仙ノ倉山
苗場山
大源太山
武能岳を降る
武能岳から笹平へと、一度に200mも下りまた380m以上も登り返す。馬蹄形最大の試練が待っている。
何度も歩いた芝倉沢の雪渓と中芝新道を見下ろし気分を高揚させる。
気温も上がり暑さも体から塩が噴出す程である。
茂倉岳
万太郎山
エビス大黒ノ頭
平標山
土樽P
蓬峠 11:57
茶色く塗り替えられた蓬ヒュッテは色が剥げ落ち黄色とのまだら模様だ。
馬蹄形に失敗して何度蓬新道を失意で下ったことだろう。
H19.
07.27 H22.
06.06
まだ12時前なので今回は、余裕である。でも念のため休まず進もう。
谷川岳
一ノ倉岳
清水峠を後に
水場から清水峠へ戻ると謙信尾根を登って来た人が3人いた。
自分は、笹の茂る急坂をゆっくり登って行く。
登りに体が切り替わるまでに時間が掛かる。
一ノ倉岳
七ッ小屋山 11:18
残雪があっても先行者の踏み跡のステップがしっかりしているので登り易い。
大源太山分岐で右に行き大源太山を確かめたかったが、時間がもったいないので七ッ小屋山へ向かう。
七ッ小屋山頂では、大源太からの周回が4人と先行のおじさんが休んでいた。私は写真を撮っただけで先を急ぐ。
冬路ノ頭 10:45
清水峠を振り返り登って行くと小屋跡が有りました。
冬路ノ頭まで来ると前に2人歩いているのが見えてもなかなか距離が縮まらない。
足元のナエバキスミレやキジムシロを撮っていると、また離されて行く。
大源太山
武能岳
お花畑へ
笹平から登り出し、道は蛇紋岩地帯に変化して行く。
大岩の影には、ハクサンイチゲ・ユキワリソウ・ジョウエツキバナノコマノツメ・ヤマオダマキ等人知れず花が咲いている。
何度も通った道は、花のポイントも一つ一つチェックして行くので前に進まない。
おじさんに抜かされ、もう一人の最終縦走者にも抜かされ完全にビリです。
七ッ小屋山
ジャンクションピーク
朝日岳
笠ヶ岳
大烏帽子
錫ヶ岳
日光白根山
清水峠 10:11
白崩避難小屋やJR管理棟付近には人が居ない。縦走者は、休まず清水峠を登っているのだろうか。
私は追いかけるのを諦め、旧国道を土合方向に進んで行く。
気温が25℃位まで上がり、水分の残りが2リットルでは、縦走出来ないのでどうしても補給しなければならない。
夏場に水を汲んだ時には、土の混じった水がちょろちょろ流れるだけでしたけど、今は雪が残っているので大丈夫だろう。
残雪を恐る恐る横切り、4分程で沢に着くと水がどんどん流れ出している。
冷たくて美味い、腰を下ろしジャムパンとチーズを食す。食べながら1リットルも飲んで0.7リットル補給する。
これで気持を切り替え登りに掛かれる。
茂倉岳山頂 14:45
花を撮っていたのでだいぶ時間をロスしてしまった。
茂倉岳山頂には、疲れきった様子でおじさんはぐったりしていた。聞く所によると還暦で前に馬蹄形をやった時より1時間以上遅れていると話していた。
最終の人は、ロープウェイに間に合うかもと直ぐ行ってしまった。
岩の右を巻く
大きな岩場を右に巻けば茂倉岳は、近くです。
此処は、ヒメイワカガミ・ツガザクラ・ハクサンイチゲが岩に張り付き咲いている。
雪が溶けたばかりであろうシラネアオイも2輪咲いていた。
もう疲れはピークに達している。
小沢岳
割引岳
巻機山
武能岳 12:40
武能岳への登りでおじさんをまた追い抜いた。
七ッ小屋山-蓬峠間が楽な道だったので登りがきつかった。
遅いお昼として少し休息を取ろう。
オニギリ・菓子パン・コーラ・水とたっぷり食べた所でまた追いつかれました。
蓬峠 土合分岐 12:03
路の両側に、ミヤマキンポウゲがずらりと咲き並んでいる姿は圧巻される。
直ぐに土合に降る分岐で、こちらもまた馬蹄形に失敗して下った道である。
H18.
08.31 H23.
07.23
謙信ゆかりの道分岐 11:49
なだらかな路脇にハクサンチドリが点々と咲いている。ヨツバシオガマも有りました。
この時期、まだ笹は足元を隠すほど茂ってはいないので歩き易い。
謙信ゆかりの道を右に見ると蓬峠はもう直ぐだ。
冬路ノ頭
大烏帽子
白毛門山
笠ヶ岳
朝日岳
ジャンクションピーク
大烏帽子山
七ッ小屋山
七ッ小屋山
仙ノ倉山
清水峠
小湿原 11:28
七ッ小屋山へ登る人下る人、人の往来が多い。
少し下ると小湿原で木道脇にタテヤマリンドウ、ツマトリソウ等の小さな花が咲く。
モウセンゴケの花は、これからだろう。
もたもたしていると、また縦走のおじさんに抜かされた。
白毛門山