天神平らへ
急坂を恐る恐る降る
大会会場
谷川岳を振り返る
Sさんと分かれる

土合駅   14:35

 土合駅に着くとSさんは、20分も前に降りて来たという。
事故は、東尾根と幽ノ沢で起きヘリが往復したとの事。
 自分も遭難や事故に遭わないよう細心の注意をしなければと心に留める。


肩ノ小屋より

 小屋の西にあるこの鐘は、50年以上前、北千住のこまくさ山荘(山道具屋)の旧姓、長谷川勇さんが谷川に幾つか寄贈したようです。
 西黒尾根・天神尾根と書かれたコース標示板も雪が鱗のように付着。

 此処から西を見渡し、万太郎山・仙ノ倉山に続く谷川主稜線を三度歩いた事を思い出し感慨一塩。
群馬側から湧き出すガスが、万太郎谷に流れ落ちる様を見る事が出来るのも脊梁山脈の醍醐味である。
 

天神平  13:59

 避難小屋を過ぎると天神尾根や西黒沢を、滑り降りる人が見えました。
斜面のトラバースや急坂の難所は、大人数のトレースで難なく通過出来ました。
天神平が見えるとその先の急坂が、待ち構える。
先に行く人たちは、戦々恐々と転がらないよう一歩一歩降りて行く。
スノボの大会のため登山者は、危険にさらされてしまいました。
 ロープウェイ山頂駅へ入る前にアイゼンを脱ぎ無事下山出来た喜びに浸る。

田尻沢を降ってきたスキーヤー
難所を乗り越える
スキーヤー・ボーダーへの注意書き
天神尾根を滑る
西黒沢を滑る
天神尾根を滑る
西黒沢を滑る
斜面をトラバース
熊穴沢避難小屋から天神平へ

熊穴沢ノ頭避難小屋  13:12

 Sさんと土合駅で落ち合う約束なので足早に降りて行く。
事故があったのだろうか?ヘリの音がして湯檜曽川沿いに飛んで行った。
 避難小屋では、ボードを背負った人達が休んでいた。

熊穴沢ノ頭避難小屋
天神ザンゲ岩
オジカ沢ノ頭を仰ぐスキーヤー
ラクダノ背

熊穴沢避難小屋へ降る

小出俣山

トマノ耳   12:27

 西黒尾根から登って来たSさんを、肩ノ広場から見つけたので、三度トマノ耳に登り返す。
 午後になってもどんどん人が増えている。
一度滑り降りまたやってくる人がいるのかも?
今日は、天気が良いので100人位登ったかな?

肩ノ広場
賑やかなトマノ耳

俎ー



肩ノ小屋よりトマノ耳へ再度戻る  H.24  3月 4日
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谷川岳の地図

谷川岳1
谷川岳2
谷川岳3
谷川岳 山歩き 4 H.24 03-04(日) (天神尾根コース)
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山域別記録
日付順山行記録
谷川岳1
谷川岳2
谷川岳3
雪庇ですよ
ガス湧く谷川稜線

トマノ耳を後に

 トマノ耳からオキノ耳を見ると雪庇の端に登山者が立っている。
本人は全く判らないと思いますが、こちらから見ているとドキドキ・ハラハラしていました。
 
 Sさんは、やはり西黒尾根を降ると言う。
登りもきつく怖いが、降りはより恐ろしいに違いない。
一生掛かっても私に真似は出来まいに。
 スキーヤーもボーダーも此処から滑り落ちる訳なので恐ろしい事をする人達が沢山いるもんだ。

 私は、天神尾根をゆっくり気をつけて降りましょう。

谷川岳 (単独行)
トマノ耳 標高1,963.2m
天気:晴れ
山頂気温:2.2℃
谷川岳 (単独行)
オキノ耳 標高1,977m
天気:晴れ
山頂気温:5.1℃
ロープウェイに乗る
土合駅

天神尾根を降る

 肩ノ広場を後にすると下の方は、ガスがだんだん濃くなり視界が悪くなって来た。
沼田山岳会の立った赤い旗を、目印に出来るので迷う事は無い。
 西を見ると俎ーとオジカ沢ノ頭が、ガスの上に浮かび上がっている。
手前の中ゴー尾根は、雪庇が連なっている。谷川岳への一般道では、一番厳しいコースである。
下からスキーヤーがシールを付けたスキーで登って来ました。
この勾配でも直登出来るとは凄いもんだ。

天狗の留り場  12:55

 向かって左の西黒尾根を見ながら降ったが、発見出来ずじまい。
もうラクダノ背を過ぎてしまったのかな?
天神ザンゲ岩まで降りて来たが、上から来るスキーヤーはいません。
どうも西黒沢を滑り降りているようである。

天神尾根を降る
天神尾根を降る
救助ヘリ

阿能川岳

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