鎖場から鞍部へ
鎖場を下りてほっとしていると、Sさんから危ないから気を抜かないでと声が掛かる。
その通りで、こんな時に事故が起きる物だ。
鞍部へ坂を下って行く。
鞍部から降る
Sさんは先に行く、急坂を降りて行くと枝分かれした木にキャッチされた岩が有りました。
上手く捕まえたものだな。
もしこんなのが落ちてきたらひとたまりもないぞ。
木々の隙間から夕日を浴びながら降りて行く。
雌岳山頂 16:04
鞍部から雌岳を目指し進んでいくと、通り過ぎて展望台方向に向かってしまいました。
少し戻り雌岳へ登る。雄岳ほどではないがこちらも怖い。
枝に、よく目にするプラスチックの山名板が付いていた。
雄岳に目をやると、立派な岩がそそり立つ。
あの陰になっている窪みに鎖があり登っていったのだ。
鎖場を降る 15:38
下を覗きこむと足がすくんで来る。
狭い隙間から体を下ろし、足場にする石の突起を探す。
中段でザックを回収するとミョウギイワザクラの蕾がありました。
高岩 雄岳 15:22
山頂に到着。気温は、19.2℃もあるけど震えて下が見られません。
Sさんは、岩の上に乗り万歳ポーズ、私は掴まる物がないと動けませんでした。
恐る恐る下を覗くと、碓氷軽井沢ICが見下ろせます。
パチパチとパノラマ写真を撮り、すぐさま退散。
でも帰りの鎖が、待っていると思うと気が気ではではありません。
駐車箇所 14:32
遠くから高岩を見ると、私ではとても登れそうもない山に見える。
道は、広くないのでコンクリート舗装の坂に駐車しました。
Sさんに、根元まで行って怖ければ引き返しましょうと言われ付いていく事に。
駐車箇所 16:38
車が見えました。
スリルのあった高岩だった事。
おそらくここにまた来る事は、無いだろうな。
今日は、横川でSLを撮ってから来たのだけれど、もう返しは発車した後なのでゆっくり帰りましょう。
鎖場 15:06
鞍部から坂進み、岩中段のテラスを過ぎ簡単な鎖を登ると、Sさんが待ち構えていました。
岩の上から滴り下りる水滴の先には、氷柱が崩れ落ちていた。朝は冷えていたからな。
自分が先に鎖を登り、見本を示すから判断して、無理なら登らなくて良いと言う。
さすが、岩登りも冬山もするSさんである、すいすい登ってしまった。
私も挑戦してみるものの、オバーハングしていてなかなか上手く登れない。
何とか1本乗り切り、次に取り掛かるとどうしても上に進めないのだ。
チムニー状の狭い岩場は、背中のザックが邪魔をしてバランスが取れないのだ。
ザックを下ろし途中に置いて行く。今度は何とか登れそうで、コツが必要な岩場のようだ。
鞍部 15:00
急坂を登り詰め鞍部に着きました。
芽吹き前の林では、横からの日差しが眩しい。
左が雌岳、右が雄岳、雄岳の方から声が掛かるのでそちらに向かいます。
鞍部へ
大岩の中に古い祠が有りました。
祠の右を抜け、荒れた山道をどんどん登る。
Sさんは、先に行ってしまった。
枯葉で道が不明瞭であるが、所々石に黄色いペンキでマークが付けてある。