を歩きます。
勾配はきつくないので、楽ですね。
泥交じりの雪で、いつまで残っているのでしょうか?
木が根っこから押し出されていた物もありました。
中芝新道合流 9:41
堅炭岩峰群が見えた、やっと中芝新道に合流!
やったね、諦めなくて良かった。
水とおにぎりを口にし、地図とにらめっこ。
だいぶ時間をロスしてしまった。1時か程か。
一ノ倉岳へ登った後、どちらに進もうか? まあ後で考えましょう。