ホツツジと中ノ岳の山容
ホツツジとシシ岩
八合目
八合目   9:18

 ミヤマホツツジが咲く登山道が美しい。
リンドウが咲き、足元はアカモノの実が散りばめられて、秋は既に始まった。
道は、奥利根源流の山らしく笹原がずっと続いている。
良く刈り払いされて歩きやすい道は、沢山の登山者が来ても大丈夫だ。
山肌から流れ落ちる滝
澱んだ淵
利根川水源の碑
V字渓谷の林道
丹後山-大水上山歩き-1  H21 08-23
稜線分岐から振り返る
山域別記録
日付順山行記録
丹後山-大水上山歩き-2
本谷山
平ヶ岳
日光白根山
丹後山と避難小屋
山歩き行程 (写真を撮りながらなのであくまで参考です。)
十字峡駐車場-34分-丹後山登山口-40分-二合目-1時間21分-
六合目手前(ジャコ平?)休憩7分-54分-丹後山避難小屋休憩11分-54分-
大水上山
昼食休憩36分-34分-丹後山-9分-水場分岐付近散策17分-35分-六合目-47分-三合目休憩9分-53分-丹後山登山口-39分-
十字峡駐車場     歩行全工程(休憩1時間20分含む) 9時間20分   
大水上山
中ノ岳
荒沢岳
丹後山避難小屋   9:42

 笹原を進むと大きな避難小屋が見えてきた。
一番奥の高い山が中ノ岳で、見ているとあそこまで行きたくなる。
避難小屋には、さっき降りて行った人と同じように中ノ岳避難小屋に泊まった人が休憩していました。
避難小屋は、立派な2階建てで40人も泊まれ、ポリタンクに雨水が溜まっていた。さすがに水は煮沸が必要だ。
避難小屋
花の向こうに中ノ岳
四合目
四合目   8:14

 登り上げた所が四合目、ここまでも急坂だ。丹後山の平らな山頂も見え、中ノ岳も近づいた。
気温は少し下がったが、汗でタオルは濡れ急坂は依然として続く。
二合目
朝日と中ノ岳
二合目   7:20

 登山口から二合目までは、うんざりするほどに急登ばかりだ。
二合目の少し先に見晴らしの良い場所が有り、中ノ岳を中心とした稜線がよく見える。
汗びっしょりの体を鞭打つように20.3℃と気温が上昇してきた。
まだ早い時間だが下山者が1人、丹後山避難小屋に泊まったそうだ。
ブナ林の下には、まだミヤマホツツジが花盛り。
一合目   6:57

 白御影石で出来た一合目の表石が有り、鉄砲平という場所だ。玉村の人達が、一休みしているうちにまだ一合目なのでお先へ失礼する。
ニッコウキスゲの群落
シラネセンキュウの群落
大水上山へ

 遠くを見ると巻機山山頂のガスが取れ、広い山容が見えてきた。
越後駒ヶ岳も中ノ岳の左側に現れた。いつか登りたい山々だ。
朝通って来た三国川ダムが良く見え、越後平野の端が見えて、標高の低い場所から一気に登った事が良く判る光景です。
右下の奥利根最深部の沢には、遅くまで雪が残っていたのであろう、ニッコウキスゲの花畑が広がって、近寄れないのが残念な程だ。
キスゲの他にも、コバイケイソウ・シラネセンキュウ・ハクサンフウロ・オニアザミ等も咲き誇っているようだ。
この次は、もう少し早い時期に登ってみよう。
トリカブトと中ノ岳
笹原の向こうに越後三山
標識の向こうは大水上山
丹後山より360°パノラマ クリックすると大きくなります。
丹後山より利根川水源の碑へ

丹後山頂   9:55

 避難小屋から目と鼻の先である。腰まである笹原の中に山頂は有りました。
苦労して登った割りに平坦な山に少しだけ気が抜けてしまった。
山名板は取れていたが、代わりに小さなプレートが付いていた。
他にも御影石に丹後山と刻んで有りました。
平たい山の割りに遮るものが無く、眺めは良い。さあ大水上山だ。
稜線分岐   9:36

 上越国境稜線に着いた。此処が九合目となる。
表示板には、左に丹後山、直進が水場、右は巻機山とある。
巻機山へは、下の写真のように笹原だけで道は無い。
水場は、帰りに余裕があれば確かめるとしよう。
左に折れ、広く刈り払われた道を登って行く。
丹後山から中ノ岳避難小屋泊で来た人が降りてきた。
中ノ岳からここまで3時間と言っていたが、健脚な人だ。
笹茂る急坂
七合目
七合目   9:06

 笹の茂った鬱陶しい坂道を抜けると、気持の良い稜線となった。
七合目の先に見えるのは、シシ岩だろう。
ここまで登るともう頂上までは楽勝だろう。
森林限界を超えた所で、風が吹きぬけ涼しくなって来た。
天気は雲ったおかげで暑さから開放されている。
五合目
六合目手前の休息場所
六合目
六合目   8:51

 六合目手前の登り上げた所で、たまらず小休止。
ザックを下ろし石に腰掛ておにぎりと水分を補給し、周りを眺める。
ここが地図にあるジャコ平だろうか?
奥に見える平らな山容は、丹後山から大水上山の稜線だろう。山頂は、なだらかなのに登山道は、とても急である。
 六合目は、坂の途中に有り、木々は低くなり笹が増えて来た。
大水上山から丹後山への稜線
登山道のミヤマホツツジ
大きな五葉松
三合目
丹後山登山口より丹後山へ

林道を行く

 左側に三国川の渓谷美を眺めながら林道を歩いていく。
道は長いが、深山幽谷で山肌を伝う滝有り淵ありで飽きない眺めである。
右には所々沢から流れ落ちている水もあるので、帰りに喉を潤すのも良いであろう。
利根川源流の雪渓
十字峡先駐車場   6:06

 駐車場には、渓流釣りの人もいるだろうが車が既に6台ほど止まっていた。
山側に停めると落石の危険があるので、私の車でほぼ満車状態です。玉村から来た2人が、一足先に林道を歩き始めた。
丹後山へは、急坂と聞くので、林道を歩くのも足慣らしで良いだろう。
三角雪渓拡大
十字峡先駐車場より丹後山登山口へ H21 8月23日
笹深い登山路
利根川水源の碑   10:34

 刈り払われた道は終わり、踏み跡は有るが笹薮を漕いで進む事になった。
蛇紋岩の利根川水源の碑が現れ、この右下が、流域面積日本一の最も先端の沢なのだ。
水源の碑の下には先週平ヶ岳から見られた、三角雪渓は何とか溶けずに残っていました。
巻機山

本谷山

越後沢山

五合目   8:34

 五合目は日陰の平坦な所だ。
丹後山の平らな山頂も見え、中ノ岳も近づいた。
気温は少し下がったが、汗でタオルは濡れ急坂は依然として続く。

大水上山へ

 笹原の中にも秋の花が咲いている。
山のガスが取れ越後三山がはっきり見えてきた。
壊れかけた案内板には、巻機山が書いてあるので以前は刈り払いが行われたのかな?
大水上山までは、ゆったりした道が続く。
山行図

 朝4時半に起き、関越高速で六日町まで来た。コンビニに寄り、ざるそばにパンを買い求め、天気を伺う。
雲の掛かった八海山と迷った挙句、天気が少しは良さそうな丹後山に登山を決定し、三国川(サグリ)沿いに十字峡まで車を走らせる。
十字峡トンネルを抜けて左に曲がると、既に6台駐車している。
出来れば中ノ岳を巡りたいと思っていたが、もう6時過ぎているので今回は、時間的に無理になってしまいました。
 利根川源流の大水上山・丹後山は、先週登った平ヶ岳から丹後山避難小屋も見えたので、源流の雪渓はまだ残っているだろうか?
丹後山-大水上山歩き-2

丹後山の地図

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三合目   7:48

 二合目と、三合目の間は、中ノ岳を眺めながら傾斜が緩く楽が出来た。
丹後山  (単独行)
標高1,808.6m 
天気:曇り
山頂気温:17.8℃
大水上山  (単独行)
標高1,831m 
天気:曇時々晴
山頂気温:19.5℃
巻機山
三国川ダム
越後駒ヶ岳
丹後山への笹原
丹後山登山口   6:40

 栃ノ木橋手前で川は二手に分かれ、橋を渡ると左に山道が見えるが、登山口とは違う。
少し進むと丹後山登山口の表示が現れた。レリーフの埋め込まれた石碑が有り古くから登られてきた事が伺える。
 林道は、まだ先に続き発電所の取水口があるようで、この道を行くと本谷山にも登れる。
栃ノ木橋手前
丹後山登山口

会津駒ヶ岳

燧ヶ岳

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