エビス大黒ノ頭 11:56
山頂手前のピークを越え、エビス大黒ノ頭へ到着。やはり遠かった。
虫ばかり多い山頂は、景色が全く見えません。
パンとオニギリの昼食を摂り、しばし休むがまったくガスが晴れてきません。
景色は諦め下山します。
仙ノ倉山へ
お花畑を過ぎ、小ピークを一つ越える。
花の種類は、少なくなり目立つ物はハクサンイチゲ・ミネザクラ・シャクナゲ位でしょうか。
肩ノ小屋より10,000mとある東芝ランプの標識は、谷川縦走路で起きた遭難を繰り返さないために立てられたそうです。
赤城さんは、長距離を歩いて来たと思えないほど元気に歩いて行く。
木製階段が続く仙ノ倉山を見て赤城さん曰く、仙ノ倉神社の参道の様だとか。
写真を撮るうちにどんどん抜かされ、人が増えてきました。
急な階段の周りは、ハクサンイチゲが取り囲み疲れた登山者の息抜きでしょう。
元橋駐車場 16:53
16:42、4分遅れでバスがやって来た。
たった5分の乗車、歩けば1時間だ。
元橋で降り、駐車場まで歩く。
だいぶ少なくなったが、舗装路以外の広場まで車が止めてある。
料金徴収係りの人に聞くと、150台も来たと言う。
今日は、いったい何人登ったんだい!
平標山 お花畑を後に
このご夫婦は、山の家で幕営だそうです。
明日もまた、花を見られて幸せですね。
私はガスに巻かれたお花畑を後にする。
平標山 お花畑
お花畑もガスに巻かれてしまいました。
赤城さんとお花畑で会い、またお花畑別れました。
私は、折角なので人の少なくなった花園をゆっくり撮影します。
でも三脚が無いので、暗くて苦労しました。
仙ノ倉山を降る
赤城さんの下りるのは速い。
目的の場所まで一目散に行ってしまいます。
仙ノ倉山頂 13:10
あれほど賑わった仙ノ倉山も、まだこんな時間なのに数人しかいない。
気温は、19℃と下がり暑さは和らいできた。
この梅雨空では、雨が降らないだけで良しとするか。
仙ノ倉山に戻る
金山沢下には、雪渓が残っていた。
向こうに見える大源太山を降り川古温泉を目指した事もあったけ。仙ノ倉山への急登も2人で登ればそれほど苦にならない。
エビス大黒ノ頭を降りる
ガスの中を降る。
これからまだエビス大黒ノ頭に登る若者もやって来た。
降りるのは良いが、再び登るのは辛いものがある。
エビス大黒避難小屋 11:25
急坂をぐんぐんエビス大黒避難小屋まで降りて来ました。
仙ノ倉山の混雑を嫌い、私達のようにこちらへ来る人も多少見かけます。
ガスが一瞬抜け、万太郎山が顔を覗かせた。
縦走路には、花が多いハクサンイチゲは元より、ハクサンコザクラ・ヒメイワカガミ・コメバツガザクラ・アズマシャクナゲ・オオカメノキ・ミネザクラ等多種である。
鞍部まで降りると急な岩場を登り、その先のエビス大黒頂上を目指す。
堂々として独立峰と言っても良いほどですが、エビス大黒ノ頭と呼んで、2つのピークのうちどちらがエビスで大黒なのか?
山頂に近付くと、どんどんガスが濃くなってくる。
万太郎山
エビス大黒ノ頭
仙ノ倉山頂 10:49
おおー、仙ノ倉山頂には、30人程の登山者がひしめき合っていました。
この山でこれだけの人数を見たのは、初めての事です。
花で人気の山になって来たので、魅力があるのでしょう。
いったい今日は、どの位の人数が入り込んだのやら。
あまりの賑やかさで、スルーしてもう少し先に行きましょう。
そして、赤城さんと相談しエビス大黒まで行く事にしました。
仙ノ倉山を降る
山の東斜面は、ハクサンイチゲの群落で、道から北へ反れた所にシラネアオイが固まっていた。
11人の団体が、縦走最後の難関を登って来ました。