オキノ耳よりトマノ耳
谷川岳-一ノ倉-茂倉 山歩き 1  H.24 08-14(火)
奥の院先の花達
ヒメシャジン
ウメバチソウ
ノゾキ
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谷川岳-一ノ倉岳-茂倉岳 2

天神平   9:30
 
 朝は、雨が降っていたのでロープウェイに乗るお客さんは少ないようです。
気温は、21℃と涼しいはずだが、蒸し暑さが有ります。

谷川岳  (単独行)
トマノ耳標高1,963.2m
オキノ耳標高1,977m
天気:曇り
山頂気温:22.6℃

山行図

万太郎谷
鎖場
奥の院
オキノ耳よりノゾキへ

オキノ耳  12:10

 
景色が良くない代わりに、花は沢山咲いています。ノコンギク・シラネセンキュウ・シモツケソウ・ハクサンフウロ・ヒメシャジン等色とりどりです。
少しは晴れると思いオキノ耳へ来たが、こちらもガスで周囲の山が全く見えず。
パンをかじっただけで先へ行ってみよう。
トマノ耳山頂
オキノ耳よりトマノ耳
オキノ耳山頂
トマノ耳よりオキノ耳へ
オキノ耳手前の花

オキノ耳とアキノキリンソウ
霞が掛かる肩ノ小屋
肩ノ小屋 11:15

 
今期から肩ノ小屋の管理人は、馬場さんから森下さんに交代しました
中に入り、谷川登頂記念の木札を求め、最近の話を聞くと、8月前半に飲料水が底をつき一時期販売出来なかったとか。
その後、へりで荷揚げしたそうである。
一番暑い時期に水が無くなり困ったでしょう。
谷川の鐘
木札

天神ザンゲ岩  11:02

 ザンゲ岩の上に1人休んで居ました。
この先は、登り難い階段をゆっくり進めば肩ノ小屋が見えて来ます。
右側斜面の草原には、キンコウカの黄色い花が群生していました。

肩ノ小屋
一休みする老夫婦
元気な親子も一休み
天神ザンゲ岩
階段を登る
天狗の留まり場
山頂は、ガスの中。

鎖場

 両親が心配そうに見守る中、鎖場でも子供はスイスイ登って行きます。
さすがに天神尾根、こんな天気でも沢山の登山者がいますね。
ガスが切れればよいのだが。

ノリウツギ咲く登山道

熊穴沢ノ頭避難小屋  10:07

 避難小屋の中で休んでいる人、外で歩き出す人。
この辺りまで来ると先行者をだいぶ追い越して行く。
 牛首-二俣間が崩壊して高巻き出来ず川原を歩くので増水時には、無理と張り紙がある。もちろんヒルもいます。
 避難小屋の先は、急な岩場で4歳の子が恐々降っていました。

熊穴沢ノ頭避難小屋

田尻尾根分岐  9:41
 
 リフトの下には、盛りを過ぎたヨツバヒヨドリが沢山咲いている。滑りやすい木道を辿り田尻尾根分岐に来た。
 朝一番に登り雨のためもう降ってきた人に行き会う。

田尻尾根分岐
ヨツバヒヨドリと夏山リフト
慰霊碑

  お盆休暇なのに、天気が安定しません。
ロープウェイを利用し、昨年と同じようにお手軽縦走コースとしましょう。
雨が降ってくれば、トマノ耳で引き返せばよいのだ。
まあ曇りなら熱中症になるほど暑くも無いでしょう。

 7月29日13時40分頃、茂倉岳下山中に小出高校2年生が体調不良で意識不明となりヘリで搬送されたが、後に亡くなったと新聞に出ていました。
 谷川岳周辺の夏山は、標高が低いのに森林限界も低く日陰がありません。
その上、水場も少なく岩山なので照り返しも有り熱中症の危険が多いのです。
気温が、高くなると予想された場合は、西黒尾根や白毛門等の急傾斜の登山道は登らない方が良いでしょう。


ノゾキ   13:16

 此処までヒメシャジン等、同じように花が多い。
ノゾキの標柱は、毎回移動しているので不思議だな。
一ノ倉沢方向は、全く見えません。
万太郎谷も先は、ガスが巻いているので残念です。
奥の院   12:37

 ガスに巻かれてしまった奥の院周辺にも花が多い。
初夏の花も可愛くて綺麗だが、晩夏の花は何処と無く切なさが漂って来る。
ヒメシャジンもシモツケソウも終盤で、もうウメバチソウが咲いていた。
このウメバチソウで花の季節は、終わりとなる。
草原に咲くキンコウカ
肩ノ小屋入口

慰霊碑駐車場   9:03
 
 谷川ロープウェイ駐車場は、平日でも盆期間中は、500円徴収される。
慰霊碑駐車場に停め、谷川ベースプラザに向かい歩いて行く。
もちろん一ノ倉方面は、交通規制中です。


谷川岳-一ノ倉岳-茂倉岳 2

谷川岳の地図

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奥の院手前の花畑
一ノ倉岳 (単独行)
標高1,974.2m
天気:曇り
山頂気温:28.8℃
茂倉岳 (単独行)
標高1,977.9m

天気:曇り
山頂気温:23.6℃
トマノ耳  11:27

 
本当なら腰を下ろす場所も無いほど混み合うトマノ耳は、お盆休みなのに意外と人が少ない。
やはり朝の天気が悪かったせいだろう。
オキノ耳もがすに隠れ、肩ノ小屋も霞んでいる。
オニギリの昼食を食べたらオキノ耳へ移動。
紫陽花咲く道
谷川岳は、ガスの中
慰霊碑駐車場-10分-ロープウェイ-17分-天神平-37分-熊穴沢避難小屋-27分-天狗の留まり場休息7分-34分-肩ノ小屋休息7分-5分-
トマノ耳
昼食休憩23分
-20分-オキノ耳休憩15分-1時間16分-一ノ倉岳-39分-茂倉岳休息12分-11分-茂倉避難小屋-53分-矢場ノ頭
休息10分-1時間7分-土樽登山口
-33分-土樽駅電車待ち53分18:19=電車9分=18:28)土合駅-16分-慰霊碑駐車場

全歩行工程 8時間39分休憩1時間4分含む(電車待ち乗車含めず)   

天狗の留まり場  10:34

 天狗の留まり場には、岩に付いたミヤマシャジンを写すのが目当てで立ち寄る。
他にもシラネセンキュウ・シモツケソウ・オトギリソウ等が沢山咲いている。
雨の降った後は、花も生き生きしていて一層引き立ちます。

 森林限界も過ぎ、普段なら谷川岳が見えるはずですが、本日はずっとガスの中。
気温は、高くないのに蒸し暑いので気分も萎えてきます。
 老夫婦もゆっくり登るそうで腰を下ろし休んでいる。
「もう少しだからがんばって」と声を掛ける。
本当は、まだ時間が掛かるのですけどね。
元気だった親子も疲れたようだ。
この後、この親子とは谷川岳両耳で一緒になるのである。

熊穴沢避難小屋よりトマノ耳へ

4歳児が降りて来た
谷川ロープウェイ駐車場
谷川岳登山(天神平より) H.24 8月14日
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