笠ヶ岳へ
白毛門山から先は、紅葉も一層濃くなって来ました。
草紅葉ももう直ぐ黄金色に輝くでしょう。
写真をパチパチ撮って足の運びも遅くなる。
もう馬蹄形が出来なくても蓬峠から降ればいいでしょう。
登山口から白毛門山へ H.27 9月22日
谷川山系馬蹄形縦走 1 H.27 09-22(火)
笠ヶ岳 7:15
此処までは、コースタイムも上回り順調に歩けました。笠ヶ岳からパノラマ写真を撮る余裕も出来ました。
天神平には、ロープウェイが動き出したばかりなので誰もいない。
蓬峠には、テントが2張り、意外と歩いている人が少ないな。
ジャンクションピーク 9:19
ジャンクションピーク付近は、ドウダンツツジカエデ・ナナカマドの紅葉に包まれています。
逆周りの縦走者とのすれ違いも多くなって来ました。
右の道標には、巻機山と書かれても道は無いのです。
笠ヶ岳より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
白毛門山 6:12
白毛門山頂で「tomoさん」と声が掛かる
。
逆光で顔が良く見えず「どなたでしたっけ」と返事をすると今年の冬、谷川岳で出合ったshigetaさんでした。
やはり今日の天気を期待して登って来られたようで、朝日岳まで行くと言う。
白毛門山 shigetaさん
標高1,720m
天気:晴れ
山頂気温:12.0℃
笠ヶ岳 shigetaさん
標高1,852.1m
天気:晴れ
山頂気温:9.5℃
朝日岳 shigetaさん
標高1,945.2m
天気:晴れ
山頂気温:17.0℃
笠ヶ岳から朝日岳へ
朝日が登る
東の空がだんだんと明るくなって来た。 急傾斜のガレ場は、年々崩落が酷くなり上に有った岩も転げ落ちていた。
すこし明るくなりヘッドランプは要らなくなりました。
谷川岳も見えて来たので調子が出て来ました。
七ッ小屋山 (単独行)
標高1,674.7m
天気:晴れ
山頂気温:15.8℃
武能岳 (単独行)
標高1,759.6m
天気:晴れ
山頂気温:16.9℃
茂倉岳 (単独行)
標高1,977.9m
天気:晴れ
山頂気温:14.7℃
土合 登山口 3:35
シルバーウィークなのに車は少ない。
19・20日と谷川岳の天気は良くなかったようだ。
予定より30分遅れたがヘッドランプを点け出発。
馬蹄形概念図を見て気合いを入れます。
東黒沢の橋は穴が開きつまづく所でした。
一ノ倉岳 (単独行)
標高1,974.1m
天気:晴れ
山頂気温:13.8℃
谷川岳 (単独行)
オキノ耳標高1,977m
天気:晴れ
山頂気温:12.0℃
谷川岳 (単独行)
トマノ耳標高1,963.2m
天気:晴れ
山頂気温:13.5℃
朝日岳 8:27
朝日岳山頂に犬がいました。
飼い主は、ペルーの方でマイナーな朝日岳へペットと一緒になぜ来たのだろうと2人で疑問に思いました。
軽く食事を摂ってshigetaさんとお別れ。
「この時間で馬蹄形が出来ますか」と聞かれたが、駄目なら蓬峠から降りると返事をして置いた。
白毛門山へ
山頂手前は、急坂となる。
岩が崩れている箇所は、年毎に崩壊が大きくなり、大きな岩も来年には下まで転げ落ちて行くだろう。
期待した谷川岳のモルゲンロートは、殆ど見られず残念至極。
先行者は、とっくに白毛門を越えて行っただろうな。
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です)
土合駐車場 -1時間45分-松ノ木沢の頭軽食休憩9分-43分-白毛門山頂休憩20分-43分-笠ヶ岳山頂休憩11分-1時間1分-朝日岳山頂
軽食休憩14分-1時間55分-清水峠-50分-七ッ小屋山軽食休憩10分-34分-蓬峠-44分-武能岳山頂軽食休憩12分-1時間24分-
茂倉岳山頂軽食休憩14分-16分-一ノ倉岳山頂-59分-谷川岳オキノ耳休憩3分-18分-谷川岳トマノ耳軽食休憩3分-42分-巌剛分岐
-1時間12分-巌剛新道登山口-18分-西黒尾根登山口-22分-土合駐車場 全歩行工程 15時間34分休憩1時間34分含む
ジャンクションピークへ
ジャンクションピークまでも紅葉の中をあるいいて行く。
下にはこれから向かう清水峠が見える。
尾瀬の山や越後駒ヶ岳・中ノ岳も意外と近い。
どんどん進みが遅くなるのが気になる所です。
白毛門山から笠ヶ岳へ
松ノ木沢ノ頭 5:20
松ノ木沢ノ頭では、まだ日が登らないので谷川岳もはっきりしません。
ここでたまらず小休止。
サンドイッチを食べ腹を満たす。
なんか今日は、やる気が出ません。
筋肉痛を押して登ったのが悪かったのです。
谷川馬蹄形縦走、コースタイムにして約17時間、一日で歩き切るためには、体力・気力・天候の3つが揃わなければ達成出来ません。
5度目の馬蹄形縦走はこれで5度目である。昨年に続き左周りで白毛門からです。
昨日まで3日連続で稲刈りだったため疲れは、かなりピーク状態である。
山頂付近の紅葉も良さそうだし、なんといっても22日は高気圧がすっぽり覆いお天気が最高のようだ。
日の長い季節に縦走するのが本筋でしょうが、秋は涼しく快適に歩け水分補給も少なくて済む。
昨年は、13時間台で歩けたので早めに出れば明るいうちに下山出来ると高をくくっていましが、結果は、甘くは有りませんでした。
食料は、おにぎり1個、菓子パン・サンドイッチ等5つ、カロリーメイト1箱、飴・みかん・バナナ。
水分は、緑茶2本、コーラ2本、水1本、あとは朝日岳の水場で3本補給。
7月20日にみなかみ町は、集中豪雨に見舞われ、土合‐湯檜曽間のR291に土砂が押し出し一時観光客等が孤立しました。
谷川ロープウェイも被害を受け、ロープウェイは8月12日まで運休、天神リフトは8月18日まで運休。
現在も田尻尾根の下部は大雨により橋が崩落して通行できません。
宝川分岐 8:44
朝日ヶ原を宝川方向に降る事2分弱、水場でペットボトル3本補給。
少し登って振り向くと朝日ヶ原は草紅葉、西斜面は紅葉に染まり錦が広がる。
谷川岳と違い人も非常に少なくゆっくりと時間が流れるようだ。
馬蹄形挑戦中には、目の毒である。
朝日岳よりジャンクションピークへ
朝日岳より360度 パノラマ クリックすると大きくなります。
朝日岳へ
朝日岳へ向かうと稜線北側の紅葉が素晴らしい。
朝より午後の方が光が当たり色鮮やかになるだろうな。
今年は例年より早いみたいです。
shigetaさんも感動気味。
谷川岳も期待できそうです。
小烏帽子へ
雪の有る時は良くお世話になる笠ヶ岳避難小屋を見て鞍部へと降る。
鞍部の黄色く枯れた場所は、7月中旬ニッコウキスゲの群落となる。
小烏帽子から振り返った笠ヶ岳の姿が自分ではとてもお気に入りの風景です。
南半分は、緑の笹原。北半分は紅葉。
笠ヶ岳へ
笠ヶ岳へと登山道は上下しながら伸びている。
紅葉と谷川岳を撮影しながら進んで行く。
鞍部から笠ヶ岳までは、笹原の急登なので単調になり気味ですけど2人で話をしながらですといつの間にか頂上に近づいていました。
ヒノキのうろ 4:31
まっ暗な中、後続者が迫り追い抜いて行く。
白毛門まで2時間を目安だと言っていた。自分には、とても出来ません。
気温は低いが汗が出るので半袖シャツ一枚で急坂を登ります。