トマノ耳 11:05
雪庇の左端を通って頂上に到着。
こちらまで来る人は、少ない。
霞んだ景色を眺め、清水峠に目をやる。
残雪タップリの巻機山が、誘っている。
行きたくなるなー。
写真を撮ってもらいゆっくり食事とする。
トマノ耳 10:32
亀裂の入り崩れそうな雪庇の左を登って頂上に到着。
天気は、水蒸気が多く少し濁った青空で遠くまで眺望は利かない。
雪だらけなのに暑く気温が、21.6℃もある。
山頂は、続々と登山者がやってくる。
オキノ耳まで移動するとしよう。
天神峠へ
藪を避け右へ左へと、トレースは勝手に付いている。
雪は緩くなり歩き難いが、斜面を横切るときは、慎重に足を運ぶ。
天神峠が、近くに見えるとゲレンデ脇を降りていく。
ロープウェイ山頂駅 13:02
観光客に長靴を貸し出しています。
往復ロープウェイに乗るのは、久しぶりだな。
この時期初めて谷川岳に登れた喜びに浸りながら、ゴンドラに揺られて行く。
3日白毛門、4日景鶴山、5日谷川岳とゴールデンウィークを十分に使い、山歩き出来た事に感謝します。
ロープウェイ山頂駅 8:12
慰霊碑駐車場に除雪されたスペースがあったので車を留め、私の技量では、この時期の西黒尾根に挑戦できないので、久しぶりにロープウェイに乗る。
スキー・ボードの人、雪見たさの観光客、そして私のような登山者等様々である。
天神平に降りると白銀の別世界だ。
ゲレンデ脇を登る
「登山者は、ロープの外側を登ってください」と書いてある。
お金を落とさない人は、除け者なのだろう。
ここが、急斜面の上、雪が腐って登り難いのである。
急坂を登り上げると谷川岳が、良く来たなと迎えてくれる。
熊穴沢ノ頭避難小屋 12:15
避難小屋を過ぎ、熊穴沢ノ頭の藪を抜けると変わった方が、登って来ました。
気温は、25℃もあるのに、トナカイの被り物を着けています。
「暑いでしょう」と声を掛けるとやはり暑いそうで、ダースベーダーを被って登った事もあるそうだ。了解を得たので載せますね。
谷川下山
降りは楽チン、シートを敷いて尻セードです。暖かいので少しぐらい濡れても大丈夫。
傾斜の緩い所は駆け下る事も出来る。
登りの1/3で降りられる雪山は、これが楽しみです。
夏道が出るとアイゼンを着けているので歩き難いな、でも外さず進みます。
熊穴沢ノ頭避難小屋 9:10
避難小屋は、だいぶ出ていましたけど戸が開きませんでした。
小屋のポールが、埋まる6m程度の積雪があるそうです。
途中で西黒尾根から登った、群馬県警谷川山岳警備隊の方に会い話をすると、最近連続でヘリコプターの出動が有ったそうである。
3日に白毛門で会った馬蹄形の団体さんは、無事下山できただろうか。
小屋の裏では、奥さんを途中に置いて来た男性が休んでいました。
天神尾根を行く
天神尾根も夏道が出た所もありますが、まだ僅かです。
アイゼンを効かせながら、ひたすら雪の斜面を登って行く。
トレースは沢山あっても、連休最終日なので人は少なめ。
天神ザンゲ岩 10:14
天神ザンゲ岩から上は、ロープが張ってあり少しだけ安心感があります。
以前、吾妻耶山から見たこの場所は、アリの行列のように登山者が連なって見えました。
白毛門山
笠ヶ岳
天神尾根を行く
天神尾根をずっと歩くのだが、藪や雪で倒れた木を退けて道は尾根の左右を人それぞれに進んでいくようだ。
熊穴沢ノ頭を過ぎた岩場の降りにロープが有り、此処は慎重になる。
夏と全く様子が違うので、戸惑ってしまう事しきりである。
右の西黒沢の向こうに、3日に登った白毛門や笠ヶ岳が見え、どちらも登れた事を喜ぶ。
花は、マンサクと雪が消えた所にショウジョウバカマが少しだけです。