天神平を後に
高倉山第二リフト手前からネットを跨ぎ、田尻沢コースを降る事にしよう。
私とshigetaさんは、アイゼンからスノーシューに変換。
Jimny-Hikerさんは、そのままワカンを装着。
降り始めると薄紅色の谷川岳が見えて来ました。
天神平 16:00
天神平に到着すると下山者が2組アイゼンを外している。
ロープウェイ駅舎の中は、かなり行列が出来て大混雑。
私達は、ゲレンデをそのまま進みます。
熊穴沢ノ頭避難小屋 14:43
小屋の前には大きなテントが一張りあります。
今夜の泊りは、星空が綺麗でしょうね。
私達も小屋の中で上着を脱いで一休み。
やっと体も暖かくなって来ました。
肩ノ小屋 13:17
薄ら青空が見えたので肩ノ小屋で14:00まで待つ。
悪天候なのにかなりの人数が登っていた。
ロープウェイなら15:00まで待っていても1時間半で降れるが、整備されていないスキーコースの田尻沢を降るつもりなので制限時間である。
トマノ耳 13:02
トマノ耳に居た親子に写真を撮ってもらう。お子さんは8歳だそうですが、以前にも冬の谷川岳や武尊山で会っており只者ではない。
オキノ耳には、トレースが無くこんな日には誰も行かないだろう。
登山者は、山頂に来て写真を撮ったら直ぐにUターンです。凍えてしまいそうなので長居は出来ません。
肩ノ小屋 11:26
肩ノ小屋が薄ら見えて来ました。
装備を解いて小屋に逃げ込みます。
スキーの2人も先に入っていました。
皆さん体から湯気が出ています。
カップラーメンで食事をし天気の回復を待つがどうもだめのようだ。
外に出ると非常に寒くかじかんでアイゼンの紐を通すのがやっとでした。
道路へ出る 17:14
まだ滑走禁止なのにボーダーのシュプールが数本付いていた。
私達は、多少のラッセルを強いられます。
辺りは、だんだん暗くなりけっこう時間がかかってしまいました。
道路に飛び出し装備を外し一安心。
今日は、3人良く頑張りました。
田尻沢コースを降る
急斜面をお二人は、ガンガン降って行く。
私は尻もちをついたり、ビクつきながら後を追う。
ゴンドラからも見られているのだろうな。
でも一人ではないので恥ずかしく有りません。
天神尾根下山
明るくなり白毛門が光って見えました。
冬道の危険個所は、まだ雪が少なく危ないので夏道をまだ使っているようだ。
斜面以外は、しっかりと溝のように踏み固められ高速道路状態です。
この分だと天気が良くなると信じて私達のように、かなりの人数が登ったようでした。
ラッセル隊
先頭の方は、谷川警備隊の方でした。
真っ先に登り、私達を誘導してくれたようです。スキーの方が先に行きますが、埋もれた私達4人で交代ラッセルです。
雪庇の出来る所は、腰まで埋まりかなり難儀しました。
谷川警備隊の方は、さすがに強いです。
夏道を進む
先行者は、上に登らず夏道を進んでいる。冬道を作り尾根に登るには、かなりのラッセルを強いられるのでこのまま付いて行きましょう。
夏道は、右に切れ落ちているので注意が必要だ。
後から来た山スキーの若者2人に追い越される。
天神平 8:49
一番のロープウェイに乗り、天神平に到着。
先月22日には天神平で霧雨が降っていた。今日は小雪が舞っている。
私とshigetaさんは、スノーシュー、Jimny-Hikerさんは、ワカンを装着。一人先にたちまち進んでしまっている方が居た。
天神ザンゲ岩 14:07
全くのホワイトアウトなので前が見えません。
幸いルートが綺麗に踏み固められているので何とか降れます。
後ろの2人を振り返るとニコニコしながら付いて来てくれる。
熊穴沢ノ頭避難小屋 9:52
降って来た単独の方は、熊穴沢ノ頭避難小屋に泊り上を目指したが断念して戻ると言っていた。
先行者が避難小屋で休んでいるので私達も小休止。
先頭の方ががんがんラッセルしているようで追いつけません。
天神尾根下山
かなり降り先行者に追いつく頃になると周りがやっと明るくなって来た。
山頂でもう少し待っていればと少し後悔。
皆さんロープウェイの時間が気になるようで速いです。
俎ー